スタート直後に挟まれ、後手後手の競馬になった前走「シリウスS」5着(0秒4差)のうっ憤をここで晴らす。ブラジルCは3年連続((1)(3)着)の挑戦になるが、〈2011〉と距離実績でも他を圧倒している。
どの角度から見ても死角は見当たらず、普通に走ってくれば勝てると確信する。
相手は成長力に富んだトーセンアレス、グリッターウイングの3歳両馬。ハンデ差を利して僅かながら、逆転のチャンスも。
◎5マイネルアワグラス
○15トーセンアレス
▲10グリッターウイング
△2インバルコ、16シビルウォー
10R「甲斐路ステークス」(芝1800メートル)は満を持して出走する、エオリアンハープに白羽の矢。
放牧効果でフレッシュな状態に仕上がっており、いきなりから能力全開。3走前の「むらさき賞」で2着(0秒2差)と後塵を拝した、人気のレインフォーレストに利息を付けて借りを返す。
ハンデ差が1キロから2キロになり、チャンスも広がった。
◎8エオリアンハープ
○4レインフォーレスト
▲6ケイアイドウソジン
△7ロードアリエス、9スズジュピター
9R「神奈川新聞杯」(芝1600メートル)はひと夏越して、心身ともに成長著しいニーマルオトメが混戦に断を下す。
◎5ニーマルオトメ
○1ワールドコンパス
▲7バシレウス
△2ジョーメテオ、10ダノンヒデキ
最終R(芝1400メートル)は過去にこのクラスを快勝している、マヤノマヤのスピードが上位。逃げ切りだ。
◎7マヤノマヤ
○4トーホウシンバル
▲3オメガブルーライン
△10アラマサローズ、11ウォンビーロング
1200メートルのエキスパートが一堂に集結した、福島11R「福島民友カップ」(芝1200メートル)は、スカイノダンに期待。
北九州記念2着(0秒1差)、セントウルS6着(0秒5差)と重賞ではあと一歩が足りなかったが、実力を疑う余地はない。
対戦相手は楽になっているし、小回り平坦の福島コースも願ったりかなったりだ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎3スカイノダン
○1モルトグランデ
▲12エーシンダッグマン
△6ダイワマックワン、11アポロフェニックス
京都11R「菊花賞」(芝3000メートル)は「札幌記念」で百戦錬磨の古馬相手に4着(しかも出遅れ。0秒5差)と健闘。潜在能力の高さと、成長力を示したヒルノダムールがついに大輪の花を咲かせる。
父マンハッタンカフェ(01年優勝)、母父ラムタラと筋金入りの長距離血統。皐月賞2着、ダービー9着と春は無冠に終わったが、3000メートルの菊の舞台でベストパフォーマンスを披露する。
◎1ヒルノダムール
○10ローズキングダム
▲3クォークスター
△2レーヴドリアン、15トウカイメロディ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。