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オリックス関東遠征負け越しも、“マッチョマン”吉田正尚に復調の兆し!

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吉田正尚

▼オリックス・バファローズ戦績(4月9日〜14日)
4月9日 対ロッテ ZOZOマリンスタジアム
●近藤大亮(先発はアルバース) 4-5× 益田直也○(先発は涌井秀章)
※延長10回
4月10日 対ロッテ ZOZOマリンスタジアム
※雨天中止
4月11日 対ロッテ ZOZOマリンスタジアム
○山本由伸 2-1 益田直也●(先発は岩下大輝)
4月12日 対西武 メットライフドーム
●比嘉幹貴(先発は山岡泰輔) 0-1× 多和田真三郎○
4月13日 対西武 メットライフドーム
○山崎福也(先発は東明大貴) 10-3 今井達也●
4月14日 対西武 メットライフドーム
●松葉貴大 3-11 高橋光成○

※14試合4勝7敗3分け。首位と4.0ゲーム差のパ・リーグ5位。

 開幕から惜しい試合が続き、厳しい戦いを強いられているオリックスだが、9日から千葉、埼玉と連戦となった関東遠征でも、サヨナラ負けを2回も喫するなど、勝てた試合を落としてしまった。11日のロッテ戦では、“神童”山本由伸に嬉しい今季初勝利がついたが、翌12日には“エース候補”山岡泰輔の無失点ピッチングを打線が援護出来ず、またもや惜敗。

 貧打に悩む西村徳文監督は、10日にT-岡田、マレーロ、西村凌を抹消。11日にロメロ、杉本裕太郎、小島脩平を昇格させるという思い切った入れ替えを行った。ファームで復帰直後に昇格となったロメロは11日にいきなりスタメン出場し、今季初安打を放ったが、以降の試合は代打での出場に留まっており、まだ本調子ではないことが窺える。杉本は13日に4番でスタメン起用されると、ホームラン2本を放つ活躍で、ファームでの勢いを一軍でも見せつけた。

 そして、この関東遠征が始まるまで打率.167、ホームランが1本も出てなかった“マッチョマン”吉田正尚だが、11日に「自分のスイングができた」という同点に追いつく今季1号ソロを放つと、14日の試合でも2本のホームランが飛び出し、5試合で19打数6安打、3本塁打、6打点と復調の兆しが見えてきた。打率も.208と2割台に乗せた。また、後藤駿太もメットライフドームでヒットを量産。福田周平と西浦颯大の1、2番の入れ替えも悪くはない。

 投手陣では、山岡、由伸と「0」で抑えることが計算できる先発2枚が出てきたのは大きな収穫。アルバースもロッテ戦では好投しており、東明も大きく崩れる心配はない。また、ロングリリーバーとして立場を確立されつつある山崎福也も頼もしい存在だ。次のローテで、榊原翼が好投すれば早期の立て直しは十分可能だろう。野手に関しては、正尚の完全復調に期待するしかない。ここにロメロが満を持してスタメンに復帰すれば得点力は増すはず。今週は16日から京セラドーム大阪とほっともっと神戸(対日本ハム)3連戦、楽天生命パーク宮城(対楽天)3連戦、東京ドーム(対ソフトバンク)へと続く変則の7連戦。日本ハムには開幕3連戦で2敗1分けに終わっているだけに、本拠地でやり返さなければならない。この7連戦は、中継ぎ陣の粘りと打線の奮起に期待したい。

文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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