−−イベントの内容を教えて下さい。
キムビアンカ(以下=キムビ表記)「『真夜中は別の顔』というイベントなんですけど、今回で6回目のイベントになります。もともと私、キムビアンカの所属事務所・ドリームファクターのイベントだったんですが、webサイト『2CHOPO』の編集長就任にともなって、『2CHOPO』主催というカタチをとっているんです」
−−どれくらいの頻度で?
キムビ「だいたい4か月に1度のペースでやっていますね。多くのタレントさんをブッキングしている関係で毎月というワケにはいかないんですけどね。この街(新宿二丁目)というのは、良くご存知かと思いますけど、江戸時代から男色の街なんですよね。やはり、ゲイカルチャーというものは根強くあって、また、そこを基盤として育ったタレントさんをテレビでもたくさん見かけますし。それらの文化を発信することができればと」
−−女性で、このようなイベントをブッキングしてる方は珍しい。
キムビ「私、ジェンダーは女なんですけど、ネットの検索用語とか見ると『キムビアンカ 男?』なんてのが出てきたりして(笑)。まぁそれも、ワタクシ的には結構ヒットかなと。私は女性ですが、女性を好きになろうが男性を好きになろうが何が悪いんだという思いがいつもあって。そんなとき二丁目で色々なアーティストさんを見る機会があって、なんでこんなに面白いんだろうと思ってしまって。ぜひ二丁目でイベントをやる機会があればと思ってたときに、このハコなどを紹介していただいたのがきっかけですね。男も女も関係なく楽しめる、いわば『オトナのディズニーランド』みたいなのを作りたいと思って」
−−ジェンダーフリーで来る客を限定しない。
キムビ「やはり二丁目でやる以上、ゲイ、レズビアンの方にちゃんと来てもらえるモノにしたいというのはあります。もちろん、ノンケの方でも全然構わないという。女性にも来てほしいですね。女性一人でも来ることができるイベントを目指しています」
−−すでに「マヨベツ」という愛称が浸透している。集客的にも成功している?
キムビ「そうなんですね! 局地的に浸透してるのかな(笑)。とてもありがたいです。集客的にも…まぁ一応、カッコつく程度にはイケているのかな。前回も恵比寿マスカッツさんに出演していただいて、かなりの集客もありましたし。でも、クラブが満員になるのは嬉しいけど、いつも来ているお客さんが入れないっていうような悩みも抱えてしまって…」
−−オーガナイザーとしては頭が痛い?
キムビ「そんなことはないデス。むしろ前回の教訓を生かして、近隣のお店には優先的に入場できる『ファストパス』を発行したりしてます。新しい試み、うん、まさにオトナのディズニー(笑)」
=次回に続く=
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