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「教育費は子どもに払わせるべき」林修の主張の真意は 自己破産者が減る?

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林修

 タレントで予備校講師の林修が4月22日に放送された『初耳学』(TBS系)に出演。独自の教育論を語り、ネット上で共感を呼んでいる。

 まず、林は「教育費は子どもにも払わせるべき」と主張しスタジオ内を驚かせる。林はアメリカの大学の研究を紹介。「親が学費を全額払った生徒と、本人が一部負担した生徒を比較した場合、後者のほうが評定平均は良いという結果が出ている」と授業料を払っている生徒は、良い成績を取る傾向があるとし、「全額じゃなくても、ちょっとでも本人に負担させると本人に自覚が生まれる」と説明した。

 さらに、林は日本と置き換えた場合、どうなるかを説明した。子どもに月1,000円の小遣いを与えていたところ、子どもが小遣いの増額をお願いした場合「プラス500円で1500円とした時と、『じゃあ特別に2,000円にしてあげよう』」とした場合、「『塾(の費用が)高いから』と、2000円のうち500円を(子どもの)塾のお金に回すと、結果的に一緒じゃないですか?」と説明。ただ小遣いを上げるのではなく、勉強にお金を払わせる意識を植え付けながら小遣いも上げるほうが、子どもの勉強への意欲が高まると語った。

 ネット上では「学費を本人も払うべきって考えに納得」「発想の転換がすごい」「自分の子どもにはそうさせよう」と林のアイデアを称賛する声が多く送られている。

 今年2月に日本学生支援機構は、奨学金を返済できず自己破産した人が、ここ5年間で1万5000人もいたことを発表し、大きな話題を呼んだ。

 奨学金が原因で自己破産する人が増えている理由について、奨学金問題を研究している聖学院大学の柴田武男教授は『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、「(奨学金の制度は)高校3年生ではなかなか理解できない。親がほとんど申し込んでしまう」と説明。子どもが学費や奨学金を理解する機会が少ないと指摘していた。

 林の持論をもとに奨学金問題を考慮すると、子どもへのお金の教育は必須だとも思える。

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