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その他 2010年05月21日 13時00分
【雅道のサブカル見聞録】 大丈夫なのかアニメノチカラ? 物議をかもし出す総集編放送
テレビ東京とアニプレックスが共同で立ち上げたオリジナルアニメプロジェクト。“アニメノチカラ”。この深夜アニメの制作はA-1 Picturesが行い、最近深夜枠で減少ぎみな漫画やゲームの原作に頼らないオリジナルアニメを、クリエイターの育成もかね、放送形式も従来の放送枠買い取り形式ではなく、テレビ局本体も製作に関わって精力的に放送しようという試みだ。現在はプロジェクト第二弾の『閃光のナイトレイド』が放送されている。 さてこの『閃光のナイトレイド』。第二次大戦前の1930年代の上海を舞台とした超能力スパイアクションで、今週は本来第7話である「事変」が放送されるはずだったのだが、テレビ東京系列の地上波放送では、特別編として「預言」が放送された。「事変」は公式サイトでのストリーミング配信のみとなった。特別編と言えば聞こえはいいが、要するに総集編である。放送話数が全12話程度しかない1クールアニメでは異例の事態といえるだろう。 このように、突然総集編を挟む例が他に無いわけではない。最近では、同じく1クールアニメで4月まで放送されていた『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』が、7話と8話の間に「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 特別編〜Special Edition〜」として、新規カットを追加して再編集映像を放送した。これは制作会社との連絡が不十分で納期に間に合わなかった為とウワサされている。 伏線を張りすぎているアニメや、2クール以上の長期アニメだと、意図的に総集編を入れる場合もあるが、殆どの深夜アニメの場合、総集編放送には何らかの問題があってのケースの方が多い。 『閃光のナイトレイド』も、本来はアニメノチカラ第三弾として放送予定だったものを、第二弾予定だった『世紀末オカルト学園』が予定より制作が遅れた為の前倒し放送だったことが影響しているのではなかろうか。いくら準備していたとはいえ、3か月も制作を早めるのは容易なことではないだろう。 もう一つの理由として考えられるのが、7話で放送予定の「事変」が以前の話までの舞台である西暦1931年の上海から離れ、満州事変を石原莞爾や板垣征四郎などの実在の人物を交え、日本人の視点で描いてることで、諸外国に配慮した結果ではないかということ。公式サイトでのストリーミング配信はするとはいえ、スポンサーは自分達は放送を自粛したという証拠だけは欲しいところだろうし。 理由がどうあるにせよ、最近では貴重なオリジナルアニメなので、作品に期待する視聴者が混乱する事態だけは避けてほしい。それに、第一弾の『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』から宣伝が大規模で、果たして採算は取れているだろうか…。 どうせ総集編をやるなら、総監督のストーリー構成ゴタゴタで、4話にして総集編を挟むまさかの展開で伝説となった、2007年に放送の『キスダム -ENGAGE planet-』のように、強烈なインパクトが欲しいものだ。まあ、『キスダム』の場合その後のストーリーの裏返りっぷりも有名なのだが…。(斎藤雅道)
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ミステリー 2010年05月21日 12時30分
『やつらは多分宇宙人!』撮影現場に、MIB(メン・イン・ブラック)が出現
もし、貴方の近所に宇宙人一家が引っ越してきたらどうなるだろうか。そんな愉快なシチュエーションで展開する“お馬鹿コメディ”が、BSフジで人気を博した『やつらは多分宇宙人!』である。2010年1月9日から3月13日まで全10話が放送され、ポニーキャニオンから発売されたDVDは、宇宙人好き、コメディ映画好きを中心に静かなブームを起こしている。 出演者は、井之脇海が宇宙人に翻弄される少年、谷村美月がその姉を演じたが、怪優・嶋田久作が扮した、宇宙人一家の父親が見せるコミカルな演技に大きな注目が集まった。嶋田久作というと、どうしても『帝都物語』の敵役・加藤保憲のイメージが強いが、今回ばかりは見事に喜劇を演じている。 宇宙人一家の構成は、父親宇宙人が嶋田久作、母親宇宙人が原千晶、息子の宇宙人が馬場徹であったが、この一家が引き起こすドタバタが楽しいのだ。仕事で嫌なことがあると、父親宇宙人はやたらに牛を殺し、結果的に毎晩のように夕食がモツ鍋になってしまう。また宇宙人であるがゆえ、一家揃って睡眠という行為が理解できない、なんてシーンもある。まさに日本版『オースティン・パワーズ』とでもいうべき、王道の“お馬鹿コメディ”なのである。 「日本で本格的に“お馬鹿コメディ”が根付くターニングポイントになる作品ですね。家族で安心して見られる作品であり、“視聴者から笑われる”宇宙人番組から、“視聴者を笑わせる”宇宙人番組への進化を感じる作品ではないでしょうか」(ホラー作家・山口敏太郎氏) この撮影現場に、奇妙な人物が訪問したことがあるという。このドラマの収録は、東京・恵比寿にある実際の一軒家を借り切って行われたが、この民家に怪しい男が出現したのだ。 男は作業着を着込み、いきなりその一軒家の玄関にやって来た。近隣の方がクレームを言いに来たのだと思い、その時手が空いていた美術スタッフとスタイリストの女性が対応した。 その男性は、 「すみません、遅くなって! もっと早めにご連絡をしなければならなかったのに、本当に申し訳ございません」 と告げると、家に上がろうとする。 「今は撮影中なんで、まずいです」 と、スタッフたちが懸命に止めると、 「え? 今日じゃないの? あれ? 間違えました! すみません」 と妙な回答をし、立ち去り際にニヤリと笑うと、不気味な言葉を吐いた。 「いや〜ちゃんと確認すればよかった…。また来るのは来年? いや、何十年か先になるかもしれませんね。では、失礼します」 実はその日に、第9話目のUFOを呼ぶシーンが収録されていたのだ。この不気味な男の話を聞いたスタッフは、本当に宇宙人が訪問したのではないかと囁き合った。 ちなみに、UFOや宇宙人の目撃者や研究家のもとには、MIB(メン・イン・ブラック)と呼ばれる男が訪問し、脅迫すると噂されている。ひょっとすると、宇宙人を扱った“お馬鹿コメディ”に、宇宙人も参加したかったのであろうか。不思議だが、どこか笑えるエピソードである。(和田大輔 山口敏太郎事務所)
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芸能 2010年05月21日 12時15分
デーモン・アルバーン、ヘンドリックスと同様だと賛辞を受ける
ボビー・ウーマック曰く、ゴリラズ、そしてブラーのフロントマン、デーモン・アルバーンはジミ・ヘンドリックス、レイ・チャールズと同じ位の才能があるそうだ。ウーマックは、デーモンがいつもスタジオで実験をしようとしている姿が2人に似ているのだという。 ゴリラズのシングル『スタイロ』でボーカルを務めたウーマックは、「デーモンはヘンドリックスとチャールズと同じ事をやっているね。とっても創造的でそこにたどり着く事を考えているし、皆がやらないような事に挑戦しているよ」。 またウーマックは、ゴリラズはとても地に足着いたグループで、ゴリラズとの仕事は、これまでコラボを行なったどのミュージシャン達とも違うとも語った。先日、ロックの殿堂入りを果たしたウーマックは、 「ゴリラズとの仕事は変わっているよ。自尊心が全く無いし、メンバーはクールだ」 ゴリラズは、現在9月から始まるアリーナツアーの準備に取り掛かっているが、デーモンによると、アニメ化されたグループを組織する事は容易な事では無さそうだ。 「悪夢のような作業だよ。ストレスを貯め過ぎないようにしていると上手く行く事があるけど、行かない時もあるさ!」
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トレンド 2010年05月21日 12時00分
♪バーイバイバイ、バーイバイバイ、愉快、不愉快、“売国くん”は、鳩山ランドのプリンスだぃ!!
外国人参政権問題や普天間基地移転問題、口蹄疫の対応の遅れなど失政の続く鳩山政権だが、筆者がツイッターやブログ、ミクシィで、鳩山政権を『怪物くん』を扱ったパロディにしたらどうだろうか!? とつぶやいたところ、共感した多くの読者からメールやメッセージをいただいた。 現在日本テレビで放送中の『怪物くん』では、嵐の大野くんが主人公の「怪物くん」を熱演しているが、耳の形に特徴があり、異様な発言の多い鳩山首相は、ある意味「怪物くん」にぴったりである。 三代続く鳩山ランドのプリンス(弟は遊び相手のいない孤独な坂本龍馬だが)で、あだ名は「怪物くん」ならぬ「売国くん」にして、他人の血を吸うドラキュラは小沢一郎、狼男はコロコロした体型から野田佳彦、フランケンは顔の雰囲気から岡田克也と決めて配置し、主題歌も筆者が考えてみた。 「♪バーイバイバイ、バーイバイバイ、愉快、不愉快、売国くんは、鳩山ランドのプリンスだぃ!!」 すると、そのパロディ精神を汲んだ一コマ漫画を、匿名の方が描き送ってきてくれた。今回は、その風刺の効いた“パロディ漫画”を公開したい。政治風刺漫画は昭和の頃からつきものだが、webでの政治一コマ漫画も、なかなか愉快で楽しいものである。(山口敏太郎)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/※注:著者の配役と漫画の配役に相違がございますが、そのまま漫画の世界観をお楽しみください。
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芸能 2010年05月21日 11時45分
アメリカ・カリフォルニアでのマイリー・サイラス
カリフォルニアで外出できる間は、スムージー片手に超多忙なスケジュールの中で自分の時間をつくるマイリー・レイ・サイラス。 一向に衰えそうもない映画界と歌手活動での多忙さ、出来るときにはこうして自由時間を楽しむことが必要な彼女。
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スポーツ 2010年05月21日 11時00分
高岩竜一に“強制手錠マッチ”って…、誰か教えてくれよ!? 5・16地下プロレス『EXIT-39 CORE:L』(2)
【第1試合 時間無制限一本勝負】“凶暴凶悪コング”ナイトキング・ジュリーvs.“格闘僧侶”日龍 昨年夏から今年初冬にかけて繰り広げられた地下プロレスのタッグリーグ戦「UNDERGROUND JAPAN TAG LEAGUE 2009」、そして日本阿吽(あうん)王座の「帯」をめぐって、幾度となく激戦を繰り広げてきた両者の一騎打ち。体格とパワーで攻めまくるジュリーが「動」で「油」、得意の寝技で涼しげにこれを凌ぐ日龍が「静」で「水」というべき、何もかも好対照な二人だが、ジュリーが新フェイバリットホールド・ベアハッグで勝利。阿吽王座をめぐって、この二人の闘いはまだまだ続くことだろう。○ジュリー(7分47秒 ベアハッグ)●日龍【第2試合 時間無制限一本勝負】“超竜”高岩竜一vs.“求道妖怪”入道 試合前、唐突に長い金髪の男が登場。男が着込むジャンパーの背中には「CANADA」の文字が…。カナダの金髪男…、リッキー・フジだ! そしてリッキーの手には、鎖のついた手枷が。さらに「これを付けて闘え」と高岩に強要する。そして、このカナダの金髪男は、「これはフランスからの指示だ」ともうそぶいているが…、これはいったいどういうことなのか!? リッキー・フジといえば、カナダ。そしてカナダといえば、世界地下プロレス史におけるキースポット『ダンジョン』がかつて存在していたのだが…(そして、ダンジョンで繰り広げられた死闘の歴史は、地上のプロレス界に記録されていない!)。この金髪男は、地下の秘密を何か握っているのだろうか? しかしリッキーは、高岩に手枷を手渡すと、リングにも上がらず一言も話さず、すぐにCORE STADIUMから姿を消してしまった。リッキーと地下プロレスに、何か因縁があるのか…、そのミステリーを解明することは、この日は叶わずに終わった。 まったく状況を把握できずに手枷をはめられた高岩は、早速入道のスタートダッシュ猛攻を喰らう。反撃を試みるも手枷が邪魔で自由に動けない高岩は、全身の力を漲らせて鎖を引きちぎろうとするが叶わず、入道にさらなる攻撃を許してしまう。 しかし、手枷で繋がれたままの両腕でダブルチョップをぶち込むと、形勢は一気に逆転。次に両腕をむんと張った瞬間…、鎖がついにちぎれ、超竜がついに解き放たれた! そして自由になった右腕で渾身のラリアットをぶち込み、腕固めでフィニッシュ。2・14『EXIT-30 CORE:J』でのシングル3連戦に続き理不尽なチャレンジを強いられる形になったが、またも高岩はその豪腕でピンチを乗り切ってみせた。○高岩(4分21秒 腕固め)●入道全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-39 CORE:L』2010年5月16日(日)開始:18:00会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目『CORE STADIUM』<第1試合>○ナイトキング・ジュリー(7分47秒 ベアハッグ)●日龍<第2試合>○高岩竜一(4分21秒 腕固め)●入道<第3試合 WUW(World Underground Wrestling)選手権>○[王者]紅闘志也(7分22秒 TKO)●[挑戦者]SEIKEN ※パンチ連打※第26代王者紅が初防衛に成功。<第4試合>○紅闘志也、富豪2夢路、小笠原和彦(12分42秒 TKO)ナイトキング・ジュリー、●SEIKEN、入道 ※飛びヒザ蹴り※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/日本阿吽王座にキャプチャー王座…地下ベルトの王座交代劇、続々 4・18地下プロレス『EXIT-37 HIGHEST』http://npn.co.jp/article/detail/96811864/“幻想”の教育を授かって…地下戦士たちの闘いは烈しさを増す 3・28地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』http://npn.co.jp/article/detail/82818271/地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年05月21日 10時30分
「モタモタしている」オーナー発言でも、オレ竜ナインは鼓舞しない?
左手一本で当てに行くような弱々しいスイング…。15日には自ら途中交代を申し出たほどだから、中日・和田一浩外野手(38)の右脇腹の『痛み』は相当なものだろう。しかし、それ以上に頭が『痛い』のが、落合博満監督(56)のようである。 「この球場は難しいね。でも、そんなこと言ってられない。年に1回しかないけど、慣れないといけない」(5月18日) 珍しく(?)、試合後に落合監督が記者団の質問に応じた。何が難しいのか−−。千葉ロッテの本拠地・マリンスタジアムの『強風』を味方にできなかったのだ。この日のマリンスタジアムは、10メートルを越す強風に吹きつけられていた。中日守備陣にエラーは記録されていないが、千葉ロッテの先発・渡辺俊介(33)は“風を読んで”、変化球の曲がり具合を大きくし、中日打線を翻弄させた。 「同日、落合監督は『通算500勝』が掛かっていたんです。本人は淡々としていましたが、地元ナゴヤのメディアがいつも以上に多かったので、分かっていたはずです」(取材陣の1人) 落合監督を悩ませているもの…。通算500勝の節目で足踏みしたことではない。クリーンアップの一角・和田の体調が万全でないこともそうだが、同日の千葉ロッテ戦の直前、『左脇腹痛』で戦線を離脱した井端弘和内野手(35)の復帰が遅れるとの報告も入っている。思い起こせば、今季の中日は開幕からベストメンバーで試合をしたことがないのではないだろうか。そんな状況に、白井文吾オーナー(81)が喝を入れた。 「ペナントレースの感想? 君ら(報道陣)が考えているのといっしょ。モタモタしている! まだ、どうこういう段階ではないけど、もう39試合が終わったんだから、態勢を考えてもらわないといけない」 白井オーナーが憤りを隠せなかったのは、10日。現在、二軍本拠地となっているナゴヤ球場の竣工式に出席し、そう発したのである。報道陣は「この先、補強(トレードなど)もあり得るのか?」とも聞いたが、同オーナーは「ない!」と言い放っている。このオーナー発言は当然、落合監督にも伝わっているはずだ。 「白井オーナーは、落合監督にとって、唯一、かつ最大の理解者です。でも、昨年のクライマックスシリーズ中、落合監督の自軍選手を見下したというか、他人事のような言動に対し、球団事務所に抗議電話が殺到しています。抗議電話の多さはオーナー自らが認めており、以来、オーナーと落合監督の蜜月関係は終わったとも囁かれています。昨季、前年比で観客動員数を落としたセ・リーグ球団は中日だけですし…」(プロ野球解説者) 補強(投資)も即座に否定したのは、そんな経営事情もあってのことだろう。 全面擁護ではないオーナー発言が続き、中日関係者は落合体制をこう見ている。 「08年オフに契約更新しています(3年契約)。フロントが落合監督に託したのは世代交代を含むチーム作りであって、そうなると、ある程度の時間を要するのはやむを得ません。05年の監督就任以来、Aクラスから落ちたことは1度もないので、『落合嫌い』の中日OBも、何も言い返せない」(チームOBの1人) 白井オーナーの真意は分からない。しかし、こうした批判めいた発言は過去にはなく、落合体制で「新しい戦力が出ていない」事実がさまざまな憶測を呼んでいるようだ。 「落合監督が育てた若手選手はいますか? ベンチで燻っていた中堅クラスの実力を見抜いて登用した眼力は認めますが、若手野手を育てたという話はありません。世代交代を託したのに新しい戦力はほとんど出ていません。たまに若手が出てきたと思えば、大卒、社会人ばかり。高校生が育っていない点は気になります」(同) 岩崎達郎内野手(25)がスタメンで入る試合も多くなった。しかし、井端が復帰してきた後は「ベンチスタートに戻る」との見方は支配的であり、若手野手がなかなか育たない現状に、「オーナーが不満を持っている」と解釈する中日OBもいないわけではない。 「故障者続出でも優勝圏内に止まっているのはさすがです。落合監督は『クライマックスシリーズに進出すればどうにかなる』という選手たちの覇気のなさを嘆いています。インパクトの強いゲームがないのはそのためでしょう」(前出・取材陣の1人) 勝っても、巨人追撃の起爆剤とならない現状…。落合監督にとって、頭の痛い話である。
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芸能 2010年05月21日 08時00分
AKB48では天狗でも、「龍馬伝」ではそうはいかない前田敦子
メンバーの人気投票でも1位を獲得し、AKB48のエースである前田敦子。オバサンの記者から見ても、「AKB48」の中で見分けがつくのは前田だけ。という事は、彼女はかなりの年齢層の日本人に知られたアイドルという事になる。しかしあろう事か、その前田が「龍馬伝」撮影中も天狗状態というウワサが広がっている。しかし、それは絶対に無いと確信する記者。なぜなら、彼女のそばには必ずアノ人たちがいるから…。 露出度が上がれば、悪く言う人も現れ、「友達の友達が言ってたけど、あっちゃん、前と性格変わった」(行きつけのマンガ喫茶で高校生談)だとか、「龍馬伝で仏頂面」(他社様サイトより)なんて話も聞こえてくる前田。たしかに単独で写真集出したり、AKB48の人気を引っ張っているのは前田であろうから、AKB48の中で多少天狗になってもいたしかたない。張り合っている若いアイドル同士がそう仲がいいわけでも無く、エースの前田がAKB48内で“わがまま”でもそれは普通だ。 しかし、天下のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影現場に置いて、彼女がワガママ娘にはなりえない。それは彼女が出演しているシーンに必ず同席している共演者たちを見れば分かる事だ。 まず、島崎和歌子。島崎は坂本千野という、龍馬の兄嫁の役。前田はその娘の坂本春猪(さかもと はるい)という役で、二人は出演シーンはほとんど一緒に出ている。ちなみに春猪とおじさんである龍馬(福山雅治)との絡みは少ない。父役の杉本哲太と祖母役の松原智恵子こそ前田に甘いかもしれないが、島崎はどうだろう?同世代の森口博子や井森美幸などに比べたらダントツに怖い感じのする“バラエティお姉さま”の島崎ワッコ。一字変えればアッコだし、後ろに島田紳助など大物も控えている。ワッコの機嫌をそこねたら、それこそAKB48全体の存続にかかわる。いくら前田でも、ワッコの前では大人しくしているしかない。 坂本乙女役の寺島しのぶも怖い。特に今回「龍馬伝」では弟龍馬の頭もひっぱたく強気の「姉さんモード」に入っている寺島は、いつもどおり役に入り込みすぎるため、「年下を厳しく指導しよう!」という気持ちでいっぱいになっているに違いない。常にそばにいる18歳のあっちゃんにとって、しのぶも脅威だ。 でも今のところ、そんな状況の中でものびのび演技が出来ている様子の前田敦子。若いなりに大先輩たちに負けじと頑張っている。フクヤマが認めた前田の待ち時間中の「無表情」は、そんな頑張りの“疲れ”から出ているのか。<コダイユキエ>
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スポーツ 2010年05月20日 18時00分
案の定弱いセ・リーグの虚弱体質
優勝チームはパ球団ばかりという、過去5年間の実績通り。今季もパ・リーグが23勝13敗(5月20日現在)とセ・リーグを圧倒。「パ高セ低」の看板に偽りなしの交流戦。とはいえ、あまりにも弱すぎるセ・リーグ。パ・リーグの二軍ではないのだから、メンツに懸けて巻き返す必要があるだろう。 セ・リーグで貯金があるのは、4勝2敗の中日だけ。が、4連勝した後に強風で有名な千葉マリンでのロッテ戦に連敗。「いやあ、この球場は難しいなあ」と、あのしたたかさが売りの落合監督が嘆く有様だ。 セ・リーグの首位を快走していた巨人は3勝3敗の五分。「空中戦にさせない野球をやる」と宣言していた梨田監督率いる、ダルビッシュが登板しないパ・リーグ最下位の日本ハムに連敗している。 広い札幌ドームでは、これしかない巨人お家芸の一発攻勢が不発に終わったからだ。巨人の空中戦は、狭い東京ドームでしか通用しない現実を露呈してしまった。 阪神、横浜、広島が2勝4敗。ヤクルトにいたっては6連敗という屈辱的な成績だ。対するパ・リーグは西武、日本ハムが5勝1敗でもっか交流戦トップ。ロッテが4勝2敗で中日と並び3位。ソフトバンク、オリックス、楽天の3球団も五分の成績だ。 ここまでハッキリした数字が出てくると、セ・リーグ球団は言い訳が通用しなくなる。西武OBなど「中村がセ・リーグの狭い球場で1年間戦ったら、ホームラン70本は打つよ。唯一広い甲子園球場にしても、右翼から左翼へ強い浜風が吹くからね」と豪語する。 ここまで言われても、現状ではセ・リーグ球団は反論できないだろう。さらに、パ・リーグ出身のOBが追い打ちをかける。 「ハッキリ言って、セ・リーグの球審はストライクゾーンが広いね。あれだけワイドに取ってくれたら、投手は楽だよ。ダルビッシュ、岩隈、田中、涌井らパ・リーグのエースたちがセ・リーグに行ったら何勝するかわからない」と。 打者に有利な狭い球場、投手にはその不利を埋め合わせるような広いストライクゾーンという恩恵があるというのだ。いってみれば、温室育ちのセ・リーグ選手。 一方、パ・リーグの投手は広い球場というアドバンテージはあるものの、狭いストライクゾーンと戦うから、打者を抑え込むパワフルなボールと精密なコントロールを要求される。打者も広い球場を克服してホームランを打つには、フルスイングできる体力と技術が要求される。同時に、広い球場は二塁打、三塁打が増えるから脚力も必要になる。 長年の環境が生んだ「パ高セ低」の実力格差ともいえる。セ・リーグ球団側に反論があるのなら、勝って実証するしかない。結果がすべての勝負の世界だから。
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芸能 2010年05月20日 17時30分
perfumeのあ〜ちゃんは、○○○じゃないから
活動休止中のミュージシャン? と熱愛報道が出たperfumeのあ〜ちゃんこと西脇綾香。恋愛も激しく体当たりな彼女は、好きになったら脇目もふらず「彼だけ」になっちゃう女の子らしく、最近少々情緒が不安定とまで言われている。しかし、あ〜ちゃんが最近情緒不安定なのは、恋愛だけの問題じゃなくてかねてからネット上で言われていた「イヤな事」を、NHKのお昼の番組が無神経にも全国放送でつっついたからである。 昔のキャンディーズで言えばスーちゃん(田中好子)のポジションの、あ〜ちゃん。べちゃっとした顔立ちと、箸が転んでもおかしい年頃の女子特有の楽しいおしゃべりで、perfumeの人気をひっぱっている。おもしろい子で、チャッピーも大好きなんだけど、ちょっとだけ、お顔がゴ○ラに似ているの。おめめパッチリ、面長でゴ○ラ顔の人って結構美人も多いんだけど、お年ごろのあ〜ちゃんはやっぱり気にしていたみたい。そんな時、土曜日のお昼番組「スタジオパーク」にゲスト出演したperfumeへの視聴者からの質問に「動物では何に似ていますか?」というのがあって、住吉アナも悪気は無いんだけど、そのまま読んじゃったの。ここで完全にキレちゃったあ〜ちゃんの姿があったわ。 チャッピーも見てたけど、その時の様子がネットサイトに上がってるのよ。 『パフュームあーちゃん、スタジオパークで激怒』 Perfumeへの質問を書いたボードをもった住吉アナ。 住吉アナ「動物では何に似ていますか?」 のっち「犬です」 かしゆか「ハムスターていわれます」 あ〜ちゃん「あたし、何にも似てません!」 その質問の時一瞬ムっとした表情のあ〜ちゃんのアップ。(4月の放送より) ひとたび熱愛のウワサが出れば、個人ブログの書き込みなどで中傷がヒドイ。ちょっとかわいそうなあ〜ちゃん。大体、あ〜ちゃんは、ゴ○ラ顔だけど、ゴ○ラそのものではないわよ。それから、ガルネクの千紗だって、JUJUだって、倖田來未だってアムロちゃんだって、ゴ○ラとまではいかないけど十分サル顔。松任谷由実を筆頭として、女性アーティスト界はメスザルだらけなのよ。「見慣れると一番可愛く見えてくるのがゴ○ラ!」だとか思う人もいるし、三人の中では一番愛嬌はあるわよ。あ〜ちゃん。(チャッピー)
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