この日、番組ではラグビーワールドカップについて特集。日本が5日のサモア戦で勝利し、3連勝でグループ首位に立ち、8強に向けて前進したことなどを紹介した。そんな中、大学時代にラグビー部に所属していたという玉川氏は「本当に強い」と日本代表を絶賛。「僕が大学時代にやってた頃とは考えられない」「フィジカルが全然違いますよね」と感動したように話していた。
一方、サモアの選手が後半に足をつって交代したものの、「痛い場所があっても見せなかった」と紹介されると、玉川氏がこれに反応。「私の身近な人で『にわかラグビーファン』が何人もいるんですけど」と前置きし、「サッカーと比べるんですよね。サッカーはちょっとコンタクトプレーがあると、大げさにアピールするでしょ」と、サッカー選手は接触した際、転げ回るなどして痛がりがちだと指摘した。
さらに、「ラグビーにわかの人って、ラグビーがこんなにガンガンぶつかり合いながらやってるのって初めて見る人も多いわけですよ」「あれだけぶつかっても、ケロっとしてやってるじゃないですか。あのサッカー(選手の痛がり方)は何だったんだっていう感じになるんですよ」とラグビーを見始めた人はサッカーと違いに驚くだろうと想像。「そういうふうなものが全然ないっていうところが、やっぱりすごいって見えてるみたいですよ」と話していた。
玉川氏のこの発言に視聴者からは、「確かに!」「ぶつかりあっても痛がらない、ひるまない姿は見てて気持ちがいい」「敵に弱いところは見せない部分はかっこいいよね」と賛同する声が寄せられたものの、サッカーファンからは、「スポーツが違うんだから当たり前でしょ…」「接触ありきのスポーツと、そうじゃないサッカーをなぜ比べるの?」「そもそも体当たりするのが前提の競技と比べてもしょうがない」といった批判や苦言も寄せられた。
ルールも性質も違うラグビーとサッカーを比較し、サッカーを下げてラグビーを上げるかのような発言を疑問視する声が多く集まってしまった。