各スポーツ紙などによると、稲垣は最後の曲の歌唱中、サブステージからアリーナの外周に設置された通路を通ってメインステージに戻る途中、客席に向けて手を振りながら歩いていた際に足を踏み外し、約2・7メートル下の床に転落。床にはマットなどは敷かれていなかったという。
公式サイトによると、終演後、病院に搬送され、検査を受け入院。後頭部の骨折以外に異常は見当たらなかったが、2日に再検査。意識ははっきりしており、会話も可能な状態だが、当面は治療に専念するため、活動を休止することも発表された。
前日の3月31日には、同所で行われた姉妹グループ・HKT48のコンサートで、秋吉優花がステージから落下し足の指を骨折していた。
「稲垣も秋吉も大きな会場でのコンサートに慣れていなかったのでは。慣れていれば周辺に注意を配りながら通路を歩けたはず。それもあるが、結局、運営の安全に対する配慮がなさ過ぎたのでは」(芸能記者)
AKB48グループ総監督の横山由依は2日、自身の公式ツイッターで「事故防止策をスタッフの方々と改めて練り、再度、全力パフォーマンスをみなさまにお届けしたいと思います」とつづった。
また、ネット上では運営側に対する批判が殺到。それを受け、HKT48の指原莉乃は同日、自身のツイッターで、「本人たちは絶対に自分の不注意だってわかってるから。。なんでも運営運営っていうのは違うんですよねえ。。」とファンにクギを刺した(現在は削除)。
「以前、握手会でファンがメンバーを刃物で切りつける事件があり、以後、警備面が強化された。今後、2人の事故を受け、何らかの安全策がとられるのでは」(同)
負傷した2人の1日も早い回復を祈りたい。