水晶の不思議なパワーの中でも、多く語られるのが身代わりとしての効能です。例えば、水晶を身に付けていた人が病気や災難から救われたという話が多く存在するのです。
ある女性が水晶を身近に置いていた時、触りもしないのにいきなり水晶が割れたという現象がありました。このときは彼女の水晶が割れると同時に、長年患っていた腰痛から解放されたといいます。
また、飛行機事故に遭遇しそうになった人が自宅へ戻ると、閉まってあった水晶が二つに割れていたといいます。
このように、いきなり予兆もなく水晶が割れる現象は、持ち主の身代わりに水晶がなったからだといわれています。
また、水晶には邪や魔といった物から、持ち主を守り、浄化させる力があるといわれています。水晶を身に付けていると、霊から憑依されないともいわれています。その効能を利用して、水晶を用いたヒーリングも行われています。
その際は水晶を持って、患者の患部に水晶を当てると、水晶の色が変色したり、或いは濁ることがあります。そのとき、患者に憑いていた憑依霊が、水晶の身代わりの作用によって水晶に移るのです。
濁った水晶は、塩水に一日ほど漬けてから流水で洗います。それを日光で数時間乾燥させれば、水晶が浄化されてパワーが元に戻ります。
また、水晶は古代から呪術や祭りなどに使用されてきました。よく、占い師が水晶の球を前に置いて相談者に対応するのも、こうした水晶の効能によって、占い師の能力が高められるという作用があるからです。
このような水晶の不思議なパワーを上手に利用すれば、様々な困難を克服することが可能なのではないでしょうか。(藤原真)