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ハッシーの地方競馬セレクション(5/17)「第15回川崎マイラーズ(SIII)」(川崎)

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 勝ち馬が強かった。先週大井競馬場でおこなわれた牡馬クラシック一冠目の「第68回羽田盃(SI)」。本命に推したヒーローコールは、スタートはやや出遅れたが、すぐに盛り返し7番手あたりの位置を取る。向正面中ほどから徐々にポジションを上げていくと、3コーナー手前から仕掛けていく。直線入り口では先頭を射程圏内に入れたが、2番手から競馬をしたミックファイアが最速の上がりを使って後続を引き離し優勝。本馬もしっかりと脚を使ったものの差は開く一方だった。勝ち馬は久々の上、-16kgと決して絶好調ではなくてこの結果だから、勝った馬を褒めるしかない。

 さて、今週は「第15回川崎マイラーズ(SIII)」が川崎競馬場でおこなわれる。
 出走メンバーを見渡すと前に行きたい有力馬が多く、先行馬には厳しい展開になりそうな今回。となれば、本命馬には後方から競馬をする馬から選びたい。本命にはスワーヴアラミスを推す。前走の末脚には目を引いた。やや伸び上がるようなスタートとなったが、すぐに盛り返し9番手あたりからの競馬。向正面では追っ付けながらの追走で、3コーナー手前からムチを入れる反応の悪さ。それでも直線に入ってエンジンが掛かると、そこからグイグイと伸びて勝ち馬から3/4馬身差の2着。上位には前で競馬をした馬が多く、展開的には厳しい競馬だったにも関わらず、最速の脚を使って追い込んだ内容は負けて強し。今回は距離が1ハロン短くなることに不安を覚えるが、一度使われて反応が良くなれば杞憂に終わるだろう。地方移籍初戦以来久々の勝利に期待する。

 相手本線はオーヴェルニュ。移籍初戦となった前走は、もっさりとしたスタートを切ると押してポジションを取りに行って中団からの競馬。残り600mあたりからペースが上がると付いていくのがやっととなり、直線でも伸びを欠き6着。移籍初戦だったことや、2歳戦以来の1400m戦だったことを考えれば度外視して良し。今回は移籍2戦目で地方の水にも慣れてきており、ひと叩きされた上に1ハロンでも距離延長になるのはプラス。プラスはあってもマイナス面はなく、ここは実績からも上位争いになるだろう。

 一発があるとすればアランバローズ。以下、リンゾウチャネル、デュードヴァンまで。
◎(2)スワーヴアラミス
○(10)オーヴェルニュ
▲(7)アランバローズ
△(5)リンゾウチャネル
△(1)デュードヴァン

買い目
【馬単】5点
(2)→(5)(7)(10)
(7)(10)→(2)
【3連複1頭軸流し】6点
(2)-(1)(5)(7)(10)
【3連単フォーメーション】15点
(2)→(5)(7)(10)→(1)(5)(7)(10)
(7)(10)→(2)→(1)(5)(7)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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