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芸能 2014年10月12日 16時15分
島田洋七 お笑い賞レース審査の内情を明かす「敗者復活制度は賛成しない」
日本一のコント師を決定する「キングオブコント2014」決勝戦が13日に開催される。12月には日本一の漫才師を決定する「THE MANZAI 2014」の決勝戦も行われ、来年の夏には「M-1グランプリ」が復活。お笑い業界はますます盛り上がりをみせるが、毎年お笑い賞レースが開催される度にネット上では審査について賛否両論が噴出。そこで漫才師として数々の賞を受賞し、「M-1グランプリ」でも審査員を務めた漫才コンビB&Bの島田洋七に、お笑い賞レースの審査について内情を聞いた。 まず、審査基準について「俺はね、将来性なんかわからんからね。ただ、その時、笑いの数の多いヤツが点数ええわ。俺はそうやって決めてたね」と自分なりの基準を設けて審査に臨んでいたという。ただ、「笑いの好みはあるでしょうね。そういう感性がある人はそういう方によく点数入れるし。俺はこれがおもろいと思ったら、こっちに入れるし。みんな違うもん、笑うところがね」と当然、審査員によって感性が異なると強調した。 お笑い賞レースでの「優勝」という定義には、「戦うコンテストやから、その時上手けりゃみたいな。だからオリンピックでもそうやんな。その時の1位が1位やし、2回目は2位が1位かも分からんしね」と説明し、「一番ウケた人が優勝するって。一番ウケた人が優勝しなかったらブーイングになるで。笑いが多いのが優勝するのは当然」と主張した。 洋七が力強く説いているのは、チャンピオンは「年間」という意味合いではなく、あくまでも「一大会」で面白かったコンビであるということ。例えば、「THE MANZAI」や「キングオブコント」で優勝したということは、その大会でのチャンピオンであり、必ずしもその年度で最も面白い芸人ということではない。素人や一般視聴者にとっては非常に勘違いしやすいポイントだ。 そして、ネット上で頻繁に議論されている“一般人が審査すること”については、「プロと視聴者が一緒になったほうがええねん」と一般人が審査に参加することに賛成した。例えば、「THE MANZAI」では毎年、テレビのリモコンから投票できる「国民ワラテン」方式を採用。視聴者の投票が最も多かったコンビに1ポイント加算される方式である。ただ、お笑いを経験している審査員は、ネタの微妙な違いが分かるようで、「そういうのはプロは、分かる訳やんか。ああ、今の遅いとかね。だから、専門家も入れて素人もいれなあかんわな」と持論を展開した。 お笑い賞レースの審査には様々な争点があるが、洋七が一番問題視したのは「敗者復活」システム。かつての「M-1」、そして現在の「THE MANZAI」は同システムを採用している。「なんか見てる方はそっち(敗者復活者)を盛り上げてしまうもんな。『おもろいんちゃう!?』って。これ見方変わんねな。だから、敗者復活制度は賛成しない。やっぱり、きちっと10組なら10組選んで戦った方がええ。(敗者復活組が)変にウケたりするからな」と否定的だった。 また、以前に明石家さんまが「お笑い芸人は他人の芸を審査すべきではない」という旨を主張していたことには、「ある程度、売れた人を審査するのは失礼やけど、若手はええんちゃうん!? そうせんと誰をどう売って言いか、テレビ局も分からないよ。たぶん、さんまが言うてんのはそうやで。10年も20年もやってたヤツを点数付けんのは腹立つやろ」とさんまの言わんとすることを解説した上で、自身の考えも示した。 最後に、「5年でも10年でも自分たちで期限決めなきゃダメ。40、50歳までやったって絶対売れない。真剣にやってたら、例え一般人に戻っても大丈夫や」と若手芸人たちに厳しさと優しさが入り交じったエールを送った。【プロフィール】島田洋七/1950年2月10日生まれ/広島県出身/オスカープロモーション所属/1975年に島田洋八と漫才コンビB&Bを結成し、漫才ブームを牽引した。TOKYO MX「バラいろダンディ」金曜レギュラー
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芸能 2014年10月12日 14時40分
50歳を迎えた神取忍・生誕半世紀イベントに城之内早苗らがゲスト出演!
「感無量ってこのことなんだろうね。絶対できないとか、無理とかは必要ない。両国(で女子プロ興行を)やる! ってなったとき、『何やってんだ、バカどもは』って思われたでしょうが、みんなに喜んでもらえて、笑顔で帰ってもらった。プロレスやって50(歳)を迎えて、ほんとに感謝したいと思う」 試合後、顔面を汗と鮮血で染めた神取忍は、実に晴々としていた。今月30日で50歳になる神取が11日、スペシャルイベント『Mr.女子プロレス神取忍 生誕半世紀イベント SUPER LEGEND』を東京・両国国技館で開催。“闘いの聖地”後楽園ホールでさえ超満員にできない女子プロの現状を鑑みると、両国進出は大博打だ。しかし、ライブとプロレスのコラボ、昭和を支えたレジェンドをリングに上げるプレミアを続出させ、ビッグマッチを成功させた。 “地下アイドル”として人気上昇中の仮面女子からはアーマーガールズが、代表曲『夏だね☆』など3曲のパフォーマンスで魅了。神取と同じLLPW−X所属の井上貴子はオリジナルナンバー『JEWEL』、長与千種はクラッシュ・ギャルズのデビュー曲『炎の聖書(バイブル)』、元おニャン子クラブの城之内早苗はソロデビュー曲『あじさい橋』を熱唱。さらに、元ビューティ・ペアのマキ上田が、パートナーをジャッキー佐藤(故人)から城之内に変えて、大ヒットソング『かけめぐる青春』を歌って踊った。サンプラザ中野くんは、『大きな玉ねぎの下で』など2曲を熱唱。メインイベント前の国歌斉唱は、SHOW-YAの寺田恵子が務めた。 VTR出演は、アニマル浜口&浜口京子の親子、神取と同じ中学校出身のゆず。ももいろクローバーZは「神取クローバーZ」を名乗って、おなじみの“Zポーズ”を決めた。 メインイベントに出場した神取は、極悪同盟のダンプ松本、藤原喜明とタッグを組んで、天龍源一郎、すでに現役を退いている長与千種、堀田祐美子と対戦。14年前の一騎打ちで、顔面をボコボコにされた天龍と対峙した瞬間は、「一瞬、あの悪夢がよみがえった」(神取)が、情け容赦ないグーパンチに耐え、竹刀でめった打ちにするという暴挙で反撃。ラストは、チョップからのサソリ固めで猛攻を仕掛けてきた長与の首をガッチリ捕え、16分18秒、スリーパーホールドで締め落とし、激勝した。 同カードは、ファン投票によって実現。9年前に引退した長与は、今年3月に開催した自主興行で復帰。今月6日に地元・長崎県で開催した自主興行にもエキシビションマッチで出場しているが、引退後にベテラン男子レスラーと対戦するのは初めて。今年は神取と同じく50の大台に乗るだけに、「(誕生日を迎える12月に)50歳になって、初めてみなさんに夢をかなえていただいた。プロレスの良さって、ミラクルを起こせるところ」と語り、今後については、「出るとも出ないとも言わないけど、個人的にはバックアップしたいです」と、新団体・MARVELOUSの発足準備に専念したい意向が強い。 いっぽう、1度も引退することなく、選手生活29年目に突入した神取は、2016年でプロレス人生30周年を迎える。「このぐらいの規模のところで考えたい」と、早くも両国同様のビッグマッチ開催を視野に入れる。女子プロレスラーでは先輩のジャガー横田が生涯現役宣言をしているが、神取も「一寸先は何があるかわからないけど、やれる以上はやりたい。自分の満足もそうなんだけど、みんなにどれだけ影響を与えられるか」と、まんざらでもないようだ。(伊藤雅奈子)
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芸能 2014年10月12日 14時12分
東京・銀座で広島カープを応援するパブリックビューイングイベントが開催
11日、東京・銀座の広島ブランドショップ「TAU」にて、「泣けるほど感動!!広島東洋カープの熱戦パブリックビューイング」イベントが開催された。 広島県では、広島の情報を発信する「TAU」で、球場へ行けなかったファンと共に23年ぶりの日本シリーズ進出を目指すカープを応援。広島県出身の人気お笑いコンビ・ヴェートーベンやカープ女子がイベントを盛り上げた。(中村道彦)
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芸能 2014年10月12日 14時08分
小島瑠璃子が「東京喰種」の連載開始とアニメ版第2期放送決定に歓喜!
11日、都内にて、「東京喰種(トーキョーグール)」のファンイベント「24区 SECRET RECEPTION」が開催され、タレントの小島瑠璃子が出席した。 「東京喰種」は、累計846万部を突破する人気マンガでアニメ化も絶大な支持を得ている。現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人間の肉を喰らうことで生活する喰種(グール)を描く。 先月、多くの謎を残したまま「週刊ヤングジャンプ」で最終回を迎えた「東京喰種」だが、イベントでは、今月から「東京喰種:re」の連載が始まることや、テレビアニメの第2期が2015年1月に放送されることなどが発表された。「東京喰種」の大ファンという小島は、「びっくりしました。嬉しいです!」と喜びを爆発させた。(竹内みちまろ)
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レジャー 2014年10月12日 14時00分
京都大賞典(GII、京都芝2400メートル、13日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都大賞典は、長い距離での好走破タイム実績が3着までにくる傾向です。それを踏まえて、1着になる可能性が高いのはデスペラードとヒットザターゲット。 特にデスペラードは、2走前の京都記念稍重で先攻策をとり最後まで持ちこたえてトーセンラーに勝つことが出来ましたので、軸にするならデスペラードを推したい。当日は、馬場不良になる可能性が高いので、前にいかないと最後の直線で差すのは難しいと思うのです。去年の覇者ヒットザターゲットも調子が上がって来ているようです。 もう一発の気配も感じます。トーセンラーは、馬場が湿るとどうも芳しくないので紐にしました。(8)デスペラード(12)ヒットザターゲット(2)トーセンラー(6)スピリタス(11)トゥザグローリー(10)タマモベストプレイ(9)メイショウマンボワイド (8)(12)(2) BOX3連単1頭軸マルチ(8)-(12)(2)(6)(11)(10)(9)動画予想→http://youtu.be/1pGRV620uMU※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2014年10月12日 12時00分
専門家が続々警鐘 カルデラ大噴火で壊滅する川内原発再稼働への不安
「東日本大震災以降、日本列島は地震の活動期に入ったといわれますが、御嶽山の噴火は活火山活性化の幕開けと言えるかもしれません」 こう語るのは、防災ジャーナリストの渡辺実氏だ。 御嶽山の噴火後から、年明けに向け動きを見せる鹿児島県川内原発再稼働への不安が高まっている。 「川内原発には地震による津波以外に、活火山の噴火というリスクも背負っています。約3万年前の、川内原発の地点まで火砕流が押し寄せた可能性がある姶良カルデラの爆発に関しては、九州電力も認めている。しかし、原発運用期間中は大丈夫だと主張し、原子力規制委員会もそれを認めた。ところが、御嶽山の噴火が予測できなかったことにより、姶良カルデラもどうなるかわからなくなってしまった。周辺住民たちの不安は募るばかりです」(同) 姶良カルデラは、鹿児島湾と桜島を囲む巨大カルデラだ。 「3万年前に大爆発して姶良カルデラが形成され、そこへ海水が流れこみ鹿児島湾ができた。つまり、そこまでエネルギーを持つ噴火の可能性もあるわけです」(サイエンスライター) 政府はこうした懸念を問題とせず、菅官房長官も川内原発の再稼働には影響ないとしている。しかし前出の渡辺氏は「自然の驚異に対して認識が甘すぎる」と指摘する。 「私は御嶽山の一報を福島県の富岡町で聞いたんです。原発被災地のこの街は朽ち果てている。私は街づくりが仕事ですが、人の手が入らず、あそこまでの状態になった街を初めて見ました。原発が暴れ出すとこうなるのかと愕然とし、同時に、地震と津波以外にもリスクを抱える川内原発の再稼働を簡単に認めてしまうことに危険を感じ、あらためて反対の思いを強くしました」 前出のサイエンスライターも言う。 「政府も九電も、いつ起きるかわからない将来のことなど知ったことではないという立場。国民を守ろうという危機意識がなければ、福島第一原発事故と同じことを再び繰り返します」 再稼働の行方に注目だ。
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社会 2014年10月12日 12時00分
“新”大株主の幻影に怯える疑心暗鬼の西武王国
西武鉄道やプリンスホテルを傘下に置く西武ホールディングス(HD)が10月20日、大きな岐路に立つ。同社株の35.48%を保有する筆頭株主の米投資会社サーベラスが、今年4月の再上場に当たって証券会社と契約していたロックアップ条項が解除され、この日から株式の売買が自由になるためだ。 投資マネーの早期回収を狙ったサーベラスが“厄介な筋”に売却して撤退すれば、西武HDは歓迎できない新たな大株主と付き合うハメになる。逆に一時は激しくにらみあったサーベラスが引き続き株を保有し、一気に株を買い増して経営権を奪取する可能性もある。だからこそ、西武HDはロックアップ条項の解除を待って青い目ファンドが繰り出す“次の手”に疑心暗鬼を募らせる。 とはいえ、そこは銀行出身者の保身術なのか、ここへ来て新聞各紙のインタビューに次々と応じる後藤高志社長は、サーベラスとの友好な関係をしきりに強調する。揚げ句にサーベラスが保有株を売却する可能性についても「コメントする立場にない」と、触らぬ神にタタリなしを決め込む。 だからこそ市場関係者は「再上場を遂げた西武にとってサーベラスは今や目障りな大株主でしかない。さっさと撤退してほしい半面、下手に刺激すればどんなシッペ返しを食うかわからない。そんな複雑な気持ちから友好関係を装っているに決まっている」と冷ややかな視線を向ける。 投資家から資金運用を委ねられた投資ファンドである以上、西武への出資分を含め1200億円超を投入したサーベラスが、出口戦略という名のマネー回収シナリオを描いているのは疑う余地がない。問題はいつ、どのタイミングでGOサインを出すか、である。 今年4月23日の再上場に際し、サーベラスは15.5%の株式を売り出し、保有比率を約20%に引き下げる計画だった。しかし西武が見込んだ売り出し価格1株2300円に対し、ヒアリングで機関投資家から「需給関係が悪く、投資家の人気が集まらない」の声が噴出したことから売り出し価格を1600円に引き下げた。これを受け、サーベラスは「妙味に欠ける」と放出を見送った経緯がある。 ところがその後、株価は上昇し、8月12日には年初来高値の2352円を付けた。多少の変動はあるにせよ、9月22日には2215円を付けるなど、サーベラスが当初期待した2300円の大台が再び射程圏に入ってきた。その理由を証券アナリストは「鳴り物入りで始めた旧グランドプリンスホテル赤坂の再開発事業『紀尾井町プロジェクト』が2年後に竣工する上、鉄道や不動産事業も堅調に推移している。これを評価した積極買いが入っている」と解説する。従って10月20日に向け、今後とも西武株の上昇基調が続けば、サーベラスが保有株を売却する可能性は高まる。 「サーベラスが出口作戦に向け、どこと交渉しているかは一切明らかになっていませんが、市場では『東武鉄道や小田急などのライバルが関心を示している』と囁かれている。HDの分離解体を狙っているのか、プリンスホテルに興味を示す外資もあるようです」(情報筋) 一部には失脚した堤義明元オーナーがサーベラスから株を肩代わりし、奇跡の復権を果たすとの“待望論”もあるが、既に80歳と高齢の身。常識的には考えられない。 一方、サーベラスの次の手は読みにくい。昨年春には敵対色をあらわにしてTOB(株式公開買い付け)を延期してまで保有比率を高め、一時は自らの意向に沿った役員陣を送り込もうと企てたほどのシタタカ軍団である。またゾロ株を買い増して本気で経営権を奪取、後藤社長以下の役員を追放すべく荒療治に踏み切らないとも限らない。 買い増し、売却のどちらに転んでも、西武には「一難去ってまた一難」の言葉がピッタリくる。 その場合、プロ野球球団『埼玉西武ライオンズ』の去就があらためて注目を集めそうだ。後藤社長は相次ぐインタビューで「グループにとって(球団は)不可欠な存在。売却はないと断言できる」と力説するが、株を肩代わりした新株主や、一気に経営権を握ったサーベラスの意向次第では“断言”が平気で覆る。現にサーベラスは西武との攻防戦の渦中で球団運営からの撤退を唱え、あまりのリアクションに慌てて前言を撤回した過去がある。 「後藤社長は西武線沿線を中心に法人個人を問わず、企業価値に注目してくれる長期安定株主を呼び掛けている。これはサーベラスが牙をむく事態を想定してのことで、危機感の裏返しに他なりません」(大手証券マン) ライバルの私鉄どころか、もし中国や韓国企業が大株主に急浮上すれば、西武王国は大激震に見舞われることになる。
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スポーツ 2014年10月12日 11時45分
ドラフト戦線異常アリ! 2014年のキーワードは「外れ1位」(埼玉西武編)
ライオンズは『甲子園スター』と縁のある球団だ。清原和博、松坂大輔、菊池雄星、森友哉と超高校級と称された注目の高校球児を指名してきた。 「実務的な指名になる」と今年の西武のドラフトを予想する声もあるが、甲子園スターも指名リストの上位に入っているらしい…。 松本裕樹(盛岡大付高)。最速150キロ強&通算54アーチの大谷翔平に継ぐ“二刀流”だ。安楽智大(済美)、高橋光成(前橋育英)と比べ、ネームバリューはちょっと落ちるが、今年、もっとも高い評価を受けた高校球児は松本である。 巨人・山下哲治スカウト部長、同・原沢敦球団代表兼GM、阪神・中村勝広GM、同・池之上格スカウト課長、広島・苑田聡彦スカウト統括部長、中日・中田宗男スカウト部長、DeNA・吉田孝司スカウト部長、ヤクルト・鳥原公二チーフスカウト、楽天・早川実スカウトグループマネージャー、同・福田功スカウト副部長、ロッテ・林信平本部長、同・松本尚樹編成統括、ソフトバンク・永山勝スカウト部長、オリックス・中川隆治チーフスカウト、日本ハム・山田正雄GM…。 スポーツ新聞等で「何球団が見に来た」とスカウトの人数が報じられるが、松本に対しては編成トップ、スカウト部長クラスが自ら視察しているのだ。人事決定権を持つ球団要人をこれだけ集めた球児は松本だけである。「ヤクルトが1位候補に残している」(在京球団スカウト)との情報もあるが、近年、西武の1位指名はこの奥薗満編成部長が出向いている。菊池、森も直接視察した。その傾向からして、西武の1位は松本ではないだろうか。 「投手・松本は良い意味で太々しい。走者を得点圏に背負うまでは力を抜いており、窮地になってから本気を出すというか…。甲子園を席巻したときの荒木大輔、水野雄仁もそうだった。二刀流の先輩である大谷クンは剛速球で力勝負を挑んでいたが、投手らしい投手は松本クンの方」(在阪球団スカウト) 西武は9月24日にスカウト会議を開き、「指名は5、6人」と明かしている。指名リストには50人ほどが記載されたという。 「西武サンは、地元埼玉の平成国際大に所属する佐野泰雄クン(左投左打)の視察に熱心だった」(前出・同) 佐野はスリークオーター気味の投げ方で、変化球の持ち球も多い。関甲新学生野球連盟では1年から活躍していたので、他球団の地区担当スカウトも長く追い掛けてきた。新聞紙上では「直球とスライダーが良い」と紹介されていたが、西武を始めとする地区担当の各スカウトを釘付けにしたのは、佐野の『カーブ』だという。たしかに、緩急もあり、曲がり具合も大きかった。 プロ野球スカウトの間には左投手を見定める基準の1つに、「カーブを上手に扱えるかどうか」というものがある。その条件をクリアした“稀少左腕”とも言えるが、四球で自滅する悪癖もある。変化球の種類によって、投球モーションが違うのは素人目にも分かる。腕の振り、そのスピードが明らかに違っていて、高校時代からチェックされていた彼が大学に進んだ理由はこのへんにあるのだろう。 ほかに西武サイドから聞こえてきた情報では、指名が重複した場合は菊池、大石達也を引き当てた渡辺久信シニアディレクターが抽選のステージに立つという。松本への指名も重複は必至。有原航平(早大)、安楽智大(済美)、高橋光成(前橋育英)も1位候補なのはもちろんだが、加藤貴之投手(22=新日鐵住友かずさ/左投左打)に対しては、鈴木葉留彦球団本部長が「上位候補」と言い切っている(スポーツ報知/9月2日付)。高校生野手では健大高崎高・脇本直人(外野手)も指名リストに残ったそうだ。今年のドラフトでは、投手力のレベルアップをはかりたいところだが…。(一部敬称略)
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スポーツ 2014年10月12日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(6) 第二部・100を切るゴルフ 「コースマネジメント」
前回から第二部「100を切るゴルフ」がスタート。その1回目は「補強トレーニング」について綴っていきましたが、皆さんは如何でしたか? 普段、筋トレを始めて「補強」など行わないと思いますが、意外にこの練習は大事です。 さて、今回は実践編。「コースマネジメント」について私なりの見解をご紹介しようと思います。今日ご紹介する項目のうち、どれか一つでも役立てば嬉しいです。《左足上がりのライ》 ゴルフ場は河川敷も含めて全面平坦というコースはありません。必ずどこか傾斜になっていたり、ボコボコと凹凸があったりします。ここでいう《左足上がりのライ(球のある場所)》は左足に傾斜がある、「打ち上げ」のコースを指します。「打ち上げ」の場合、何も意識しないで普通にショットすると必ず、ダフります。 そうならない(ダフらない)為には、クラブを斜面に沿って救い上げる様に打つ。ここがポイントです。普通に打つとスイングの途中で傾斜に捕まり地面ごと打ってしまいます。それを傾斜の角度に合わせてスイングすると傾斜をクラブが撫でる感じになります。当然、地面を掘る事が防げるので、球を遠くに飛ばす事が出来る訳です。ただ、バンカーの場合は傾斜がキツく又、身体が開きやすい。それからも分かるようにバンカーショットと左下がりのライは性質が全く異なります。又、意識しすぎるとテンプラ(クラブヘッドの上部=クラウン部分=に球が当たり意思に反して高く球を打ち上げてしまう事)になってしまう。過敏にならない事がコツです。 因みに私は、(1)斜面を意識する、(2)気持ち(ほんの少し)クラブを短めに持つ事を心がけています。《左下がりのライ》 一般的にアイアンで打つ時はボールを右足と左足の間…身体の真ん中に置きますよね。スイングした時、クラブがライに接するところが真ん中。よってボールの位置が身体の中心ラインにあって不思議では無いですね。 ところが左下がりのライでは身体の中心は真ん中にありません。左半身に重心が乗るため、それを補おうと少し右寄りに中心を持っていこうとします。要するに左足は足が伸びきっているのに対し、右足は若干、膝が折れている状態。両足を伸ばそうとすると下がっている左足方面に倒れてしまいます。そうならない為に、やや右寄りでバランスを取ろうとします。中心が、やや右なのでスイングした時、クラブがライに接するところは中心よりも、やや右寄り。ボールの位置はここ(やや右寄り)になります。随分、手前に打つ感じになりますが、実はここがベストポジションです。 知らないで右足と左足の中間に置く人が多いですが、ここですとボールがクラブの芯を食わない(当たらない)。ボールの下に当たってしまいます。左下がりの時はボールを右寄りに置いて、ライが高いところで打つ様にしましょう。 《前上がりのライ》 平地と同じ感覚で打っても大丈夫です。とはいえ、前に上がっている分、自分とボールの距離が短い。これは構えた時に実感出来ます。距離が短いので私は敢えてグリップを短く持ちます。クラブを短く持ち、普通に打つ事が鉄則ですね。《前下がりのライ》 これは《前上がりのライ》と真逆。今度は自分とボールとの距離があるので、長いクラブを選択します。サンドウェッジよりも6番アイアンの方が(尺が)長いのでそちらにする。重心が前のめりになりますが、そこは踏ん張り普通にスイングする事に努めます。 今回の《コースマネジメント》項目はここまでにして、最後にコースマネジメントの重要性を少し綴ります。 スコアとショットは当たり前ですが直結しています。ショットが安定しないとスコアも安定しない。勿論、日々の練習は不可欠ですが、コースマネジメントを出来ていないとせっかくの練習も本当に無意味と化してしまいます。私の場合は、その日の調子でコースの感覚が分かる時もあります。ただ、それは極稀。実は(私には)得意なホールというのがあります。後、凹凸がない真っ平らなコースはスコアを稼げるホール。このホールは、「パーを取るゾ」「バーディーを取るゾ」と言う様に強い気持ちで臨みます。 逆に苦手なのは打ち上げのホール。打ち上げのホールでパー4の場合、「ここはボギーで抑えれば大丈夫」「ダボ(ダブルボギー)でもOKとするか」など最初から控え目な設定にします。自分に合ったコースを見極めて計画通り事を進めるのが大事ですね。 初めてのコースではスコアカードをしっかり見ておく事をお薦めします。スコアカードには1〜18ホールまでのコース内容が書かれています。池の位置、バンカーの位置なども書かれてあります。最近では計測付きのカートもありますね。カート内の画面があり「池まで何ヤード」とポイントまでの距離が表示されます。 私の必殺技はスコープ。「あそこの木まで何ヤードだろう?」と思い、望遠鏡みたいなスコープをのぞきます。距離計測のボタンをピッと押すと測定してくれます。そのおかげで得手不得手のコースが分かる時もあります。「この距離は苦手だから手前で刻もうかな」などスコープで確認する場合も多いです。この様に練習と並行して大事なのがコースマネジメント。これをしっかり攻略すればスコアが間違いなく伸びると思います。
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芸能 2014年10月11日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 10月4日から10月10日
■10月4日(土) 西山茉希がムック本発売記念イベント 昨年10月、夫で大衆演劇俳優の早乙女太一との間に第1子の女児を出産した、モデルの西山茉希が都内でムック本の発売記念イベントを開催。以前からの親友で、夫で俳優の小栗旬との間に先日第1子を出産したモデルで女優の山田優に「一緒に楽しんで行こうね」と“ママ友”としてのエールを送ったが…。 「西山は早乙女からDVを受ける現場も報じられたがデキちゃった結婚。小栗は相変わらず女遊びが治らず、山田も西山もそろっていわゆる“だめんず”。互いに夫に対する愚痴を言い合える仲だけに、離婚危機も回避できそう」(ファッション誌関係者) 西山も山田も「持つべき物は友」という言葉のありがたみをしみじみと感じているに違いない。■10月5日(日) ビッグダディの自宅が全焼 タレントのビッグダディこと林下清志の岩手県盛岡市にある、経営する整骨院兼自宅が全焼した。 ビッグダディといえば、9月いっぱいで「バイキング」を降板。まさに踏んだり蹴ったりだが、火事の際、今年4月に再婚していた妻が自宅にいなかったことなどから、8月に5度目の離婚をしていたことがこの数日後に明らかになった。 「レギュラー番組も、家も妻も何もかも失って裸一貫になったビッグダディ。生まれ故郷だが、すでに岩手はに未練がないので、子供たちとともに本格的に東京進出を果たすようだ。番組でも自分から発言することはないが、いじればそれなりにおもしろいので、まだ使い道はある」(バラエティー番組の放送作家)■10月6日(月) 浜崎あゆみの新曲が24位と大惨敗 10月13日付けのオリコンランキングが発表されたが、上位よりも注目されたのは、その凋落ぶりが目立つ浜崎あゆみ。1日発売のニューシングル「Terminal」がシングルランキングに初登場し24位と惨敗した。 「もはや、エイベックス社内での扱いもかなりぞんざいでろくにプロモーションもされず。それでもさらに加速するファン離れ食い止めに必死で、このほどファンクラブをリニューアル。以前はAコース6000円、Bコース4000円だったが、一律3200円に大幅値下げした」(音楽関係者) 神奈川県内に所有する別荘も約3.8億で売りに出していたことが報じられているだけに、今後は「断捨離」で売れるものはどんどん売り払いそうだ。■10月7日(火) 氷川きよしが15周年公演 春先に「週刊文春」(文芸春秋)で元マネージャーに対する暴行が発覚。元マネージャーが警察に被害届けを出していたため先ごろ、その件で書類送検された氷川きよしだが、日本武道館で15周年記念公演を開催。書類送検された影響はなさそうだが…。 「地方での人気が落ちていて、以前のように即完売とはならず、チケットをさばくのに一苦労しているようだ。暴行よりも、『文春』でファンのことを『ババしゃん』と呼んでいると報じられたダメージの方が大きかったのでは」(音楽関係者)■10月8日(水) 乃木坂・松村に不倫報道 清純なイメージが売りだった、AKB48の公式ライバル・乃木坂46の松村沙友理が「週刊文春」(文芸春秋)で、30代の妻子がいる大手出版社・集英社の社員と不倫交際していることが報じられた。 松村は同日、文化放送のラジオ番組に生出演し涙ながらに謝罪。松村によると、男性には書店でナンパされ、趣味の話が合い食事に行く仲に発展。ただ、男性に妻子がいたことは知らなかったというのだが…。 「ラジオでの釈明は完全に、社員の方をかばった内容。だから、ファンは納得していないだろう。これで集英社はAKB48グループに返しきれない貸しができてしまった」(出版関係者)■10月9日(木) ASKAの愛人・栩内被告が保釈 歌手のASKA元被告とともに覚せい剤使用の罪で起訴され、公判中の元交際相手・栩内香澄美被告が9日、東京拘置所から保釈された。 「保釈保証金の300万円は、バックアップしている某人材派遣会社グループが用立てたと言われている。次回は21日に公判が行われるが、同日、ASKAに薬物を販売して逮捕された売人2人の公判が行われるが、そこで、どんなとんでもない証言が飛び出すかが注目されそうだ」(全国紙社会部記者) ■10月10日(金) 吉高由里子と嵐が紅白司会に決定 今年おおみそかの紅白歌合戦の司会がNHKから発表され、紅組は吉高由里子、白組は嵐、総合司会は同曲の有働由美子アナがつとめることになった。 「当初は、吉高がヒロインをつとめた、『花子とアン』でブレークした仲間由紀恵の名前が浮上していたが、仲間サイドが吉高サイドに譲った形。とはいえ、仲間は紅白に何らかの形で“VIP待遇”で迎えられるだろう」(NHK関係者) 破天荒な性格で知られる吉高だけに、アドリブで何をやらかすかが大いに期待される。