デビューからずっと芝を走っていた馬ですが、今年からはダートに主戦場を変更。昨夏の関越Sでは初ダートにもかかわらず、オープンで3着と好走したように、適性が十分あることはわかっていましたからね。
ダートで崩れたのは不良馬場で前残りの展開となったオアシスS(0秒6差8着)と、予想外の馬体増が影響した前々走のエルムS(1秒6差8着)の2戦だけ。ともに敗因は明らかですし、それ以外はオープンと地方交流重賞で4着以下がない堅実派。ここは人気の盲点といっていいかもしれません。
何といってもダ2100メートルは、エンプレス杯(JpnII)2着に、ブリリアントS4着の良績。後者はオープン特別ですが、フェブラリーS4着のロングプライドが2着(0秒3差)ですから、決してレベルは低くありませんでした。
少し掛かり気味なところはありますが、見方を変えればそれだけ元気のいい証拠。年齢的な衰えは一切ありません。中間のケイコでも闘志はバリバリ健在。ハンデ52キロで、そろそろ狙い目です!