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松本人志もあきれたTV業界の現実 BPO審議入りで「ガキ使い」もピンチ!?

 昨年末に放送された『ダウンタウン ガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』が放送倫理・番組向上機構(BPO)の審議対象入りしたことが判明。「お尻の中に粉を入れ、他の人に吹きかけるシーン」などの場面について、委員から「放送基準に照らし問題があるのではないか」といった意見が出たという。奇しくも先月の「ワールドナイトショー」にて、ダウンタウンの松本人志がテレビ規制に対して苦言を呈したばかりだった。

 同番組で松本は「昔なら十分使えた話が、完全に自主規制というか、局規制というか…」と語り、「もう『カットしとこう』っていうのがすごくあって…」と、現場とテレビ放送でのズレについて言及。以前にも、ラジオ番組「松本人志の放送室」で、テレビ規制の話題になると「もうテレビはおもろない。しょうもないことばかり言ってくるし…。落ちるとこまで落ちたらええねん」と飽きれ、また同番組の違う日の放送でも「最近はテレビが視聴者に合わせてきている。昔はテレビが視聴者を引っ張ってきた。今は、昨日のオンエアいかがでしたか? お気に召しました? ってこんなやり方してたらおもろなくなる。テレビで笑いを追求する必要がない!」とテレビ放送での笑いに対して、絶望とも言える感情を吐露。

 かつて松本は、「ダウンタウンのごっつええ感じ」で制作側と対立したことで、番組が終了してしまったという噂があるだけに、もし、日テレが世間の苦情やBPOの要請を受け入れて、今後「ガキ使い」がユルい内容へと軌道修正せざるを得なくなれば、松本がサジを投げて、「ガキ使い」終了という大惨事へ発展する可能性もあるかもしれない。

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