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月のウサギはヒソウサギ!?

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画像はイメージです。

 ET(地球外生命体)に関するNASA(アメリカ航空宇宙局)の会見が、日本時間11月3日(金)午前4時に行われた。事前の会見告知を受け、ネット掲示板やSNSでは「ついに宇宙人を発見したのか!?」と大騒ぎになっていたが、発表された内容はそういうものではなかった。

 生物の常識を覆す細菌が地球上で見つかったため、地球外の星に生命体が存在する可能性が広がったということらしい。この微生物は、遺伝子(DNA)を構成する必須要素と思われていたリンのかわりに、通常は生物を死に至らしめるヒ素を使って生きることができる。こんなケースが可能であるからには、異星人が存在する条件として地球と似た環境を前提にする必要はないというわけだ。

 そりゃあ広い宇宙のどこかには異星人が住んでいるだろうとは、素人目にも考え付く。けれど今回ネット配信された会見で、NASA研究員の発言「月にも生物がいるかもしれない」という部分があり、僕はそれが非常に気になった。遠く離れた場所ではなく月に生物がいるとしたら、これは大変なことだ。40年も昔に月面着陸は成功しているのだから、今すぐにでもコンタクトがとれてしまう。とはいえ月の周辺には既に多くの人工衛星も飛んでいるというのに、月の調査に進展がないのは不思議でもある。

 「月の住人」で最も有名なのは「かぐや姫」だろう。1987に公開された星新一原作/市川崑監督の映画『竹取物語』で「かぐや姫」を迎えに来たのは、宇宙船だった。宇宙船のような未確認飛行物体(UFO)が発見されることは多いが、それがどこからきているのかは分かっていない。それが月からなのであれば、知的生命体が今も住んでいることになる。もともと人類は月に住んでいて、そこから地球に移住したのではないかなんて話も、どこかで読んだ気がする。

 日本には「月にウサギが住んでいる」なんて話も昔からある。それはリンのかわりにヒ素を摂取して生きる「ヒソウサギ」なのだろうか。だとすれば今回の発表は、月に隠された秘密を公表する前置きなのかもしれない。そして来年あたり「ヒソウサギ」の全貌が公開されるのではないかと睨んでいる。だって来年2011年はウサギ年だから。(工藤伸一)

【訂正】文中「ケイ素」とありましたが、正しくは「リン」の間違えです、訂正してお詫び致します。

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