◎ノーブルリーズン
過去10年の傾向をみると概ね人気馬が上位に入線しているが、今年は大混戦ムード。どの馬にもチャンスがありそうなのでボックス馬券で遊んだ方がよさそうだ。
5頭いる2勝馬の中では、3戦2勝のアスカビレンとユキノカトレアが買い目か。アスカは強烈な末脚が武器。前走は内回りでも鮮やかに差し切っており、同じ京都1600でも外回りに替わるのはプラス材料。2カ月ぶりでテンションが上がり過ぎなければそこそこの競馬になるだろう。
ユキノは1400までしか経験がないものの、発馬がゆっくりしているので1600の流れの方が良い位置取りで競馬ができそうだ。牡馬相手でも互角以上のレースをしてきており、このメンバーなら上位。
キャリア1戦の組にも魅力のある馬が。クルミナルは1800を平凡な時計で勝ち上がったが、京都マイルでは外せないディープ産駒なので変わってくる可能性十分。
他では、前走でアスカと差のない競馬をしたシャルール。初戦の勝ちっぷりが良かったグレイスフルワードとコルボノワールを。
3連複 ボックス
(1)(2)(7)(8)(11)(13)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。