「深夜のため数字的には低いですが、時間帯の占有率は約50%と、いまだ北海道で人気なことが分かります。今回は初の試みとして、オンデマンドでの配信や、ディレクター陣による同時You Tubeライブもあり、大いに盛り上がりました。多くのファンが番組とライブを同時に視聴したようです」(エンタメ誌記者)
いまだ、どうでしょう人気健在と言いたいところだが、一方で「6年ぶりの新作とは思えないほど、ネット上で話題になっていない」と指摘する声もある。
実際にネット民からは、
《全く興味がないわ。新作やってたんだ?》
《そもそもどんな番組かも知らんわ。面白いの?》
《以前は見ていたけど、もうどうでもいいかな。マンネリで続ける意味ないだろ》
《どうでしょうオタクしか騒いでないよね。ネット記事にすらろくになっていないし》
など、冷めた声が囁かれるほどだ。
「結局、盛り上がっているのは地元・北海道だけ。人気絶頂当時は、まだ売れっ子になる前の大泉洋に無理難題が押し付けられ、その反応を楽しむのが番組の醍醐味でしたが、今の時代、You Tubeの動画配信で誰もが簡単に同じことができるため、面白さが伝わらないのです。さらに言えば、そもそも、最近の若い人はこの番組自体を知りません。結局、今でも番組にしがみついているのは、過去の栄光を忘れられない制作陣と、高齢化した地元ファンだけなんです」(テレビ局関係者)
もっとも最近は、昔ながらの番組ファンからも辛らつな意見が上がっているようだ。
《藤村Dと嬉野Dの勘違いが痛々しくてドン引きしてる。最近はユーチューバーを気取っているのもイラつく》
《金になるからとディレクターや会社が勘違いしたのがそもそもの間違い。完全にヤメ時を逃してあがいてるだけ》
《昔、超ファンだっただけにどんどん冷めている。大御所俳優になった大泉さんには興味ない》
《いつまで過去の遺産で食ってんだ? もっと新しいこと考えろ!》
など、散々な言われようだ。
一時はDVDやグッズなど番組単体の放送外収入が、ローカル局の通年の売り上げに匹敵するほどだったという「水曜どうでしょう」だが、その売り上げも年がたつにつれ、徐々に下降線を描いている。
今となっては、無理やり大はしゃぎする大泉洋の姿を“痛々しく”感じている視聴者も多いに違いない。