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スポーツ 2014年10月10日 11時52分
遠藤も出る幕なし 怪物・逸ノ城が秋場所で見せつけた天性の図太さ
大相撲秋場所(両国国技館)は横綱・白鵬の3連覇、千代の富士と並ぶ史上2位の通算31回目の優勝で幕を閉じたが、日本中の大相撲ファンの目を点にさせたのがモンゴルの“怪物”新入幕力士の逸ノ城(21、湊部屋)の活躍だった。 幕下15枚目格で初土俵を踏んでまだ5場所目。右も左もわからない状態にもかかわらず、中盤まで落とした星は1番だけ。あまりの快進撃に終盤、大関、横綱が相次いでストッパー役を命じられたが、これまた次々に突き破られ、ついに優勝争いのトップを走る白鵬まで駆り出された。 この逸ノ城、表情や話し方はおっとりしているが、内に秘めた勝負師根性はなかなかのもの。それを見せつけたのが、13日目の横綱・鶴竜戦だった。 「この2日前、逸ノ城は稀勢の里戦で2回自分から突っかけた後、3回目に左に飛んで叩きこみ、大関戦初勝利を挙げた。これですっかり味をしめたようで、鶴竜戦でも最初にワザと自分から突っかけ、2回目、稀勢の里と同じように鶴竜が頭を下げて出てくるところをやはり左に変わって叩きこみ、史上最速の金星となった。この勝ち方をめぐって意見はさまざま。中には横綱を汚い手で引っ掛けるなんて失礼極まりない、と本気で怒る親方もいましたが、逸ノ城は『新入幕だから何でもやってやれと思った。変わることは朝稽古の後で決めました』とケロリとしたもの。こんな図太い新入幕力士は見たことがありません」(担当記者) 1敗対決となった14日目の白鵬戦は、さすがに横綱が貫禄の違いを見せつけて上手出し投げで鮮やかに転がし「いい壁になってやるという緊張感はありました。1横綱2大関を倒してきただけあってやはり重い。来場所も活躍してほしい」と胸をなで下ろしていた。 惜しくも100年ぶりの新入幕優勝こそならなかったが、これだけ場所を盛り上げれば、殊勲、敢闘のダブル受賞は当然。「ボクは怪物ではありません。人間です」と澄まし顔の逸ノ城は来場所、史上最速の三役も濃厚だ。 “ザンバラ髪の先輩”遠藤には、もはや出る幕がない。
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社会 2014年10月10日 11時52分
御嶽山噴火から始まる群発地震連発と南海トラフ巨大地震
長野、岐阜県境にある御嶽山が、9月27日午前11時53分ごろに噴火した。噴煙は火口付近から長野県側の南側斜面を3キロ以上流れ下り、多くの登山者が巻き込まれた。 突如襲った噴火だが、予知はできなかったのか。北川貞之気象庁火山課長は「9月11日に1日80回を超える地震が観測され、地震活動が活発になっていた。ただ、山の表面が膨らむといった地下からマグマが上昇してくるようなデータは確認されておらず、地震の回数だけで噴火の前兆と判断するのは難しい」と話している。 琉球大理学部の木村政昭名誉教授も言う。 「今回の噴火の原因にはフィリピン海プレートのプレッシャーもある。しかし、御嶽山は通常のデータを解析するだけでは噴火を読むのは非常に難しい火山です。私の見るところ、今回はマグマの熱で地下水が水蒸気となって発生する水蒸気爆発。地下にマグマが溜まり、それがドクドク流れ出るようなタイプの噴火ではないと見ています」 気掛かりなのが、フィリピン海プレートの影響を受ける活動期に入ったとされる富士山だ。今年は登山シーズンが終わったものの、多くの入山者が訪れる富士山で今回のような噴火活動があれば、被害は今回の比ではないだろう。 「周辺地域の地震にも注意すべきです。長野県では、1965年から5年半続いた松代群発地震がある。この時は有感地震が6万回を超え、すべての地震のエネルギーはM6.4に匹敵するものでした」(同) また、フィリピン海プレートと言えば、巨大地震の発生が心配される南海トラフがある。 「南海トラフは、フィリピン海プレートが陸側のユーラシアプレートの下に沈み込む場所。フィリピン海プレートが押す現象が表に現れた点は非常に不気味です」(サイエンスライター) 日本列島の地下で確実に何かが起こり始めている。
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社会 2014年10月10日 11時51分
怪しい投資話も拡散したリクルート株上場の紆余曲折
情報・人材サービス最大手『リクルートホールディングス』の株が、いよいよ10月16日に東京証券取引所に上場。これが原因で社員株主の中から、数百人の“億マン長者”が誕生することが明らかになった。 兜町関係者がこう語る。 「昨年亡くなった創業者の江副浩正氏が社長時代、社員に株の購入を勧めた。結果、社員株主会が設立され、リクルートの筆頭株主になったんです。同社株は上場で総額1兆円の含み益が出るといわれていますから、社員株主の中から多数の億マン長者が誕生するのは間違いないのです」 ちなみに、同社の発行済株数は約5億7000株といわれているが、上場に漕ぎ着けるには、相当の苦難があったことも事実だ。 「株主社員誕生後、'88年に子会社の『リクルートコスモス』の未公開株を江副氏が政財界にバラ撒いたことが発覚。この『リクルート事件』で上場がとん挫したため、社員らは力を合わせて会社を再建。一昨年の6月の株主総会で、ついに念願の株式上場を決定したのです」(リクルート関係者) また、別の関係者が言う。 「東日本大震災による経営悪化で、300万株を保有していた東京電力に同社株の売却話が持ち上がった。そのため、東電放出株を巡る詐欺を警戒したリクルート側は上場決定後、『原則として新規の株主は認めない』と発表したほどなのです」 もっとも、こうした株を巡る詐欺話は江副氏の死去で加速。水面下では被害が頻発していたようだ。 投資家の男性がこう語る。 「実際、私のところには江副さんの元秘書だったFさん、京都在住の陶芸家のK氏、野田内閣時代に“影の総理”と呼ばれた元財務次官の友人という元財務官僚のKと名乗る人物らがやって来て、株の売買を持ち掛けたことがある。実質被害はありませんでしたが、他でも被害者が出ている可能性が高いのです」 上場後に、被害が続発しないことを祈るばかりだ。
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芸能 2014年10月10日 11時45分
NEWS・手越とも! きゃりぱみゅに二股愛発覚
人気ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・深瀬慧さとしと交際中のモデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、ジャニーズ事務所のグループNEWSの手越祐也と密会していたことを発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 きゃりーと深瀬の熱愛は昨年9月に発覚。その時点ですでに半同棲状態で、今年8月には深瀬が自身のツイッターで、きゃりーとの交際を「もう二年」と明かしていた。 しかし、同誌によると、きゃりーと手越の交際は以前からうわさになっており、先に言い寄ったのは手越の方から。当初きゃりー「カレがいるから」と拒んでいましたというが、手越クンは「じゃあオレ、ぱみゅとつき合ってるって、周りに宣言しちゃうよ?」と引き下がらず。きゃりーは深瀬との交際に少し飽きていたこともあり、手越にひかれていったという。 同誌には2人が都心のマンションから出てきて、知人を交えて食事を楽しむ様子などが掲載されているが、きゃりーは9月に深瀬と“焼き肉デート”したり、10月には同バンドのライブを観に、山梨・富士急ハイランドに駆けつけるなど“二股愛”を楽しんでいるようだ。 「今や手越はジャニーズナンバー1のチャラ男で、すごいのは狙った“獲物”はしっかりゲットする。甘えたり、オラオラしたり女心をくすぐるテクニックがすさまじいようだが、あまりにも下半身が奔放なため、友人でサッカー日本代表の内田篤人も距離を置き始めているようだ。一方、きゃりーは世間のイメージと違って、かなりの肉食系。手越とは肉食系同士だが、深瀬はどちらかといえば草食系で物足りなさを感じていたのでは」(芸能記者) 深瀬が自身のツイッターで、今回の件に関してコメントするかが注目される。
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芸能 2014年10月10日 11時45分
岡村隆史 5度目の離婚したビッグダディを尊敬「とにかく頼もしい」
9日深夜に放送されたラジオ番組「岡村隆史のオールナイトニッポン」で、先日5度目の離婚を発表したビッグダディこと林下清志について、岡村が自身の考えを明かした。 岡村は、フジテレビのバラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」で、「ビッグダディ」のパロディ「リトルダディ」を演じ、同番組で共演を果たしている。 リスナーからビッグダディの5度目の離婚について意見を求められると、岡村は、「もう、とにかく頼もしいとしか思わないですよね。僕なんか失敗したら、アカンと思ってまうんですけど、それがアカンねんて。失敗してもエエから、結婚しようって思わないとやっぱダメなんですって」と5回も結婚を経験しているビッグダディを尊敬。 ただ、「ファンに手を出す人は、僕はクズやと思って。歯食いしばって寝てますからね。連絡したくても」とチクリ。ビッグダディが5度目に離婚した三由紀さんはダディのファンだった。 しかし、「この人は、すごいなっと思う。4回、5回なってきたら、結婚がどうのとか、そんなレベルじゃないんちゃうかな。来る者拒まず、去る者追わずみたいな。そんな感じなんでしょうね」と分析し、「だから、全然頼もしいと思いますけど」と感心した。
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芸能 2014年10月10日 11時45分
SHELLYが観覧車に「主人と乗りたい」とおのろけ
9日、「東急プラザ 蒲田」(東京・大田区)がリニューアルオープンし、タレントのSHELLYとLiLiCoが同所で開催されたセレモニーに出演し、トークショーを行った。 蒲田駅に隣接する「東急プラザ 蒲田」は1968年の開業以来、地元の人々に愛されてきたが、今年3月、46年の歴史に幕を下ろした。25年ぶりの大規模リニューアルを終え、同日にオープン。「誰だって、新しくなれる。」をコンセプトに、次世代を中心に新たなトレンドマーケットにも利用できるターミナルビルに生まれ変わった。 「東急プラザ 蒲田」といえば、開店時に設置された屋上観覧車がシンボルマークとなっているが、その観覧車も装いを新たに生まれ変わった。LiLiCoが、SHELLYに、「誰と(観覧車に乗りたい)?」と突っ込むと、今年1月に一般男性と結婚したSHELLYは「聞かないでくださいよ」と照れながらも、「主人と乗りたいですよ、2人で」と笑顔を浮かべた。(竹内みちまろ)
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芸能 2014年10月10日 11時45分
「第6回TAMA 映画賞」 主演女優賞は二階堂ふみ&池脇千鶴
11月22〜30日に開催される映画ファンの祭典「第24回映画祭TAMA CINEMA FORUM」(主催=TAMA 映画フォーラム実行委員会)で、特に注目を集める「第6回TAMA 映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定した。同賞は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰したもの。 最優秀作品賞は『野のなななのか』(大林宣彦監督)、『 ぼくたちの家族』(石井裕也監督)。さらに、「女性の持つさまざまな側面を自在に表現する演技力と存在感に圧倒させられた」とのことで、最優秀女優賞に二階堂ふみ (『私の男』『ほとりの朔子』『渇き。』『四十九日のレシピ』)と「絶望感や倦怠感を背中で発散させながらも、甘く優しい情愛の深い女性像を見事に体現した」との理由で池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』『潔く柔く』『くじけないで』『神様のカルテ2』)の受賞が決まっている。 他にも最優秀新進女優賞(『ホットロード』)、最優秀男優賞に妻夫木聡 (『ぼくたちの家族』『清須会議』『ジャッジ!』『小さいおうち』『渇き。』『舞妓はレディ』『STAND BY ME ドラえもん』)、大泉洋 (『青天の霹靂』『清須会議』)が受賞した。「第6回TAMA映画賞授賞式」のチケットのプレゼントがあります。http://npn.co.jp/present/detail/1285759/
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芸能 2014年10月10日 11時45分
「リンカーン」大運動会 平均視聴率12.4%
8日に放送されたダウンタウンがMCを務めるTBS「リンカーン2014秋の陣〜芸人大運動会SP」が、平均視聴率(関東地区)12.4%を記録したことが10日、わかった(ビデオリサーチ調べ)。 大運動会には芸人50名が集結し、浜田組と松本組に分かれて対決。障害物競走、イス取りゲーム、ダルマ運び競争、騎馬戦、リレーに挑戦した。結果は、松本組に大差をつけて、浜田組が勝利した。
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スポーツ 2014年10月10日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(広島東洋編)
メジャー挑戦が『規定路線』とされる前田健太(26)の後継者−−。昨季、大学ナンバー1投手・大瀬良大地(23)の獲得に成功したが、今年のドラフトも『即戦力投手』を1位指名するという。 その“選択”は難しいようだ。 9月28日、広島は体裁のスカウト会議を開いた。関係者によれば、「1位候補は4人までに絞り込んだ」とのことが、 「もう一度、10人くらいまで(候補を)増やすことになりそうだ」 ともこぼしていた。 『スカウト部長、もしくは地区別のトップが視察した』の定理から推測すると、おそらく、9月28日時点で絞り込んだ4人とは、有原航平(早大)、山崎福也(明大)、石田健大(法大)、昨夏の甲子園優勝投手・高橋光成(前橋育英)だろう。 「広島スカウト陣は高橋を高く評価しています。昨年夏の時点で『1年目から(一軍で)使えるかも』と見ており、単独指名もあり得る状況でした。その高橋が『18-U日本代表』で一気に評価を上げたので、仮に高橋で1位入札したら、競合は避けられません」(ライバル球団スカウト) 広島は8月時点で「約60人のスカウトリストを作り終えていた」とも聞く。うち、34〜36人を上位指名候補と位置づけており、「4人まで絞り込んだ候補者をまた増やす」のは、その30数人の候補者の力量をさらに調べ直すという意味だろう。有原、山崎、石田も重複が避けられず、『本命』(=入札競合)と『外れ1位』の格差を把握しておきたいと考えているようだ。 広島が“追い込み調査”を掛けていると思われる投手は、山崎康晃(亜大)と金子丈(大阪商業大)。だが、金子は「中日スカウトが3人体制で追い掛けてきた」(前出・同)との情報もあるだけに、“2回目の入札”ではまず残っていないだろう。 10月3日の関西六大学野球リーグ戦に先発し、5回途中で降板している(7失点)。 「広島新庄の左腕・山岡就也も繰り上げてくる可能性がある。同校には昨年まで田口麗人(現巨人)がいたために目立ちませんでしたが、高校生ではトップクラスの投手です。下半身がまだ細いので、体力的に見て即戦力とは言い難いが、その分、伸びしろもある」(前出・ライバル球団スカウト) その山岡を含め、広島は別の意味でも難しい選択を迫られている。有原は広陵高、法大・石田も広島工の出身なのだ。“市民球団”として、地元出身の好投手を流出させるようなことになれば、ファンに『お叱り』を受けるかもしれない。石田は150キロ台の剛球を投げ込む。「投球に幅がなく、プロで長いイニングを投げるのは厳しい」の声もあるが、速球派左腕は少ない。 絞り込んだ1位候補は、重複必須。地元出身の好投手が3人。早めにツバを付けておいたはずの高橋に、他球団が横やりを…。広島は例年以上に難しい最終選択を迫られるだろう。横浜高の浅間大基外野手をマークしているとの情報もある。外れ1位まで掻っさらわれるような事態になれば、この浅間を繰り上げるのではないだろうか。 石原、倉の年齢を考えると、26歳の会沢翼に続く正捕手候補を指名すべきだと思うが…。
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社会 2014年10月10日 11時45分
特急列車運転中にスマホで「Facebook」に投稿したJR北海道の運転士に厳罰下る
JR北海道は特急列車運転中に、私用のスマートフォン(多機能携帯電話)を操作し、交流サイト「Facebook」に私的な書き込みをした問題で、釧路運輸車両所(釧路)に勤務する男性運転士(23)を10月8日付で、懲戒解雇したことを発表した。同社では安全上問題があるとして、運転中の携帯電話の使用を禁じている。 同社では、自動列車停止装置(ATS)の操作ミスで非常停止した特急列車のATSのスイッチを、ミスを隠すためハンマーでたたいたり、足で蹴るなどして壊したり、職務中にプロ野球・日本ハムの選手にサインをねだったり、覚せい剤使用や、喫煙しながら運転するなど、運転士の不祥事が相次いでいる。 そんななか、同社は4月に就業規則を改定し、安全運行を故意に阻害した行為については、解雇も含めた懲戒処分を行えるようになり、今回初めて適用した。 この運転士は9月22日午前6時50分頃、釧路管内白糠町の根室線・白糠〜古瀬間で、釧路発札幌行き特急「スーパーおおぞら2号」(7両雄編成/乗客53人)を運転中、スマホを数十秒操作し、「Facebook」に私的な内容の投稿をした。 翌23日夜、別の社員の指摘で発覚。運転士は「『Facebook』の返信が気になった」などと話し、過去にも数回、運転中に携帯電話を操作したことを認めた。同社では乗務から外し、処分を検討していた。 業務中の私的スマホ使用での懲戒解雇は随分厳しい処分にも思われるが、なにせ“運転中”だ。列車の運転士は、多くの乗客の命を預かっていることを再認識してほしいものだ。(蔵元英二)