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ロンブー淳もよゐこ濱口もチュート徳井もバンドマンだった

 芸人は押し並べて、多彩である。芸や芝居だけで飽き足らず、音楽に手を伸ばす者も少なくない。もっともポピュラーで、軌道に乗っているのは、jealkb(ジュアルケービー)だろう。05年に結成されたビジュアル系ロックバンドで、ロンドンブーツ1号2号・田村淳がボーカルを務めている。名前の由来は、“ビジュアル系”の“ビ”を後ろにした形。これを繰り返すとビジュアル系になるという、エッジをきかせている。

 メンバーは全員、本職と一線を引くために、「20歳年下の弟」という設定。遊びの一線を超えた楽曲制作やデモ音源を作っていると、いつのまにか本格的なバンド活動になっていたパターンだ。07年には、シングル『誓い』でメジャーデビュー。アルバムも発表しており、ライブ活動もさかんだ。

 淳の名前は、haderu。「ハデル」と読み、“歯、出る”の意味を持つ。同期の芸人友達で、元チープスープ・衛藤幸生はelsa。彼が、リーダーだ。じゃぴょん・桑折貴之はdunch、後輩芸人のニブンノゴ!・大川知英はediee、同じく森本英樹はhideki、元ハローバイバイ・金成公信はchaos、元ガラクタパンチ・菊池健一はmofto。仲がいい友人と、バンドを通じて親交を深めた友人たちとで構成されている。

 淳がよしもと軍団なら、松竹芸能はよゐこ・濱口優。ビジュアル系ならぬ“ブジュアル系”を提唱するパフォーマンスユニット・禿夢 (はげゆめ)を率いる。こちらは、エアバンドだ。もとは、濱口が主催するコント集団・はまぐちコントサークルで立ちあがった、エアバンド企画だった。ところが、サークルメンバーが意気投合して、本格的な活動に発展した。

 12年8月にデビュー発表し、翌13年に、東京・新宿角座を拠点に有料のライブ活動をスタート。自主制作ながらもミュージックビデオを制作し、オリジナル曲が詰まったミニアルバムをリリース。プロ活動をしている。芸人ウケを避けるため、メディア露出、外部イベントへの出演を心がけている。

 リードボーカルはキクで、ワンワンニャンニャン・菊地正志。エア・ドラムはヤスで、安田大サーカス・HIRO。エア・ベースはコウタロックで、パワフルコンビーフ・コウタ。エア・ギターはタカマサで、いち・もく・さん くぼた隆政。そして、敏腕プロデューサーがヨシユキで、濱口。決め台詞は、「やめないよ!」だ。

 かなり意外なのは、チュートリアル・徳井義実。彼は、イケメン俳優・柏原収史らとバンド・鴬谷フィルハーモニーを結成していた。13年1月に、『夏月』というデビューシングルをリリース。男性目線で描かれた夏の日のせつない恋の思い出と、露骨な下ネタが同居した不思議な歌詞。エロ芸人を自認する徳井らしい世界だ。同年9月には、2ndシングル『夏がゆくまえに』も発表。ミュージックビデオは完成度が高い。

 濱口と徳井は独身だが、淳は今秋、待望の女児が誕生したばかり。大幅な時間を割かれるバンド活動がおろそかになるのでは…。一抹の寂しさが募る。

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