☆スターライトジャズ
2019年6月30日(日)中京第5R芝1600m戦に出走予定のスターライトジャズ。馬名の由来は「星の光+母名の一部」。牝、鹿毛、2017年5月6日生。栗東・高橋義忠厩舎。父ハービンジャー、母ジュピターズジャズ、母父サンデーサイレンス。生産は平取町・坂東牧場、馬主は犬塚悠治郎氏。18年セレクトセール1歳市場において1620万円で落札された。半兄には07年朝日杯FS(GI)で5着に入り、中央で4勝を挙げたスズジュピター(父タニノギムレット)や、中央の芝・ダートで4勝を挙げたダノンハラショー(父タニノギムレット)がいる。本馬は2歳馬としては見栄えのする好馬体の持ち主。全体のシルエットは父ハービンジャーから受け継いでおり、胸前には厚く幅があり、心肺機能が高そう。追い切りでは坂路を馬なりで4ハロン54秒7、ラスト1ハロン12秒4の好タイムで上がってきており、水準以上の動き。それでもまだ頭の位置が高い走法で、気性的にも幼い面が見られる分、今後の伸びしろは十分。フットワークの大きい走法、馬体の造りから、2000m前後の距離で活躍しそうだ。なお、鞍上は和田竜二騎手。
☆ルトロヴァイユ
2019年6月30日(日)福島第5R芝1800m戦に出走予定のルトロヴァイユ。馬名の由来は「再会(仏)」。牝、鹿毛、2017年2月9日生。美浦・竹内正洋厩舎。父エピファネイア、母メジロシャレード、母父マンハッタンカフェ。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は古川一弘氏。2018年セレクトセール1歳市場において5616万円で落札された。半兄には14年青葉賞(GII)を勝ったショウナンラグーン(父シンボリクリスエス)や、芝の長めの距離で4勝を挙げているヴァントシルム(父ジャングルポケット)がいる。本馬はロベルト系の血を色濃く受け継いでおり、牝馬としてはしっかりとした腹袋の持ち主で内臓面は強そう。胴伸び、頸差しが良く、全体のバランスが取れた好馬体をしている。追い切りの動きを見る限り、非常にパワフルな走りをしており、渋った馬場も得意としそうだ。血統的に本格化は先で、将来性豊かな1頭。凛とした顔立ちから学習能力も高そうだ。なお、鞍上は吉田豊騎手。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。