報道をまとめると、再開された夜公演の冒頭で、座長の光一が神妙な面持ちで観客に「絶対あってはならない事故」と詫び、カーテンコールでは「無事に幕を開くことができた、その場所をつくって下さったスタッフの皆さんにも改めてお礼を言いたいと思います」などと語った。
そのカーテンコールでは、20日になってから負傷したことが公表されたものの、出演したジャニーズJr・の岸孝良が光一から水を向けられあいさつ。岸は「事故があったんですけれども、俺はもう、SHOCKが大好きで、出たくてしかたなくて、はい。よかったです」と話すと声を詰まらせ涙したという。
「取材をする側にとって、誰がケガをしたのかが一番関心が高いところ。ところが、光一の所属するジャニーズ事務所は徹底的に製作の東宝にかん口令を敷き、岸が負傷したことを発表させなかった。20日に同公演の公式サイトで公演の再開とともに、岸が負傷していたことを発表させた」(芸能記者)
とはいえ、観劇していたファンにとっては、出演しているJr・勢は顔なじみのはず。ファンの口から岸が負傷したことが聞こえてきても良かったと思われるが…。
「ジャニーズファンの間でもあまりにも知名度が低すぎて、名前が出てこなかったようだ。とはいえ、今回、大々的に名前が出たことで知名度が一気にアップ。今後、仕事が増えそう」(同)
岸にとって“ケガの功名”となればいいが…。
いずれにせよ、公演再開で、チケットを購入していたファンはひと安心といったところに違いない。