この日、番組では台風15号による千葉県内の被害状況を取り上げ、政治家が続々と現地入りしたことも報道。その中で坂上は千葉県の初動対応に疑問の声が上がっていると指摘。市町村で防災システムがダウンし、県に状況報告できなかった場合、県が職員を派遣すると地域防災計画で定められているものの、実際に派遣されたのは被災から4日後の9月12日だった。専門家から「あり得ないですよ」と対応の遅さに苦言が上がると、坂上も、「現場はてんてこ舞いなんだから。じゃあどこが何するのって言ったら、やっぱり千葉県だと思うんです」とコメントした。
また、森田知事の「こういうのは自然との闘いでございます。全部想定通りにはいかない。自然とは予測がつかないんですよ」などと話したことに、坂上は「でもだからこそ、東日本(大震災)とか熊本(地震)、広島大雨災害とか。何をこの方は勉強して予測を立てて、こうやって災害が実際に千葉県に降りかかった時に、どういうリーダーシップを取ってくれるのか、っていう話なんじゃないですか。ものすごい他人事なんですよね、この方」と批判。「振り返ってほしいんですけど、この台風の災害があってからこの森田県知事の顔ってみなさん、どれだけ見ました? 全然顔が出てこないんですよ、この人。僕はもう、それが全てなような気がしている」と指摘していた。
坂上のこの発言に視聴者からは、「その通り。これまでの教訓が生かされてない」「さすがに説得力のある意見」「こういう意見が発信力のあるテレビでコメントされるのは良いと思う」と称賛する声が集まっている。
「この日の放送でも、『ごみに関して言うと、うちは生ごみと下水の臭いがやっぱりキツくて。家の周りはがれきの撤去までには全然至ってない状況ですけどね』と、現状を明かした坂上。実は現在自宅が千葉県にあり、かなり被害が大きかったことをブログや『バイキング』で明かしています。13日放送分では自宅前に植えた木が倒れたことや、屋根が風でめくれたことを説明。ブログでは、停電が続いたため自家発電機を購入し、冷水に足を浸けて暑さをしのぎ、近所と声を掛け合い、助けながら急場をしのいだと明かしていました。被害を受けた当事者ならではの批判に、多くの賛同が寄せられたようです」(芸能ライター)
批判を受けることも多い坂上だが、この日は説得力のある言葉に共感する声が多かった。