彼と、スポーツ系のゲームが楽しめるアミューズメント施設に行った時のこと。私は、エキサイトしすぎて足をひねってしまったんです。かなりの痛さで私は立ち上がることができず、その場で倒れてしまいました。なので、彼に助けを求めたのですが、彼はなぜか私にスマホを向けていたのです。私が「ねえ、マジで痛いんだけど」と呼びかけても、しばらくそのままで助けてくれませんでした。
後で問い詰めると、彼は、女が肉体的に苦しんでいる姿が何よりも興奮すると明かしました。でも、そんな自分が嫌で、苦しんでいるとも言っていました。そういった癖は病気みたいなもので、ことあるごとに欲望が蘇ってくると。しかし、彼は私を故意に傷つけようとしたことは一度もありません。いつも理性で抑えているそうですが、私が怪我をした時だけは、抑えきれずに撮影してしまったそう。
また、ある時は「もしよかったらなんだけど」と、ありえないお願いをされた時もあります。彼は「一度だけでいいから、思いっきり顔を殴らせてほしい」と頼んできました。そして、「もちろん治療費は払うし、さらに100万円を払う」と。私が断ると、「そうだよね! うん、わかった。ごめんごめん」とすぐに彼は引き下がりましたが、さすがに怖かったですね。仕事も出来る人ですし、人当たりも良いのですが、そういう部分が不安になって、別れることにしました。
写真・Erik Burdett