発表によると、来年元日から現在はLDHの社名を「LDH JAPAN」に変更。米国、欧州、アジアにそれぞれ「LDH USA」、「LDH EUROPE」、「LDH ASIA」を立ち上げるが、それぞれ拠点となる国や都市は現在検討中。LDHの所属アーティストと現地アーティストとのコラボや世界ツアー開催などを模索していくという。
また、世界の4拠点を統括するグローバル組織「LDH WORLD」を国内に設立。HIROは「すべてのことに目が行き届く環境ではなくなってしまった」とし、プロデュース業に専念するため、LDHの社長を退任し同組織のクリエイティブ・リーダーに就任。アーティストが自身の夢をかなえるため、会社運営に携わることができる環境を整備。EXILEのAKIRAが同社運営のダンススクール「EXPG」に参加したり、俳優としてハリウッド進出を目指す小林直己が「LDH USA」に携わることも明らかになった。
HIROは「まだまだ未熟な僕らですが、“ディズニー”や“ユニバーサル”のような世界中の人が楽しめるエンターテインメントを生みだせる会社をめざしたいという夢がある」と目標を明かしているのだが…。
「ファンの間からは『盛り上がっているのは社内だけ』、『成功するのはアジアだけ』などと厳しい声があがっている。国内では急成長中だが、世界規模で勝負できるような“コンテンツ”となるアーティストや俳優はまだいないだけに、今後、続々と海外のアーティスト・俳優・女優との業務提携を結んでいくのでは。あまりにもスケールが壮大すぎて逆に現実味がない」(芸能記者)
とりあえず、“世界進出”の第1弾としてどんなプロジェクトを仕掛けるのかが注目される。