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着ぐるみ、失言、ラッパーデビュー…平成3大歌姫、それぞれの若気の至り【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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浜崎あゆみ

 新しい時代の幕開けとともに、「平成」が惜しまれていく。歴史に残る災害や事件があった中、芸能界では栄えある歴史に刻まれた人物もいる。だが、その裏には人知れず苦労も隠れ、かつては“大部屋の時代”も存在していた。そこで今回は、「平成」を代表する3人の歌姫たちの“黒歴史”を取り上げてみたい。

 昨年、惜しまれつつも芸能界を引退した安室奈美恵さんは「平成」を代表する歌手であった。“アムラー”などの社会現象までも巻き起こした安室さんは、ずっと第一線を走り続けていたイメージがあるが、輝かしい功績の中で、後になかったことにされた“黒歴史”も存在する。

 「上京して、知名度が低かった安室さんは、バラエティ番組のほか、大人気幼児番組の『ポンキッキーズ』(フジテレビ系)でうさぎの着ぐるみを着た“シスターラビッツ”として出演していましたね。さらに、『That's カンニング! 史上最大の作戦?』という映画でヒロイン役にも挑戦しましたが、女優としての評価はイマイチだった挙句、TOKIOの元メンバー・山口達也氏との共演ともあって、映画は闇に葬られてしまったようです」(芸能ライター)

 続いては、デビュー早々からカリスマ的存在を放っていた浜崎あゆみ。地元・福岡でのキッズモデルを経て、当時「浜崎くるみ」名義で活動していた。

 「ドラマデビュー作となったのは、『ツインズ教師』(テレビ朝日系)という“性描写”が売りだったドラマで、浜崎はチーマーにレイプされるという役どころに挑戦。その後も映画やドラマに出演するも、なぜか、“レイプ”絡みの役や、学生の身で妊娠するといった“性交”にちなんだ役柄が続きました」(芸能関係者)

 さらに、この頃の浜崎はグラビア活動にも意欲的で、水着姿も披露した。だが、女優業やグラビアも第一線に立てない浜崎の迷走は続いた。そして、新たなフィールドへの挑戦が歌手活動だったのだ。

 「時代は、ラップブームが到来していた頃、浜崎も便乗したのです。名義は“AYUMI featuring DOHZI-T(現:童子-T)&DJ BASS”で、ヒップホップグループ『ZINGI』の2人を従え、ラッパーデビューを飾りました。ですが、思った以上に世間は無反応で、またもや撃沈。改名を繰り返し、ようやく辿り着いたのが“浜崎あゆみ”名義でスタートさせた『poker face』。怒涛の快進撃を始めた浜崎は、スターへの階段を上って行ったのです」(芸能ライター)

 そして、「エロカッコいい」で一時代を席巻した倖田來未。だが、応募するオーディションは、ことごとく書類選考で落選していたようだ。

 「容姿がふくよかな倖田は、本来ならば落選のところを、“キャラ”で首の皮を繋いだようだ。その後、全米で先行デビューを果たしたが、日本ではイマイチ。ゲームソフトのテーマ曲歌手に抜擢されるも、テレビ出演を拒んだ事務所の方針で、もっぱらクラブなどをドサ周りしたという。ようやく、『キューティーハニー』のカバーで、転機が訪れた倖田だが、このPV撮影で、「あまりにも太いので、痩せないなら次のPVはアニメ化する」と警告され、8キロ体を絞ったようだ」(芸能関係者)

 だが、やっとの想いで掴んだ栄光だが、思いもよらぬ悲劇に見舞われた。

 「ラジオで放った『35歳を過ぎると羊水が腐る』発言は、世間から大バッシングを浴びた。涙の謝罪会見では低姿勢を見せたものの、天下の倖田も半年近く歌手活動の自粛を余儀なくされた。復帰後、この話題について一切触れることがないが、なかったことにしたい“黒歴史”のようだ」(芸能ライター)

 まさに、栄光ある者の光と影。苦しい下積み時代があってこそ、長きにわたって第一線を走り続けられるのかも知れない。

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