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春ドラマは「刑事モノ」の続編が多い? 今からでも間に合う、人気シリーズの見どころ

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二階堂ふみ

 いよいよ2019年春ドラマが始まる。今期は、4作品がシリーズ物、しかも全て刑事ドラマという大きな特徴がある。ファンにとっては嬉しい限りだが、一方で、「観たことないから」という理由で、敬遠してしまう人もいるだろう。しかし、シリーズ展開される作品は、高い視聴率や人気で支えられており、ドラマ好きなら見て損はないだろう。この4作品はそれぞれにこんな魅力がある。

 まず、4月10日放送開始、水曜21時の『特捜9 シーズン2』(テレビ朝日)。このドラマの前身は渡瀬恒彦主演の『警視庁捜査一課9係』で、2006年に始まり2017年のシーズン12まで制作されたが、渡瀬の死去で井ノ原快彦が主役に昇格してタイトルも『特捜9』となった。2018年放送の前作は平均視聴率 14.0%と、主演俳優が交代しても根強い支持を集めている。刑事は二人一組で捜査するのが基本だが、このドラマでは、特に息の合ったメンバーによる掛け合いの面白さに定評があった。

 今クールからは宗方班長役の寺尾聰の発案で、いつものコンビがシャッフルされることもあるようで、どんな化学変化を起こすかが見物である。脚本と監督に、大人気ドラマ『ドクターX』の林誠人&田村直己が新しく加わった点も注目されている。本編の放送に先がけ、スペシャルドラマが4月7日21時から放送されるので、こちらも必見だ。

 木曜20時の『科捜研の女 第19シリーズ』(テレビ朝日)は、4月18日に放送開始となる。シリーズの初回放送は1999年。なんと20世紀にスタートした沢口靖子主演の長寿ドラマである。約20年間ネタ切れ知らず、毎回視聴者の予想を覆す展開で人気を博している。この19シリーズは「開局60周年記念作品」として1年間にわたって放送されるテレ朝の意欲作だ。昨年放送された18シリーズの平均視聴率は12.5 %だった。

 1月3日に放送された正月スペシャルで、沢口が演じる榊マリ子の相棒役である、内藤剛志が演じる土門刑事が大ケガを負った。これまで何度も刑事生活のピンチに陥り、そのたび復活してきた土門刑事だったが、今シリーズは初めて「土門不在の科捜研」になるかも知れない。マリ子が科学捜査に行き詰まった時、土門が「刑事の勘」で救うという、科捜研の「必勝リレー」がどうなってしまうかも注目を集めている。

 同じく、テレ朝の木曜21時は『緊急取調室 シーズン3 』。4月11日に放送がスタートする。2年ぶりに復活した天海祐希主演の『緊急取調室』。2017年に放送された前回の平均視聴率は13.9%だった。

 刑事ドラマは粘り強い捜査や鋭い推理で事件を解決するものが多いが、このドラマはタイトル通り、取調室にスポットを当てたもの。しぶとい容疑者をどんな手段で自白させるかが見どころである。派手な銃撃戦やカーチェイスこそないが、緊迫感溢れる心理戦の連続で、手に汗握る刑事ドラマに仕上がっている。

 最後は、4月11日開始の木曜22時『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ)。誉田哲也の一連の小説「姫川玲子シリーズ」を元に、2010年に竹内結子&西島秀俊の主演でパイロット版が制作され、2012年に連続ドラマ化された。平均視聴率は15.4%と好調で、翌年には映画化もされるほどの人気だった。

 本作は、警視庁捜査一課の姫川玲子が、トラウマを抱えながら凶悪殺人犯に挑む物語。前作の「続編」ではなく、前作と同じストーリーを亀梨和也&二階堂ふみが演じる。更に、これまで映像化されなかった「姫川玲子シリーズ」の各エピソードも盛り込まれる予定なので、原作ファンにも見逃せないドラマになりそうだ。

 基本的にはどのドラマも1話完結なので、途中から観ても楽しめる構成になっている。シリーズ物は前作を観ていないと避けてしまいがちだが、新しい元号が始まる今春、今まで観なかったドラマに挑戦してみてはどうだろうか。

(視聴率は全て関東地区・ビデオリサーチ社調べ)

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