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中華圏進出、今度は成功するか 俳優・キムタクの“黒歴史”だった映画『2046』

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 元SMAPで俳優の木村拓哉が22日、都内で「LEVI’S ENGINEERED JEANS」の新CM発表会に、共演する、中国人歌手フェイ・ウォンの娘でミュージシャンのリア・ドウとともに出席したことを、各スポーツ紙が報じている。

 各紙によると、木村は99年にも同商品の広告に起用されたそうで、「20年近い時を経て、もう一度自分が参加させていただくことに喜びを感じています」としみじみ。

 リアの母であるフェイ・ウォンとは04年に映画「2046」で共演しており、「リアさんのお母さんと映画『2046』でご一緒させていただいて、自分の中で勝手にストーリーを感じていました」と感慨深げだったという。

「キムタクはすでに台湾に乗り込んでイベントに出席しているが、リアとの共演は今後の中国市場進出を狙ってのものか。もともと、SMAPはアジア圏で絶大な人気を誇り、妻の工藤静香との間の次女でモデルのKōki,もアジア進出を狙っている。今後もアジア圏の仕事が増えそうです」(広告代理店関係者)

 とはいえ、リアの母との“思い出話”に花を咲かせた木村だが、「2046」は“黒歴史”だったというのだ。

 「アジアの名匠ウォン・カーウァイ監督がメガホンをとり、2004年に日本で公開。劇中の現実世界の主人公を香港の名優トニー・レオンが、劇中劇の主人公・タクをキムタクが演じました。ところが、その年の『カンヌ国際映画祭』でお披露目された際、キムタクの出演時間はなんと7分ほど。日本公開に際して再編集の結果、20分に延びましたが、日本での興行収入は8億円ほどと惨敗。周囲は『出るべきではなかった』とこぼしていました」(映画業界関係者)

 しかし、先日、主演映画「マスカレード・ホテル」は好調なスタートを切っただけに、“黒歴史”について自ら言及する余裕が出たようだ。

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