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橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/24) 宝塚記念 他4鞍

☆福島11R「福島テレビオープン」(芝1800メートル)
 腐っても鯛とは、菊花賞馬(10年)ビッグウィークのことだろう。近走の成績を見る限り“普通の馬”だが、約5か月間の休養が刺激になり目覚める可能性は高い。メンバー構成にも恵まれたし、GI馬の底力を見直したい。
 相手は、ドリームバスケット。今年に入って破竹の3連勝を達成。一気に本格化した。前走のマイラーズCは15着と重賞の洗礼を受けたが、この経験が今回につながれば好勝負に持ち込みそう。穴は、単騎逃げが見込めるトランスワープだが、△勢も立ち回り次第で一角崩しがあっていい。
◎3ビッグウィーク
○10ドリームバスケット
▲7トランスワープ
△2トップカミング、4アドマイヤメジャー

☆福島10R「鶴ヶ城特別」(ダ1150メートル)
 前々走この条件を圧勝(0秒3差)している、ウッドシップをイチ押し。惨敗直後だが、高瀬川S13着は明らかな作戦ミス。無理に抑えたため外から被され、戦意喪失したもので度外視して大丈夫。調子は絶好調に近いし、乗り替わりもプラスになりそう。番手から抜け出した前々走の再現だ。
 相手は、サザンブレイズ。やはり、前走でこのクラスを快勝していて力はある。勝ち運に乗り、連闘で勝負をかけてきたエーシンジェイワンが不気味。△勢も、チャンスに虎視眈々。
◎12ウッドシップ
○11サザンブレイズ
▲8エーシンジェイワン
△13シャラントレディ、16ヤマニンパピオネ

☆函館11R「大沼ステークス」(ダ1700メートル)
 1800メートルのアンタレスS(10年)、平安S(11年)の2重賞を制しているダイシンオレンジが実績で一歩リードしている。ハンデ57.5キロも許容範囲。コース替わりはプラスになるし、期待できる。
 相手は、キクノアポロ。状態は一頓挫あった前走と比較して雲泥の差。プラスアルファは大きいし、好勝負だ。穴は、エーシンモアバーの逃げ粘り。△勢も、ワイド圏内。
◎11ダイシンオレンジ
○4キクノアポロ
▲1エーシンモアオバー
△8スマートタイタン、12リバティバランス

☆阪神11R「宝塚記念」(芝2200メートル)
 昨年、史上7頭目の3冠馬に輝き、グランプリ有馬記念も制したオルフェーヴル。実績、実力とも最右翼だが激しい気性が玉にキズ。阪神大賞典(2着)は向こう正面で逸走。続く春の天皇賞は、まさかの11着惨敗に終わっている。まさに、諸刃の剣で全幅の信頼は置けない。調子も陰りがあるだけに尚更である。
 そこで、ダービー馬(10年)エイシンフラッシュに期待。海外遠征帰り(ドバイワールドC6着)だが、ここを目標に約3か月間ジックリ時間をかけて調整され万全といえる態勢が整っており、実力を信頼して大丈夫。有馬記念はオルフェーヴルより2キロ重い57キロ(今回は同斤量58キロ)を背負って0秒1差2着。昨年の宝塚記念は自分から勝ちに行きレコードの3着(0秒2差)だから内容は、どちらも負けて強しだ。普通に走ってくれば結果は付いてくるだろう。
 当面の相手は、トゥザグローリー。オルフェーヴルと同じ池江寿厩舎(合計3頭出走)だが、メンバー最多の4勝を挙げるコース実績、目下の勢いを考えると可能性は十分ある。△勢も、展開次第で上位争いに持込みそう。
◎6エイシンフラッシュ
○15トゥザグローリー
▲11オルフェーヴル
△2ショウナンマイティ、7ルーラーシップ

☆阪神10R「尼崎ステークス」(芝1800メートル)
 オールアズワンは、自己条件に戻れば重賞、オープンで闘ってきた実績が黙ってはいない。初の1600メートルストークS3着はその一端。まして、今回は適鞍の1800メートル(2勝)とあって、取りこぼしは許されない。
 相手は、エスカナール、カノンコードの上がり馬2頭。△勢も、展開次第で食い込みがある。
◎10オールアズワン
○9エスカナール
▲4カノンコード
△2ギンザボナンザ、8トモロポケット

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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