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バレンタインS(オープン、東京芝1400メートル、14日) アベコーの気になる推奨馬は!?

 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。
 先週の風邪が週をまたいでしまいました。自分では、まだ若い若いと思っていても、年齢を重ねてくると、無茶はきかないものだな、と体調を崩して分かる今日このごろです。

 そういえば、女傑ダイワスカーレットが来週に迫ったフェブラリーSを断念。正確な診断結果は現時点ではわからないのですが、前年の有馬記念優勝馬がダートのGIに挑戦という新しい歴史を見ることができなくなったことは残念です。昨年は角膜炎に見舞われ、直前回避。ダイワスカーレットのダート挑戦は、もう見ることができないかもしれませんね。

 さて、「バレンタインS」です。芝1400メートルのハンデ戦。昨年は1番人気のマヤノライジンが5着に敗退。2番人気のダイレクトキャッチが6着。3番人気で東京新聞杯3着から駒を進めたタマモサポートが7着。優勝は9番人気のナスノストロークでした。その勝ち馬は得意とする東京芝1400メートルに加えて、54キロのハンデ。好走した理由はここにありました。

 このことを踏まえて考察すると、浮上してくるのはライムキャンディです。というのも、昨秋のマレーシアC(東京芝1400メートル)で優勝。当時、出負けしてポジションが悪くなりながら、直線は馬込みの中を縫うようにゴールに飛び込みました。勝ち時計の1分21秒7は際立ったものではありませんが、ラスト3Fが破格の32秒9。オークス以来の実戦で、先行馬に有利な流れ。内容は出色ものです。今回のハンデは、このときよりも軽い53キロ。強力な後押し材料です。
 また、東京コースは新馬を勝ったばかりで、重賞のクイーンCに挑戦。ここでいきなり2着。このとき優勝したリトルアマポーラが、昨秋のエリザベス女王杯の優勝馬。加えて、鞍上はマレーシアCのときに、テン乗りでビシッと決めた相性のいい藤田騎手に戻ります。前走のターコイズSは初めての中山の急坂コース。休養明け2走目で、少し反動が出たのかもしれません。巻き返しに期待です。

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