昨年8月から約1年にわたり上演してきた、演劇とライブのPLAY×LIVE『1×0』(プレイライブ『ワンバイゼロ』)公演内でも幾度となく披露してきた、ドール化。特設ショーウィンドウ内で、TPDメンバーが生マネキンになり、約30分にわたってファンや街行く人を楽しませた。これぞ、まさに東京パフォーマンスDOLL!
そしてその後には、CD購入者と対象としたミニライブが行われた。メンバー紹介の激しいダンスパフォーマンス「WE ARE TPD!!」からスタートし、先代TPDから引き継いだ名曲「ダイヤモンドは傷つかない」「WAKE ME UP!!」「千夜一夜」「WEEKEND PARADISE」「東京ハッカーズ・ナイトグル−ヴ」のリアレンジバージョンを披露。江口亮、柳野裕孝、give me walletsなど新進気鋭アレンジャーが参加している楽曲は聴きごたえ十分で、会場を熱気に包みこんだ。
MCでは、リーダーの高嶋菜七(17)が「いよいよサッカーのワールドカップが始まりますね! サッカー日本代表が世界へ羽ばたくように、私たちも世界で通用するパフォーマンスグループになりたいです」と意気込みを語った。アニメが大好きな櫻井紗季(17)は、現在オープニングテーマに起用されているTVアニメ『金田一少年の事件簿R』(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット 毎週土曜夕方5時30分放送中)の名セリフ「じっちゃんの名にかけて!」にひっかけて、篠原涼子さんなど偉大な先輩方が在籍したグループ名を引き継ぐ使命感のもと「TPDの名にかけて!」と、会場のファンと一緒にコールをし、新生TPDの飛躍を誓った。更にサプライズ発表で、メンバーの浜崎香帆(17)より金田一のアフレコに初挑戦することが発表され、CDデビューと同時に、声優デビューも決まったTPD。
眩しいくらいのキラキラ感と透明感、それでいて力強い意志を感じられるデビュー曲「BRAND NEW STORY」を力の限りパフォーマンスし、会場のボルテージは最高潮になった。
今はまだまっさらなTPDが、今後どのような色を見せてくれるのか、楽しみでならない。