「ヤツを使うな」石田純一 あきれた出馬騒動にTV界“抹消”の危機

提供：週刊実話

　東京都知事選での出馬騒動後の生活については「本を読んだり、のんびりしたり。あと、いろいろCMの方々にご挨拶に行ったりしていました。今はノーサイドになったので、皆が協力して前向きにいけばいい」とノー天気なコメントを残した石田純一(62)に民放各社があきれている。テレビ界から抹消せよ、との声も出ているほどだ。
　この騒動で、関西ローカル情報番組『おはよう朝日です』(朝日放送)の出演を見合わせている石田だが、同局の脇坂聰史社長が7月22日の会見で、復帰については白紙状態と発言。これにより石田が8月以降、失業に追い込まれる可能性も出てきた上、“離婚説”まで飛び出している。

　石田は7月7日、“野党統一候補”という条件付きで都知事選への出馬表明をしたが、わずか4日後に撤回して周囲から大顰蹙を買った。
　「テレビ界では“選挙に出る可能性がある者は出演できない”というのが常識。だから、昼の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で司会を務める坂上忍などは『どれだけ周りに迷惑を掛けたか』と批判していたんです」(番組関係者)

　石田が出馬を撤回した直後、東京のテレビ局では“当面、石田を使わないように”とのお達しが内々で出ているとの情報もある。
　「一方で関西のテレビ局、とりわけ石田がレギュラーを持つ朝日放送のスタッフは出馬に関して寝耳に水で激怒している。石田は都知事選だから関西は関係ないと思ったのかは分かりませんが、『おはよう−』も当然、ニュースを扱う。“関西をバカにしている”と思われても仕方がない」(在阪制作会社スタッフ)

　現在、石田は東京のテレビ局地上波でレギュラー番組が1本もなく、『おはよう朝日です』と同局の映画紹介のミニ番組のみ。
　「脇坂社長は『都知事選が終わるまで出演を控えていただく』、『現場に任せている』と語っていましたが、スタッフは使うつもりはない。そのまま夏以降は仕事がなくなりますよ」
　と、前出の番組関係者は語っているが、ある芸能関係者はこう語る。
　「去年9月に国会前で行われたデモで安保関連法案反対を訴えていた頃から、石田には政界進出の噂があった。石田のことだから“圧力でテレビの仕事がなくなった”と言いながら、本格的に政界進出を目指すと思いますよ」

　しかし問題は、妻・理子(40)の存在だ。
　「理子さんは第2子を妊娠した際、石田が仕事と言いつつ実際はゴルフに行っていたことや、男だけの飲み会と言いながら女性が参加していたことなどに不信感を募らせていた。都知事選に出馬しようとした揚げ句、仕事がなくなったからと政界進出を言い出せば、我慢も限界。離婚問題に発展しかねません」(同)

　どうやら、“秋風一番”どころか“木枯らし一号”が石田純一に降りかかりそうだ。