板東英二の「脱税事件」が大手芸能プロへ波及？ 近づいた完全引退の日

　板東英二の「脱税事件」が思わぬ方向へと進んでいきそうだ。
　今回の事件で注目を集めているのが、大手芸能プロ『A』との関連。
　「板東はこの『A』と業務提携しており、ここからもギャラなどが支払われていた。国税はそこを洗いたい。関係はかなり深く、板東が今回の事件でレギュラー番組などに出られないときは、『A』からタレントが代理で出ていました」(スポーツ紙記者)

　板東の個人事務所『オフィスメイ・ワーク』(名古屋市)が狙われたのは昨年暮れ。2011年8月期までの7年間で、約7500万円の申告漏れを指摘されていた。
　当然ながらこの『A』も狙われて当然で、今後本格的な税務調査を受けるとみられている。
　「『A』は、美人女優ばかりが所属する事務所で知られ、芸能界では右肩上がりの勢いがある。そのなかにポツンと男性タレントの板東が在籍していたので余計目立った」(芸能界事情通)

　昨年初めから、板東に関して脱税の噂は出ていた。バラエティー番組などで1万円札を雑に扱い、ときには配っていたことがあった。いかにも金があると自慢しているようなものだ。
　「板東はビニール袋の中に押し込んだ万札を、無造作に後輩の芸人に配るのを芸にしていた。プロデューサーもある程度、板東の金銭癖がわかっていてわざとやらせていたところがあった。国税は“これはくさい”とにらんでいたようです」(国税関係者)

　今後『A』は、板東との業務提携を破棄するという。
　「いくら付き合いが長いといっても、本人の“脱税”でとばっちりを受けるのはマイナス要因。レギュラーもゼロになる見込みで、契約している意味がありません」(前出・芸能界事情通)

　板東が芸能界から完全に消える日が近づいた。