ワールドカップ出場国決定、相次いだ強豪国の敗退

スポーツ 2017年11月16日 22時10分

ワールドカップ出場国決定、相次いだ強豪国の敗退

 来年開催されるサッカーワールドカップロシア大会の出場全32か国が出揃った。前回大会優勝のドイツ、準優勝のアルゼンチン、サッカー王国ブラジルといった常連国、アジアからは我が日本も出場が決まっている中、イタリアの60年ぶりとなる予選敗退が大きな話題を呼んでいる。さらに、他にも各大陸において有力とみられていた常連国が姿を消している。

■世界各予選で波乱
 イタリア対スウェーデンのプレーオフ第二戦、両チームとも無得点のまま迎えた後半ロスタイム。勝利以外敗退決定するイタリアのコーナーキックで二度に渡り、39歳のGKブッフォンが相手ゴール前まで駆け上がり、ゴールを奪うべく、悲壮感に包まれながらボールに喰らいつく姿をみせた。結果はゴールならず、1958年大会以来となる予選敗退となったものの、アズーリ(青)軍団としての執念が伝わってくるシーンだった。

 欧州予選では他にも、2010年南アフリカ大会準優勝、前回のブラジル大会でも3位だったオランダも予選で姿を消した。優勝4度を誇るイタリアのプレーオフでの敗北、そして、70年代にも準優勝2回があるサッカー強国・オランダの予選敗退は、何れも大波乱と言ってもいいだろう。

 北中米・カリブ海地域では、アメリカも本大会への出場を逃し、涙をのんだ。メキシコとともに同地域での常連国として、1990年イタリア大会から7大会続いてきた連続出場記録も、ここで途絶える結果となってしまった。さらに、アフリカ大陸でも、7回出場、ベスト8の実績もあるカメルーン、また、前回大会では初戦で日本が逆転負けを喫したコートジボアールもロシアの地を踏むことはならなかった。

■日本は連続出場を果たすも…
 翻って、アジアから6大会連続(日韓共催含む)出場となる日本は、最終予選初戦に敗れる最悪のスタートを切ったものの、若手の台頭もあり、終わってみればグループ一位でロシアへの切符を掴んだ。だが、先日の欧州遠征でのブラジル、ベルギーとの親善試合では、二試合とも力の差を見せつけられる結果に終わり、本大会に向け大いに不安を残している。
特に、ブラジルとの試合では、得点差以上の実力の違いを突き付けられた感もあり、日本がアジア地区からW杯連続出場を果たしている裏で、各大陸において世界的な強豪国が出場を逃している現実を踏まえると、親善試合で見え隠れした「胸を借りる立場」というメンタリティは、一刻も早く捨てなければならない。

 我々、日本のサポーター、サッカーファンも含め、W杯に参加できる資格を持つという意味をもう一度見つめなおす必要があるだろう。4度の優勝経験があるイタリアでさえも出場が叶わなかったという、サッカーの持つ残酷さとともに。

(佐藤文孝)

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