「悲願のナゴヤドーム単独ライブを成功させたり、地元名古屋ではバラエティー番組『もっと!ボイボイ無限大』(東海テレビ)など、数多くのレギュラー番組を抱えるアイドル。コンサートだけで3億円の利益を上げています」(キー局関係者)
もっとも、東京進出はこれまで何度もチャレンジされてきたという。
「新たな男性アイドルグループは、ジャニーズ事務所が牛耳っている関係で、不可能に近かった」(事情通)
さらに、ジャニーズ事務所が、ボイメンを目の敵にしていた理由が、もう1つあったという。
「『King&Prince』の平野紫耀が、かつて所属していたのがこのボイメンなんです。彼がジャニーズに入所したのは’12年。同じイケメンアイドル集団とあって、芸能界では対立関係にあったわけです。なぜか、平野本人は、頑なにこの経歴を否定していますが…」(キー局編成マン)
ところが…。
「今回、テレビ界に睨みを利かせていたジャニーさんという“重石”が外れたわけです。芸能界の勢力図が一気に塗り替えられるわけですよ」(キー局編成マン)
当然だが、今回、ジャニー氏が亡くなったこの機会に乗じて、ボイメンは再び東京進出を狙うという。
「実はテレビ界には、意外にアンチジャニーズが、かなりいる。ジャニーズ担当から外れて冷や飯を食ってきたテレビマンのことです。彼らも一攫千金を狙ってボイメンを売り出しにかかる。彼らの進出が成功したら、ジャニーズ事務所の売り上げは年間で2〜3割は喰われてしまう。金額に直してン十億円規模の話です」(テレビ関係者)
男性アイドル界に、地殻変動の波が押し寄せている。