「愛之助は、紀香の庇護者である芸能界のドンと呼ばれる人物にも挨拶を済ませた。一方の紀香も、結婚を許してもらう条件として一時、噂となった政治活動から身を引いたんです」(芸能記者)
さらにこんな密約も交わされている。
「芸能界のドンに対し、披露宴中継権を全て託している。日テレやテレ朝、TBS、フジテレビの順番でオファーを掛けているそうです」(テレビ関係者)
愛之助の勢いは仕事面においても同様だ。バラエティー番組からの出演依頼が捌き切れないほど殺到しているというのだ。
「明石家さんまやタモリといった大御所からの指名です。年内のスケジュールは全部埋まってしまったという話。とにかく芸能界でものすごい人気です」(同)
さらに驚くのは、あの伝説のドラマに出演すること。再来年1月からの放送が内定したドラマ『半沢直樹〜シーズン2』(TBS系)に、主演の堺雅人と並ぶ重要なキーマンとしてキャスティングされたというのだ。
「本来なら1日も早く堺を稼働させてPRしたいが、来年1年間、NHK大河ドラマ『真田丸』に拘束されているため、物理的に不可能になってしまったんです」(テレビ制作会社)
TBSの番組スタッフが思案した結果、思いついたのが愛之助の重用だ。ブームを再起させるための最終兵器として、来年10月に、愛之助を主人公にしたドラマ『半沢直樹』のスピンオフ版が放送されるという。
「国税局エリートとして登場した愛之助扮する黒崎駿一金融庁検査官を主人公に、ドラマを制作する。もちろん、あのオネエキャラと金玉鷲掴みシーンも登場。この特番ドラマには、お馴染みとなった和田暁役の香川照之、浅野匡役の石丸幹二、江島浩役の宮川一朗太、他にも及川光博、手塚とおるなど、芸達者な役者が皆、勢ぞろいすることになる」(TBS関係者)
制作費には、3億円を費やすというからTBSの気合っぷりが伝わってくる。
「愛之助のギャラが500万円。他にも香川照之が400万円と、今回、人気役者を高額な出演料で釣って、集めたようなものです。海外ロケも想定している。それと、これは超サプライズですが、堺がワンカットだけ登場する。出向先の証券会社で親友の及川の電話に出るシーンです」(同)
TBSが求める高額出演料の見返りは、20%超えの視聴率倍返しだけか!?