「春菜と吉高は『花子とアン』で共演してからの付き合い。彼氏がいない(できない?)ブサイク女芸人を集め、『お前はどれだけ恵まれているんだ!』とみんなで説教し喝を入れたんです。泣いていた吉高も最後は笑いながら女優としての再起を宣言したそうです」(お笑い事情通)
ようやく芸能活動を再開した吉高を巡り、早速争奪戦が始まったという。キー局のドラマ&映画の担当プロデューサーらが目を血走らせながら企画書を手に、所属事務所に押しかけているのだ。
「奇跡ですよ。ぶっ飛んだことをしでかす彼女、一時は本当に引退すると囁かれていたんです。吉高はいまだに潜在視聴率が10.3%と非常に高く、男女問わず多くのファンを抱えていますからね。テレビ局は高額なギャラを支払ってでも、出演させたい女優です」(キー局編成マン)
当然、期待されるのが吉高の次回主演作。
「現在、有力視されているのは7月18日に公開されるフジテレビ製作の映画『HERO2』。キーマンとしてワンカットだけ登場するといわれています。フジの亀山千広社長自らがキャスティングに動いたというんです」(前出・芸能プロ関係者)
ところが、ここにきて吉高の次回作に関するサプライズ情報をゲットした。
なんと来年放映されるNHK大河ドラマ『真田丸』のヒロインに内定したというのだ。同ドラマは視聴率俳優・堺雅人(真田幸村)と人気脚本家の三谷幸喜がタッグを組み、NHKが満を持して送り出すキラーコンテンツだ。
すでに幸村の父親である真田昌幸には草刈正雄、兄の信之には大泉洋、豊臣秀吉には小日向文世、寧々は鈴木京香、茶々には竹内結子、石田三成には片岡愛之助といった配役が発表されている。だが、いまだにヒロインは発表されていない。
「吉高が演じるのは幸村の正室・竹林院です。これは局内のトップシークレットです。4月から5月にかけて吉高がお忍びでNHKに来ていた理由ですよ」(大河ドラマ事情通)
NHKは“三顧の礼”を以て、吉高をどうにか口説き落としたという。NHKがここまで吉高の起用にこだわった理由は大河ドラマの復権を最大の目標にしているからだ。
現在放映中の井上真央主演の大河ドラマ『花燃ゆ』は初回視聴率が16.7%と低発進。4月12日放送の第15話では9.8%と一桁に突入した。起死回生を期した2章開始も10.2%(5月3日)とふるわず、17日放送では9.4%と最低視聴率を叩き出してしまった。
「すでに途中打ち切り説も囁かれています。NHK上層部としては『花燃ゆ』の二の舞にだけはしたくない。『花燃ゆ』は視聴率5%台さえ割る可能性すら出てきたとされます。税金と受信料で1話、1億円以上の制作費を投入する大河ドラマが、民放の昼帯の再放送ドラマよりも視聴率が取れないとわかれば、国民も黙っていないでしょう。“無駄遣い”として新たな受信料不払い運動に発展する可能性も出てくる。吉高は視聴率を取るための保険です。彼女が出演してくれる条件はすべて揃えた。実は、三谷の推薦があったものの、元カレの野田と噂のあった宮沢りえは土壇場でキャスティングが流れたそうだ。そうそう、ハリセンボンの春菜が出演する方向だが、これも吉高の強い要望があったからだといわれています」(前出・大河ドラマ事情通)
『真田丸』ヒロイン内定なら、NHK局内での吉高目撃情報も合点がいく。しかし、彼女には野田と大ゲンカしておきながら、ヨリを戻した過去がある。
「紅白歌合戦後、一時は電撃結婚までマークされていた2人です。体の相性は抜群に合う。再度、復活愛となれば、今度こそゴールインのできちゃった婚で、ヒロイン降板というシナリオもなきにしもあらず」(芸能関係者)
芸能界は妊娠ラッシュ。吉高は完全復活するのか。