同局の平日午後11時台の報道番組は看板番組の1つ。02年10月からキャスターを務めていた、現在フリーの滝川クリステルアナは、モナリザを意識して視聴者に対して斜め45度でニュースを伝え、人気を集めた。
椿原アナは入社以来、報道番組を中心に活躍。現在は「Mr.サンデー」、「みんなのニュース」のレギュラーを務めている。記事によると、知的な美貌で、男性視聴者に根強い人気を誇る一方、チャラついたところがなく女性視聴者からの好感度も高いという。椿原アナにとって、報道番組のメインキャスターは初めて。同局の女子アナの中では報道のエース格となっているが、椿原アナを“夜の顔”に据え、「ユアタイム」で視聴率が低迷した同時間帯の立て直しを図ることになったようだ。
「局内を見渡しても、もはや、椿原アナ以外に適任はいない。椿原アナはカトパンこと加藤綾子アナと同期入社だが、バラエティーにはまったく興味がなく報道志望。大先輩の安藤優子キャスターも椿原アナを買っており、以前から局の上層部に夜のニュースへの起用を進言していたようだ」(フジテレビ関係者)
一方、9月で「ユアタイム」が終了することになった内情について、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。
同誌によると、メインキャスターの市川紗椰はいつまでたってもMCとしての技術が向上せず。おまけに、番組前の会議にも出ず、本番前に局入りするのでトンチンカンなコメントも多かったという。
その状態におかんむりだったのが、今年6月に就任した報道担当の役員。その役員が「市川にニュースはできないよ」と皆の前で言い放ち、その一言で番組終了の流れが決まったというのだ。
市川に同局の“夜の顔”は荷が重すぎたようだ。