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偽募金に注意しよう いっぽう、やはりすごかったアノ募金

 東日本大震災の被害に遭った方々に募金をしたい、また既にだいぶしている、という方は多いだろう。

 募金というと、日本赤十字社と中央共同募金会を通じての募金を思い出すが、ほかにどんな募金が考えられるだろうか。例えば、セブンイレブンのレジ前募金はどうだろう。

 「現在行っているセブンイレブン店舗のレジ前の募金は、弊社としての独自の募金です。通常は外部を通して募金するが、今回は被災の状況がはっきりしており、各県の被害状況に合わせたかたちで贈ろう、ということで決定しました」(お客様相談室・資料を元にコメント)

 まず、赤十字とかとは関係ない。

 その金額は、3月いっぱいまでのセブンイレブン店舗、これに関係グループ各店舗含んだ募金の総計が約12億円だった。これらに社長、会長ら個人の献金と、関係各社関連の募金を合わせると、これまでの総額は実に28億円以上にのぼったという。

 既に、これまでのセブンイレブンからの募金は、使途は自治体に任せて4月8日に各県知事宛に振り込まれている。(内訳は、宮城県に10億円、岩手県・福島県に8億ずつ、茨城県・千葉県に2000万円ずつ、など)
 なお店舗の募金は、予定を延長して4月末日まで続けられるそうだ。

 消費者として判断がしやすい募金があるいっぽう、消費者庁のHPによれば、今回の震災にあたって、「市役所の職員を名乗り、義捐金の名目で金銭の振込みを依頼する電話があった」などの被害が報告されている。
 が、このようなお願いを行政がすることはないそうだ。
 例え1円でも、あくまで募金は自分で決める! という姿勢が、被災地の皆さんのために、ということにつながるのかも。(仙道)

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