第12話のお話は…。
丹波篠山にやってきた黄門様(里見浩太朗)ご一行。旅籠で、最近若い娘が行方不明になる事件が相次いでいることを聞く。
一方、格之進(的場浩司)は、世話の焼ける父親留吉(堀内孝雄)を抱える娘おきみ(岡田千咲)のために町でカボチャを売る事に。そこに格之進を仇(かたき)とカン違いした若侍の加山亀之助(タモト清嵐)が刀をふりかざし騒ぎになり、格之進は刃をかわし、難を逃れる。亀之助は姉の八重(辺見えみり)と相談し、町道場の師範代、新田左近(宇梶剛士)に仇討ちの加勢を頼むが、新田が目をつけたのは報酬のカネではなく、八重のカラダであった。
新年一発目らしく、堀内孝雄、辺見えみり、宇梶剛士、みのもんたなど微妙に豪華なゲストが出演。(みのさん、出番少ないけどチョンマゲ似合ってたわよ。)で結局は宇梶剛士ら悪党が若い娘たちをかどわかし、売り飛ばそうとしたところでご一行のジャマ(?)が入り、印籠が飛び出て皆がひれ伏すといったストーリーなんだけど、正月らしく辺見えみりが宇梶に犯されそうになったり、姫はじめ的なポイントは抑えているわ。天晴れ!
だけど、最近ではすっかりバラエティ慣れした的場と東が出ているせいか、やたらと安っぽくなった水戸黄門。たしかにちょっとしたやりとり(格さんのオーバーな表情、助さんに至っては出てくるだけで)おもしろいんだけど、何かいままでの水戸黄門とは違うような。長年この番組に出演してきた里見浩太朗って、石坂浩二がインテリ黄門になった時は全力で嫌がってたみたいだけど、番組がカジュアル化するのはOKみたいね。驚いちゃうわ。
それでも由美かおるお姉さまのお娟さんのエロをしっかり継いで頑張っているのが、女忍者・楓役の雛形あきこ。グラビア・アイドルだった頃ほどオッパイは大きくないけど、そろそろ三十路の色気が出てるっていうか、とにかくキレイ。昨年放送の母子ものの回も良かったけど、今回のおとり作戦もなかなか良かったわよ。母子家庭だし、レギュラーで、いい役もらえてよかったわね。(チャッピー)