都内で会見した長井は、「将来的にアメリカなど海外で仕事ができるコメディアンになりたい」とし、最低1年は英語をみっちり学ぶため芸能活動は休止。妻子は国内に残り単身赴任するというのだが、タレントとしては崖っぷちだったという。
「『間違いない!』でブレークした長井ですが、現在のレギュラー番組は日テレの『エンタの神様』のみ。後は、事務所の先輩の爆笑問題とのバーターで仕事をもらうぐらいでした」(テレビ関係者)
本人も見切りをつけたのか、お笑い界への“メジャーリーグ”への挑戦を決意したが、かなり厳しいのは当然のこと。だが、実は次なる道は開けているという。
「長井は父親に『東洋のチャップリンになる』と宣言して芸能界入り。とはいえ、海外では難しいでしょう。その長井ですが、父は公明党の元市議会議員。長井は創価大学卒の創価学会員で、今回の参院選でも候補に名前が挙がっていたほどです。何といっても長井のギャグ『間違いない!』は学会の池田大作会長の口グセと言われているくらいですから」(芸能ライター)
今回の参院選で公明党は、主要選挙区の応援にタレントの久本雅美らを投入したものの、連立与党を組む自民党への“逆風”のあおりを受け民主党に惨敗した。
「3年後の参院選では今回失った議席を取り戻すためになりふり構わぬ体制を敷くと思います。いよいよ久本の出馬もありそうで、当然、長井も候補に入るでしょう。それまで、留学ネタ込みで、なんとかがんばっていれば知名度は抜群です」(永田町関係者)
比例区で出馬すれば、3年後でもしっかり当選しそうだが、危惧される点もある。昨今の議員には必須の“身体検査”の通過に問題がありそうなのだ。
「長井は今年初めに不倫疑惑が流れました。相手は、当時、テレビの情報番組で共演していたエジプト出身のタレント、フィフィで、ネット上の人気芸能サイトに白昼都内を堂々と2人で歩く写真が掲載され、互いに既婚者だけに波紋を呼びました。長井のテレビの仕事が減ったのはそれからです」(先のテレビ関係者)
その後、この話題は公にならず、単なる疑惑で済んだようだが、語学留学は単身赴任。将来の政界進出を見据えるならば、あまりハメをはずさない方がよさそうだ。