−−まずは前走の札幌記念(7着)から振り返ってください。
佐藤助手「レース後にアンカツさん(安藤勝騎手)は『大事に乗りすぎた』と言っていたし、久々の分、道中は力んで走っていた。そのへんが敗因だと思う」
−−最終追い切り(別掲参照)は素晴らしい動きでした。
佐藤助手「正義(蛯名騎手)も『(以前に乗ったときより)真っすぐ走るようになったし、すごく良くなっている』と誉めてくれた」
−−具体的にどこが変わったか。
佐藤助手「トモに力がついて全体のバランスが良くなった。その結果、背中をうまく使えるようになり、相乗効果を生んでいる。走るフォームも良くなり、推進力がアップした」
−−蛯名騎手とのコンビは、去年のセントライト記念(落馬)以来ですね。
佐藤助手「不運な落馬がきっかけで乗りかわったわけだけど、ボクは、ノリちゃん(横山典騎手=3勝)より、正義がこの馬のことを一番よく知っていると思っている。心情的にも彼に勝たせてやりたい」
−−この馬の勝ちパターンは?
佐藤助手「3角から早めにマクッて勝ったAJC杯(5馬身差)がお手本だね。休み明け(札幌記念)を1度使って、ガス抜きができたと思うし、今度は自分のスタイルで上手に走れるはず」
−−最後に意気込みをお願いします。
佐藤助手「他の有力どころは調整不足のところがあるし、(順調度で勝る)ウチの馬に一番チャンスがあると思う。ここで勝てないようだと、先ゆき見通しが暗いですからね(笑)。応援してください」