これまで、乃木坂46は結成当初から、AKB48の公式ライバルとして、距離を置くことで、自らの存在価値を高めようとしてきた。AKB48の大組閣で、生駒里奈がAKB48と兼任、SKE48から松井玲奈が乃木坂46を兼任した時も、一部のファンからは大きな反発があった。ただ、今回、歌唱するのが、「乃木坂AKB」ということで、乃木坂46のメンバーが参加することは確実だろう。
ただ、今回は「AKB48 10周年記念シングル」ということで、あくまで特別ゲストとしての参加と冷静なファンがいる一方、生駒がAKB48を兼任した時と同じように、「これは、乃木坂46が総選挙へ参加することへの布石ではないか」と反発するファンも少なくないようだ。生駒が兼任した時は、生駒のみの参加であったものの、今回はもっと多くのメンバーが参加することになるのではと憶測を呼んでいる。乃木坂46のファンは、はAKB48的な露骨な競争に飽き飽きしたファンが流れていることもあり、“総選挙”への反発は大きい。
果たして、今回の「乃木坂AKB」はあくまで“10周年”での特別ゲストとしての扱いなのか、それとも“総選挙への布石”なのか、注目が集まる。