N国の立花孝志党首が、マツコとMXを相手取り、総額1億円の慰謝料を求める「原告1万人の集団訴訟」を起こすというのだ。
先の参院選で1議席を獲得したN国に対し、マツコは同番組で「ふざけて(票を)入れている人たちも相当数いるんだろうな」と毒舌を吐いた。立花党首は激怒し、マツコの謝罪と自身の番組出演を要求していた。
「マツコもMXも沈黙したままです。このままでは、信用を失うことになるでしょう。崎陽軒、ソニー損保、他2社もスポンサーを降りる事態も予想される。2年前の『ニュース女子』の二の舞になりかねませんよ」(広告代理店関係者)
2017年1月、MXの情報番組『ニュース女子』が「沖縄基地問題」を放送した際、米軍ヘリパッド建設に反対する人たちを“テロリスト”呼ばわりしたことで、放送後に抗議が殺到。同年12月、BPOの放送倫理検証委員会は「重大な放送倫理違反があった」との意見書を公表した。
「同番組は化粧品・健康会社『DHC』グループが制作したんですが、BPOに意見書を出され、番組の信用は完全に失墜した。MXは翌年3月に『ニュース女子』を打ち切ったのです。スポンサーはトラブルに巻き込まれることを極度に嫌います。今後、スポンサー離れで『5時に夢中!』も幕を閉じるかもしれない」(MX関係者)
経営の屋台骨を揺るがしかねない事態を想定してか、すでに経費削減の波は看板情報番組『バラいろダンディ』にも押し寄せている。
「金曜日のMCは島田洋七です。洋七は佐賀県を拠点にしているため、収録の度に上京する。飛行機代と宿泊費の経費削減で、洋七の9月末降板が噂されています」(お笑い関係者)
口は災いの元。