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【話題の1冊】著者インタビュー つぼみ 『わたしのこと。』二見書房 1,400円(本体価格)

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提供:週刊実話

誰かと寄り添って生きることはステキなこと

――2006年4月にAVデビューして以来、12年余が経過しました。今でも第一線で活躍中ですが、当初から長く続けようと思っていたのですか?

つぼみ デビューする前は、長く続けるという考えは全くありませんでした。興味本位に1本だけ出てみるつもりでしたが、運良く専属も決まり「これは気が済むまでやろう」と言う気になりました。いつ辞めるのかは自分でも分かりませんでしたが「もしかしたら長くなるかもしれないな」という予感はしてましたね。まだやり尽くしていない気分なので、許されるならば、もうしばらく続けたいような気がします(笑)

――出演本数も相当数にのぼりますが、改めて、AV女優としての自分を振り返ってみてどう思いますか?

つぼみ 全く何も知らないところからのスタートでしたので、スタッフさんや男優さんは大変だったと思います。成長が人より遅い分、作品数で学んで来たようなところはあります。少しハード目な作品やちょっと“謎”な作品も中にはありましたが、少しずつですが、なるべくよさを理解しようという意識になりました。最初は自分のことしか考えられなかったのですが、ファンの方の存在を知ってからは、一気にお仕事が楽しくなりましたね。イベントで「ハードな作品は心配、無理しないで」とファンの方に言われたので、逆に私が「ハードなのは苦手ですか?」と聞くと「実は大好きなんです」と返ってきたことがあり、その頃からは、完全に楽しんでいたと思います。

 キカタン(※企画単体)になってから急にロリの役ばかりになり、巡り巡って今はジャンルを問わず出させていただいています。一つのジャンルよりも「つぼみ」を見ていただけていることが今は幸せです。

――動画配信、雑誌連載など、マルチに活躍中ですね。今後はAV引退や結婚も考えているのでしょうか?

つぼみ 最近、特に引退について聞かれることが増えました。ファンの方も、他のAV女優さんが引退するたびに「まだだよね?」と心配してくださったりします。引退については、今のところ考えていなくて、流れに任せたいなと思っています。AVに飽きてしまったり、嫌になったりすれば辞めると思いますが、12年以上嫌になっていないので…(笑)。誰かと寄り添って生きるというのはステキなことだとは思いますが、結婚についてはしたいと思っていません。お近くでイベントがあったりしたら、会いに来てくださると喜びます。これからも応援よろしくお願いします!
(聞き手/程原ケン)

つぼみ
1987年12月25日生まれ、31歳。山口県出身、O型。’06年にAVデビュー。そのルックスから「永遠の処女」「終身名誉処女」などと呼ばれ、12年経った今も第一線で活躍中。

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