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スポーツ 2014年10月09日 00時00分
広島・マエケンに巨人FA入り密約説舞台裏
優勝は遠のいたが、阪神と激しい2位争いを展開している広島が頭を痛めているのが、エース前田健太(26)の今後の契約。現在11勝を挙げ、防御率2・58(9月22日現在)。巨人の菅野智之らと勝ち星、防御率を争っており、タイトルに加え、クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本一になった日には「もう手に負えない」と悲鳴を上げているのだ。 今季年俸は2億8000万円。ざっくり計算しても、来季の年俸3億円超えは確実だろう。ところが球団の総年俸は12球団最下位の20億9175万円で、45億7640万円の巨人ならともかく、容易に出せる金額ではない。 「それをわかっているから、前田も昨オフにメジャー転身を申し出、球団も快く送り出そうとしているのです。球団が前田に突き付けている条件はただ一つ。ポスティングシステムで“上限の20億円入札があった場合限定”というもの。それ以下なら、海外FA資格を得る2017年まで広島に奉公させる方針のようです」(広島担当記者) 松坂大輔が60億円、ダルビッシュ有が40億円といった具合に、入札額が青天井だった当時ならともかく、田中将大のポスティング移籍を機に上限が20億円に設定され、広島としては無条件でメジャー転身を認めるわけにはいかないのだ。 そこで前田が画策しているのが、「入札額が20億円以下だった場合に備えての巨人移籍」だという。順当にいけば2年先、2016年オフには国内FA資格を得られる。そうなれば、大手を振ってジャイアンツのユニホームを着ることができるのだが、カープの財政がそれを許さない。そこに付け込んだのだ。 広島がこの話に乗る可能性はある。理由は二つ。このオフに前田の年俸が3億円を突破すること。先に述べたが、市民球団の赤ヘルにはとても払える額ではなく、6年前に黒田博樹をFAでドジャースに出した際も年俸は2億5000万円。2億円台が出せる限界ラインなのだ。 もう一つは、昨年、FAで巨人に売り付けた大竹寛がジャイアンツの水になじめず、肩の故障もあって思うように勝ち星を挙げられないこと。巨人サイドからは“バッタモンをつかまされた”と不満の声が上がっているが、いまさら返金ともいかず、前田で穴埋めをしようとしているのではないか、という情報が囁かれているのだ。 広島からすれば、前田を巨人にトレードすれば、3億円超のコストカットができる上に大竹の帰還に加えて若手の好素材を獲得することができる。こっちの方が得という算盤勘定だ。 「実はカープは、巨人との結び付きが深い。独立採算という経営形態から、これまで川口和久、江藤智、大竹をFAで移籍させている。一方、金本知憲、新井貴浩は阪神に移籍させており、こちらとも友好関係にある。もし、前田が2年後に国内FA資格を獲得すれば、両球団の激しい綱引きが予想され、巨人としては“今のうちに獲得しておこう”というもくろみがある。そこでひねり出したのが、大竹とのトレードという“ウルトラG”なのです」(広島OBの野球解説者) 前田にとって、巨人は広島以上に居心地がいい。原辰徳監督とは試合があれば必ずあいさつに出向く仲だし、捕手の阿部慎之助とはワールドベースボールクラシックで黄金バッテリーを組んだ間柄、同い年の坂本勇人とは互いに認め合うライバル関係だ。YGマークのユニホームを着ても、すぐに溶け込んでいける環境にある。 「前田が最も信頼を寄せているのがカープの偉大なOBである山本浩二氏です。日本テレビの解説者を長く務め、読売グループの信頼も厚い。阿部とは侍ジャパン前監督としてホットラインを持ち、公私ともに親しい。前田の気持ち、カープの球団事情、そして大竹の心情も熟知しているのが山本氏です。そこで『巨人で3シーズンプレーし、海外FA権を手にしてメジャーに旅立て。その際は松井秀喜氏が橋渡ししてくれる。優勝のタイトルを味方にすれば、契約金もグーンと跳ね上がる』と知恵を授けているという情報もある。もちろん、前田の意思だけでどうにかなる問題ではないが、ミスター赤ヘルが動けば不可能な話ではない」(スポーツ紙デスク) もっとも、これは今オフのポスティング移籍が不発に終わった場合の話だが、その可能性も否定できない。 今季は、松坂、和田毅が負傷から復帰したものの、田中が右肘を痛めて戦列を離れ、藤川球児も鳴かず飛ばず。“日本人投手神話”に陰りが見え出しており、先輩たちと違い、優勝経験を持たない前田は満額入札を逃す可能性がある。 「その場合は2年待って国内FAを獲得し、巨人に移籍する方法もある。要はその間、前田の年俸をカープが捻出できるかどうか。マエケン夫人は元東海テレビのアナウンサーで、千葉県柏市で育ち、大学は横浜のフェリス女学院。東京での仕事を希望しており、それも併せて話が進んでいるようです」(前田と親しい放送関係者) 9月15日、前田はようやく今季の巨人戦初勝利を挙げた。この試合まで巨人戦に5試合登板し、0勝3敗だった。この奇怪なナゾは“今オフ、もしくは2年後の巨人入りの道筋ができたことで実力発揮”−−。そう考えれば合点がいく。
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その他 2014年10月09日 00時00分
専門医に聞け! Q&A スギ花粉症の舌下免疫療法
Q:毎年、スギ花粉が飛ぶ季節になると、鼻詰まり、鼻水、目のかゆみなど花粉症に悩まされます。病院に通って薬で治療しますが、症状がスッキリとおさまることはありません。減感作療法という治療法が効果的とのことですが、頻繁に病院に通わなければならないとのこと。何かよい治療法があれば教えてください。(26歳・カラオケ店勤務) A:スギ花粉症は、日本国民の20%以上が患っている国民病といってよいほどの病気です。治療としては、スギ花粉が飛散する数カ月間、抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤)の内服を余儀なくされることになりますが、あくまで対症療法です。 ご質問の方が聞いたという治療法は、注射をするタイプの減感作療法のことでしょう。この療法は根治が期待できる療法として以前からあります。健康保険の適用にもなりましたが、あまり普及しませんでした。 花粉症は、花粉に対して免疫が過剰に反応して起こるアレルギーです。減感作療法は、そのアレルギーを引き起こす原因物質を注射して免疫を花粉に慣れさせ、アレルギーを改善しようとするものです。 皮下注射を週に一回行いますが、回数を重ねるにつれ、注射する量を増やします。痛いですし、3年間、毎週病院やクリニックに通い続けなければなりません。しかも、約800回に一回、アナフィラキシーショックを起こすリスクがあります。●注射に比べて楽に受けられる さて、注射による減感作療法と交代するように、現在は「舌下免疫療法」という新しい治療法が今年から健康保険で受けられることになりました。これは、その名のごとく、液体や錠剤を舌下から体に吸収させます。舌下に含み5分後に嚥下する方法で、1日1回行います。医師に処方してもらえば自宅で治療することが可能です。 効果のほうもかなり期待できそうで、3年間継続すれば、その後7年間は花粉症の症状から逃れられることが多いとのことです。現在の抗ヒスタミン剤との併用も可能で、この治療を開始して3カ月後にヒスタミン剤の量を減らしても症状が出なくなる人もいます。 スギ花粉症の人がこの療法を行う場合、スギ花粉の飛散時期に始めることはできません。スギ花粉が飛散する以前の、前年の11月以前から始めることが必要です。牧典彦氏(小山病院院長)自律神経免疫療法(刺絡)や加圧トレーニング、温熱療法、オゾン療法など保険診療の枠に捕われずベストな治療を実践。小山病院(大阪市東住吉区)院長。
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社会 2014年10月09日 00時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第94回 クルーグマン教授の結論
アメリカのノーベル経済学者であるポール・クルーグマン教授は、9月16日に現代ビジネスに掲載されたインタビュー『日本経済は消費税10%で完全に終わります』で、 「消費増税は、日本経済にとっていま最もやってはいけない政策」 と、結論づけている。 日本政府は現在の日本経済の失速について、 「消費税増税の反動減はあったものの、景気は緩やかに回復している」 と、例により抽象論で説明しているが、現実の数字は悲惨だ。 不動産経済研究所が9月16日に発表したマンション市場動向によると、8月の首都圏マンション発売戸数は前年比49.1%減と、衝撃的なマイナスになってしまった。前年比での減少は、これで7カ月連続となる。 しかも、8月の49.1%減というマイナス幅は、リーマンショックがあった'08年9月(53.3%減)以来、5年11カ月ぶりの大きさになる。8月としては、1974年(50.1%減)以来の落ち込みだ。 1974年がいかなる時期だったかといえば、もちろん前年('73年)のオイルショックの影響で、実質GDPがついにマイナスに落ち込み、しかも物価上昇率が20%を上回り、日本が(一時的に)スタグフレーション(不況であるにもかかわらず物価が上がり続ける状態)に突っ込み、高度成長が終焉を迎えた年になる。 '14年8月のマンション発売戸数の落ち込みは、高度成長期の終わり、あるいはリーマンショックに匹敵する惨状という話なのだ。 また、個人的に注目しているのは、8月の「新車販売台数」が前年同月比9.1%減となり、'11年8月以来、最悪となってしまった事実である。 逆に、7月の全国スーパー売上高は、前年比2.1%減と、落ち込みが「緩く」なっている。食品スーパーに限って見ると、前年同月比0.2%「増」であった。特に、畜産品や水産物、惣菜の売上が好調だった。 食品が対前年比並みの売上になっている反対側で、日用品や化粧品はやはり低調である。すなわち、消費税増税後の日本国民の消費は、「必需品」に絞られていることが理解できる。 さらに、商品が高額であればあるほど、マイナス幅が大きくなるという、実に納得がいく消費行動を、日本国民は取っているのだ。 筆者は本連載などで、今回の日本の消費税増税について、「ユーロと同様に一種の社会実験である」と繰り返し語ってきた。 デフレの国が消費税増税を断行すると、どうなるか。国民の支出を減らし、結果的に所得が減り、さらに支出を絞り込む悪循環、つまりは再デフレ化に突っ込むと増税前から予想し、何度も(というより、何百回も)警鐘を鳴らしてきたわけである。 今のところ、予想通りの悪化となっている。正直、予想が当たっても全く嬉しくないのだが。 クルーグマン教授は先のインタビューで、現在の安倍晋三政権について、 「バブル崩壊から立ち直りかけていたところで、財政再建を旗印に掲げ、消費税増税に舵を切った'90年代の政権、つまりは、橋本龍太郎政権と同じことをやっている」 と、実に真っ当なことを言っている。 また、今後の日本経済が「惨状」に突っ込むことを防ぐために、クルーグマン教授は、●増税した消費税を一時的にカット(=減税)する●財政面、金融面の追加的刺激策をとる の2つを提言している。 筆者は、安倍政権の今回の「失政」を受け、 「消費税の再増税の凍結」 「緊急経済対策」 この2つを繰り返し訴えている。もちろん、消費税を5%に戻しても(あるいは、いっそ0%にしても)一向に差し支えがない。というより、むしろそちらの方が望ましい。 単に、再増税凍結と減税では、必要な政治的パワーが違ってくるため、「景気回復」を増税の条件とした附則18条もあるわけだから、 「とりあえずの措置として、再増税の凍結」 を、安倍政権が現段階で決断するべきと主張しているのだ。 前記インタビューの後半で、クルーグマン教授は世界各国の経済問題、特に「中国経済の危機」についても語っている。 筆者もしつこく取り上げ続けてきた、中国のバブル崩壊(及びその後の金融危機)は、疲労困憊の日本経済にとっては大きなリスクだ。 今後、中国のバブル崩壊と金融危機が本格化した場合、恐らく財務省は現在、そして近未来の国民経済の大失速について、 「消費税増税が原因ではない。中国危機が主因だ」 と、前回の増税時と同じような言い訳レトリック(巧みな表現)を構築し、手下の御用学者たちに拡散させまくることになるだろう(前回はアジア通貨危機のせいにされた)。 今後の展開がどうなるかは、たぶんに政治的な問題であるため、現段階では予測不可能だ。 とはいえ、現在の不況について「消費税増税が原因だった」という認識を国民が共有することで、未来を少しでも良い方向に変えることができるのではないかと考えているのである。 現実の日本の官僚、政治家はといえば、相変わらず結論(増税)ありきで、奇想天外な増税レトリックを編み出すことに余念がない。 例えば、黒田東彦日銀総裁は、9月16日の講演で、 「消費増税が財政や社会保障制度の持続性に対する信認を高め、家計の支出行動に対するマイナスの影響をある程度減殺する力も働く」 と、語った。 どこの世界に、消費の際にいちいち「政府の財政」や「社会保障制度」を気にする国民がいるというのだろうか。 現在の日本国民は、単に物価が上がる中、所得が十分ではない、つまりは「実質賃金」が低下しているからこそ、支出を手控えているに過ぎない。家計の支出を増やしたいならば、「実質賃金」の上昇以外に方法はない。 財政や社会保障がどうであろうと、国民は働いて稼ぎ出す所得が「十分」であり、さらに安定的に所得を稼ぐことが可能と判断すれば、消費や投資を増やすのだ。 やるべきことは、所得(=需要)の拡大であるにもかかわらず、わざわざ所得を減らす消費税増税を断行し、さらに「増税で信任が高まり家計が支出を増やす」などと意味不明なことを言ってのける。 もはや、政治家や官僚に任せておける時代は終わった。自らの所得を増やし、貧困化を回避したいならば、国民一人一人が声を上げなければならない。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2014年10月09日 00時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 朝日新聞は消えればよいのか
朝日新聞社の木村伊量社長が9月11日に記者会見を開き、東京電力福島第一原発の吉田昌郎所長を政府の事故調査・検証委員会が聴取した吉田調書に基づいて、「所員の9割が命令に背いて逃げ出した」と報じた記事を取り消し謝罪。同時に、「従軍慰安婦を強制連行した」とする吉田清治氏の証言を紹介した記事を取り消したことと、訂正が遅れたことを謝罪した。 私には二つ、大きな違和感が残った。一つは、木村社長への強烈なバッシングだ。確かに木村社長には経営トップとしての重い責任がある。ただ、従軍慰安婦に関する吉田証言に信憑性がないことは、研究者の間では'92年までには常識になっていた。だから、朝日新聞自身も、それ以降は吉田証言を紙面で紹介することを止めている。 つまり、いまから20年以上前に朝日新聞は、吉田証言が信用できないことに気付いていたが、歴代の朝日新聞社長は、ほおかむりを続けてきたということだ。木村社長は、歴代の社長と同じように、吉田証言に触れるのを避けながら社長業をつつがなく終えることもできたはずだ。ところが、彼はあえて検証記事を作り、過去の過ちを謝罪した。その勇気は評価すべきではないのか。 朝日新聞に対するもう一つの強烈な批判は、朝日のスタンスに対するものだ。朝日新聞は、誤報を謝罪したにもかかわらず、「広い意味での強制性はあった」として、いまだに日本軍による従軍慰安婦制度を人権侵害と主張し続けている。「朝日は国賊だ」、「そんな自虐的歴史観を持つ朝日新聞は、廃刊にしてしまえ」という批判さえ聞こえてくる。 私は、この批判には、まったく賛同できない。朝日新聞が一定の価値観にもとづいてニュースを分析し、伝えてきたことは事実だ。しかし、そうしたことは、毎日も、読売も、日経も、みなやっている。 私は、一応すべての全国紙をみるようにしているが、私の眼からみると、一番偏った紙面作りをしているのは日経新聞だ。 竹中平蔵やロバート・フェルドマン、池尾和人といった新自由主義者ばかりを重用し、まるで日本経団連の機関誌のような論調を作っている。 ただ、私は、それはそれでよいのだと思っている。それぞれの新聞が多様な視点を伝えるからこそ、読者は、どれが正しいのか選別するという思考ができるのであって、メディアに多様性がなくなったら、国民の思想の自由が奪われてしまうのだ。 実は、いまでこそリベラルの代表のようになっている朝日新聞も、戦時期には国民を戦争に駆り立てるような報道を繰り返していた。つまり、「朝日が右傾化すると戦争になる」というのが、過去の苦い経験なのだ。だからこそ、朝日が論調を変えたら危険なのだ。 安倍総理は9月14日のNHK『日曜討論』で、朝日新聞について「世界に向かってしっかりと取り消すことが求められる」、「まず『この証言は間違っていた』というファクトを朝日新聞自体が、もっと努力をしていただく必要もある」として、朝日新聞の吉田証言の訂正周知への努力を求めた。朝日新聞が、こうした政府の意向に過剰反応しないように望みたい。
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芸能 2014年10月09日 00時00分
奥様を味方に付け、本もディナーショーも絶好調 俳優業よりクッキングに救われた 速水もこみち
俳優業が鳴かず飛ばずだった速水もこみち(30)が、趣味で始めたクッキングの方が本業と言われるほど稼ぎまくっている。 「タレント業の年収は恐らく3000万円程度。一方、副業のクッキングに関連するビジネスは大成功で、ウン億円の売り上げを記録しているんです」(事情通) 日テレの『ZIP!』内で得意の料理の腕前を披露するコーナー『MOCO'Sキッチン』が大当たりしたのが3年前のこと。 「当時はモデルもイマイチ、ドラマの主演作も次々と大コケして真剣に芸能界引退を考えていた。そんな時に売り込みを掛けられたプロデューサーが、趣味は料理というもこみちのPRに着目。人気が出なければ一週間で打ち切りの条件で始まったのが『MOCO'Sキッチン』だった」(制作関係者) 半ば番組の尺を埋めるために始まったコーナー企画だったが、予想に反し人気はうなぎ上り。最盛期は、主婦がコーナーをオカズに一人エッチに励んでいるといった噂話まで飛び交う人気になったのだ。 「番組から派生した料理のレシピ本はシリーズ化され、ミリオンセラーを記録した。また、番組内で開発したオリーブオイルやオリジナルエプロンも通販で飛ぶように売れ、ウン百万円の利益を上げている。日テレもウハウハですよ。おまけに8月にはプロデュースしたフライパンも完売状態。今じゃ業者が行列を作って関連グッズの売り込みにやってきます」(関係者) また、グッズ以上に大きな収益をもたらすのがイベント。もこみちがプロデュースするディナーショーや講演会などのチケットが、飛ぶように売れるという。 「11月30日には徳島で『ディナー&トークショー』(1万5000円)が、12月13日には神奈川県で『ランチ&トークショーat箱根小涌園』(1万5000円)、12月16日には岡山県で『クリスマスディナー&トークライブ』(1万8000円)がそれぞれ開催される。どの公演も、1万円超するチケットが売り出しと同時に予約が殺到しほぼ完売状態なんです。この上がりだけで数千万円になるそうです」(関係者) 憧れのもこみちに会えるとあって、『ZIP!』の視聴者や主婦層を中心に女性ファンが殺到しているのだ。もっとも、この人気が呼び水となり副業、いや本業である俳優業にも恩恵があるという。 「NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』の出演を皮切りに、今度はドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』(日テレ)で準主役に抜擢された。主婦層の支えがあったからです」(関係者) 芸は身を助くと言うが、後にも先にも料理に救われた芸能人はもこみちオンリーか。
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スポーツ 2014年10月09日 00時00分
楽天・星野監督退任の裏 阪神次期監督に佐藤義則コーチ殴り込み
阪神次期監督に“第3の男”が急浮上してきた。 9月17日、トラの首脳陣が緊急会談を設けた。場所は遠征先の選手宿舎で、ヤクルト戦を戦う前のこと。南信男球団社長は和田豊監督不在のその席上で、重大な決断を下したようである。 「和田監督が外された理由は、もちろん試合に専念するためですが…。中村勝広GM、高野栄一本部長も同席しています」(関係者) 遠征先にもかかわらず、これだけの球団トップが一同に集まるとは、やはり何か急いで決めなければならない事情があったと見るべきだろう。南社長はドラフト、FAなど来季の戦力補強を話し合ったというが、取り囲む記者団に詳細は明かさなかった。 この緊急トップ会談の翌日18日に行われたのが、楽天・星野仙一監督の退任会見だ。星野監督は今後も楽天に関わっていくそうだが、後任人事に関しては、三木谷浩史オーナーと意見が合致していない。 「星野監督は自身の右腕だった佐藤義則投手コーチを推しています。三木谷オーナーは大久保博元二軍監督がお気に入りで、外部招聘することになれば、古田敦也氏が有力と目されています」(スポーツ紙記者) 佐藤コーチは田中マー君をあそこまで引き上げ、他コーチ、野手陣からの人望も厚い。しかし、星野監督が病気療養していた今季中盤、監督代行を務めたその間の成績が9勝13敗と振るわず、大久保二軍監督にその座を取って代わられている。当時「大久保二軍監督の指揮権移行は事後報告だった」なる証言もある。 「星野監督はアドバイザー的な肩書を与えられても、何の権限も持たない名誉職です。野村克也氏もそうでしたから。星野監督の推薦も三木谷オーナーに届かないとなれば、佐藤コーチも一緒に退団ということになるでしょう」(前出・関係者) 佐藤コーチは1976年、ドラフト1位で阪急ブレーブス入りしている。そう、現在の阪神タイガースの親会社は阪急阪神ホールディングスであり、その“主体”は阪急なのだ。ポスト和田を巡る後任人事も、阪神出身者と阪急側で意見が分かれている。阪神側は「来季優勝しなければ完全に阪急に乗っ取られる」と恐れており、OB・岡田彰布氏の復権を第一案に調整に入ったという。 「佐藤コーチがフリーになるなら、第2次岡田政権の筆頭コーチとして招聘したい、と。仕掛け人は阪神側ですが、阪急側はブレーブスOBの入閣に異存はありません。岡田氏の復権で意見統一できなければ、佐藤コーチも監督候補に浮上してきます」(同) エース候補・藤浪の教育係も同コーチに託せる。 岡田・佐藤体制−−。和田監督が同席できなかったのは、そのためか…。
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芸能 2014年10月08日 19時00分
中村獅童いよいよ結婚へ 来年1月3日入籍濃厚
歌舞伎俳優の中村獅童(42)が結婚へ向けて、内輪で具体的な日取りの検討を始めたようだ。 9月末に米国アパレルメーカーのイベントに参加した中村は「(彼女と)一緒に洋服を見に行って選んだりしています。この洋服は、着心地がいいしスポーティー」と、メーカーを持ち上げることを忘れず、彼女を引き合いに出し、結婚についても「(家庭を)持ちたいですね。まだ、母の喪中でもあるので、来年出来るといいですね。一生懸命精進していいお知らせが出来れば」と、珍しく口にするほど上機嫌だった。 具体的な話はでてこなかったが、獅童の中ではキッチリと結婚が決まっている口ぶりだ。獅童が元モデルの足立沙織さん(29)と出会ったのは、足立さんが勤務する都内のアクセサリー『クロムハーツ』の専門店だった。買い物へ行った獅童が、店にいた沙織さんに一目惚れ。それから毎日のようにメール攻勢をした努力が実り、4年前に交際が始まった。それから交際は順調に進み、3年前から神奈川の湘南で同棲生活を始めている。 獅童の母で、昨年12月に心不全で突然亡くなった小川陽子(73)さんも沙織さんを可愛がっていたし、『歌舞伎のしきたり』を教えることを楽しんでいた様子があった。 「お母さんは、沙織さんを連れて楽屋に来たこともたくさんあった。息子の嫁にしたいと決めていたようだし、早く花嫁姿を見たいと思っていたようですよ」(歌舞伎の裏方) しかし、壮絶な闘病生活を送っていた中村勘三郎さん(享年57)が急性呼吸窮迫症候群で亡くなったことによって、結婚のタイミングがズレてしまう。獅童が常々、勘三郎さんのことを“兄さん”と慕っており、「勘三郎さんの喪があけるまで結婚は待つ」と心に誓ったのだ。 その喪が開けて、いよいよ結婚の話し合いに…という2012年12月。今度は最愛の母を亡くしてしまう。これで、また結婚が延びてしまった。しかし、ここへきて二人の結婚の日取りが具体的に計画されているらしい。 「婚姻届を出す日と挙式は、スケジュール的に別の日になるようですよ。獅童さんは、沙織さんが30歳になる前に結婚をしたいと決めているようです。待たせてしまった責任を感じているようですから」(歌舞伎関係者) 来年の1月4日が沙織さんの30歳の誕生日。獅童はその一日前に婚姻届けを出す予定だという。そして披露宴。しきたりを重んじる歌舞伎の世界では、仲人をたて、結納を行い、披露宴を開くことも重要な行事だ。 「いま、6月挙式で調整していることは事実。仲人さんも決まっています。後は会場ですね。ホテルは、中村家ですからそれを考えていただければ。陽子さんの嬉しそうな顔が浮かびますよ。沙織さんを嫁に迎え入れることを本当に楽しみにしていましたからね。『息子がいい娘を見つけてくれて』とも言っていましたよ」(松竹の幹部) 結婚を機に、やんちゃだった獅童が歌舞伎界を背負っていくことになるのは間違いない。
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芸能 2014年10月08日 17時20分
壇蜜 “前向き”に恋愛を語る
壇密が8日、都内で秋田県産「あきたこまち」デビュー30周年新CM発表会に出席した。 昨年に引き続き2年連続CMキャラクターに起用された壇蜜は、「選んでいただいて光栄です。あきたこまちはいつも食べてます」とニッコリ。お米のおいしい炊き方を聞かれると「水を少なくし、スプーン1杯のハチミツを入れるとほんのり甘くなって親子丼や卵かけご飯が絡み易くなって美味しいです」と調理師免許を持つ壇蜜ならではの裏技を披露。 今年に入って独身で40代の訳ありサラリーマンに求愛中という壇蜜。「ちょくちょくご飯を食べに来ていました。それからが全然続かないのです。ねんごろになりました。それ以上はお互い多くを望まずなかなかお付き合いとはならないのですが、これから頑張ります」と先行き不安ながらも前向きに語った。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2014年10月08日 16時56分
芸能界に復帰した板東英二 全盛期のギャラを暴露…なんと4億円以上
タレントの板東英二が7日、TOKYO MX「バラいろダンディ」で、全盛期のギャラを暴露した。 TBSドラマ「毎度おさわがせします」や日本テレビのバラエティ番組「マジカル頭脳パワー!!」など、数多くのレギュラー番組を抱えていた全盛期(80年〜90年代)を振り返り、「寝る時間がなかった」と明かした。睡眠時間を確保するために、所要時間のかからない飛行機ではなく、あえて新幹線を選んでいたという。 当時、2800万円ほどの金利を払っていたことを明かし、「それが払えるということは、3億や4億稼がないと…」と暴露。司会の長谷川豊が「3億、4億以上じゃないと話にならないと…!?」と確認すると、板東は頷いた。 板東といえば、2012年に所属事務所の所得隠しが発覚し、芸能活動を休止。しかし、2014年2月に芸能活動を本格的に再開。現在は同番組とラジオ番組3本の合計4本のレギュラー番組を持つようになり、徐々に仕事が増え始めている。 板東は「MX、本当にありがとうございます」と心から感謝した。
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芸能 2014年10月08日 16時45分
東国原英夫 不倫疑惑を徹底否定「天地神明に誓ってない」 佐村河内氏の発言を拝借
8日、都内で「ビタブリッドC 宣伝担当執行役員」就任式が行われ、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が登場した。 32歳頃からハゲ始め、ハゲ歴25年の東国原は、就任演説で「頭皮をどげんかせんといかん」と力強く訴えかけた。 東国原といえば、先月に37歳の一般女性と再々婚。しかし、再々婚からわずか1週間で写真週刊誌に20代女性との不倫疑惑が報じられていた。東国原は「今回の結婚で最後」と誓い、不倫疑惑には「彼女がストーカーにあったのでかくまって…。女性として恋愛の対象としてみたことがない」と不倫疑惑を否定した。そして、今後の不倫の可能性についても「ない」とキッパリ言い切った。 最後に「天地神明に誓ってない」と佐村河内守氏が謝罪会見で発した言葉を拝借し、疑惑を徹底否定した。