「原作は、累計発行部数180万部を記録した東村アキコ氏の同名マンガ。夜な夜な居酒屋で酒をあおる30代独身のヒロインが、異性や仕事に対し『もし○○だったら』などと“タラレバ”トークを展開しながらも、『ふと、自分はもう“女の子”ではないことを自覚させられる』というシュールな笑いを誘う女子会ドラマです」(芸能事情通)
この一報に驚くとともに、苛立ちを隠せないのが他局のドラマ制作関係者だ。
「NHKをはじめとするテレビ局は、吉高を何とか引っ張り出そうと躍起になっていたんです。そんな努力も叶わず、彼女の姿を見られるのはCMだけ。気が向けば舞台に出演するのみ。共演者が豪華な好条件のドラマオファーにも興味ゼロ。事務所上層部やマネージャーの話など一切、聞く耳を持たなかったんです」(某局編成担当プロデューサー)
そんなときに、日テレ連ドラへの出演情報がもたらされたのだ。
「よりによって日テレですよ。バラエティーやスポーツの制作力は評価しますが、ドラマは途上局。民放の中ではフジやTBSの足元にも及ばない。テレ東よりもレベルは下だと言われているんです」(制作会社幹部)
ドラマ三流局の日テレを選択した吉高。何が彼女の背中を押したのか?
「現在付き合っているとされるジャニタレの存在も後押しとなった一つですが、親友であるハリセンボン・近藤春菜の影響が大きい」
と証言するのは、多くのレギュラー番組を抱える放送作家氏。
「春菜から日テレのスタッフの評判を聞いていたようです。とにかくやる気と活気にあふれていると。確かにフジやTBSは視聴率が取れないストレスから活気がない。対する日テレは、技術は負けますが勢いだけはある。吉高はアゲアゲな性格ですからね。雰囲気で選択したんでしょう」
ちなみに、気になる吉高の出演料だが…。
「1本当たり、超安値の150万円〜でOKしてもらった。他局なら確実に250万円オーバー。金額については所属事務所が目先のギャラよりも女優の価値を優先したからです。吉高と同じ事務所に所属する福山雅治をフジに出演させて一度、痛い目に遭っていますからね」(制作会社関係者)
スタッフの勢いだけで日テレを選択してしまった吉高。彼女の見極めが正しかったのかは、すぐに証明されることだろう。