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芸能 2015年02月13日 15時30分
徳光和夫アナの次男・正行と離婚したフリーアナ・田野辺実鈴って、どんな人?
人気フリーアナウンサー・徳光和夫の次男で、タレント・徳光正行の妻でフリーアナの田野辺実鈴(たのべ・みすず=32)が2月3日、自身のブログを更新し、年明けに離婚したことを報告した。 同ブログで、田野辺アナは「性格の不一致、価値観の相違、4年半の結婚生活を表すには、どれもそっけなく感じます。一言では表現できません」などと記し、活動名を徳光実鈴から、旧姓の田野辺実鈴に戻した。 離婚理由について、「2億円の豪邸をプレゼントされた」「毎年お年玉をもらっている」など、度を越えた父・和夫アナの親バカぶりが原因と報じたメディアもあったが、正行は「価値観の相違」と説明。豪邸は事務所所有で毎月家賃を払っていることを明かしたが、夫婦の問題は当事者にしか分からないものだ。 なにはともあれ、田野辺アナは新たなスタートを切ったわけだが、失礼ながら、一般的には知名度はイマイチ。そこで、本項では、田野辺アナとは、いったいどんな人なのかにふれてみたい。 田野辺アナは83年2月6日生まれ、神奈川県横浜市出身。法政大学法学部法律学科を卒業し、05年4月にTOKYO MXに入社。 同局の人気情報番組「5時に夢中!」を担当し、マツコ・デラックスらと激しい舌戦を繰り広げるなどして、プチブレイクした。 10年6月、番組で知り合った正行と結婚。11年10月、MXを退社し、12年4月より、フリーアナに転向し、活動名を徳光実鈴に改めた。 現在、BS11の報道番組「ウイークリーニュースONZE」(日曜日午後6時〜)のキャスター、千葉テレビの情報番組「シャキット!」(平日午前6時45分〜8時)の木・金曜日のMC、テレビ東京の生活情報・通販番組「L4 you!プラス」(平日午後3時35分〜4時)の水曜リポーターと3本のレギュラー番組をもっている。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「正直、出身局や出演番組はマイナーですし、知名度も高くはありません。ルックスで売れるタイプでもないですね。『徳光』姓を名乗っていたから得られた仕事もあるでしょうし、離婚して旧姓に戻した今後は、まさにその実力が問われることになるのでは?」と語る。 “離婚特需”でトークバラエティ番組からオファーがかかることもあるかもしれないが、ブレイクできるかどうかは、そこでの勝負になりそうだ。(坂本太郎)
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レジャー 2015年02月13日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(2/14) クイーンC他
1回東京競馬5日目(2月14日土曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「クイーンカップ」(芝1600メートル)◎1シングウィズジョイ○6キャットコイン▲4ロッカフラベイビー△11ロカ、15カービングパス 強敵相手に好戦してきた、シングウィズジョイに期待する。前走のアルデバランSは6着に敗退しているが、好スタートを切りながら下げてしまったことが響いた。スローペースになっただけに余計、傷口が広がった。それでも、重賞メンバー相手に0秒6差まで差を詰めてきたのは実力の証し。また、前々走の野路菊Sは牡馬の強敵、ダノンメジャー相手に0秒1差2着の接戦を演じており、牝馬同士なら大いに期待できる。同じ左回りの中京コースで勝っているように、コース適性は十分ある。追って味のあるタイプで直線の長い東京も最高の舞台といえる。目標レースだけにもちろん、仕上がり状態はほぼ万全。相手は、キャットコイン。新馬→ひいらぎ賞を連勝し、エリート街道を驀進中。好勝負必至だ。穴は、カービングパス。フェアリーSはごちゃごちゃした展開が響いて8着と、期待を裏切っているが、広い東京コースなら巻き返しがある。☆東京10R「銀蹄ステークス」(ダ1400メートル)◎3ヘアーザオブドッグ○9テムジン▲5クリノエリザベス△1アンズチャン、16タマブラックホール 先週の橿原S11着から敢然と、連闘で勝負をかけてきたヘアーザオブドッグが狙い目。その橿原Sは長距離輸送を考慮した仕上げで臨み、14キロ増と明らかに重め残りだった。そんな状態で直線、大外から強襲し0秒9差まで迫った内容は評価できる。1度使って体も絞れたし、連闘が勝利の女神を呼び込みそう。東京コースも3勝、2着1回と最高の舞台だ。相手は、テムジン。距離、コースとも条件は最適で前走から一変して不思議はない。台風の目は、新進気鋭のクリノエリザベス。☆東京9R「テレビ山梨杯」(芝1600メートル)◎9ウインフェニックス○10サクラダムール▲15ラインハーディー△3キミノナハセンター、5オコレマルーナ 本命に推したウインフェニックスは、休み明けを3戦して(2)(2)(4)着と、完全に軌道に乗った。ここまで5戦2着4回と、得意の東京コースに替わりチャンスは大きく広がった。今度こそ差し切りが決まる。相手は、サクラダムール。休み明け2戦目と走り頃で、好勝負必至。ラインハーディーは、昇級以降2連続3着中と着実に地力を付けている。持続力ある末脚が武器で、嵌れば一気に浮上しそう。☆小倉11R「太宰府特別」(芝1800メートル)◎6レッドジゼル○13ベルニーニ▲5リングネブラ△4ゴットラウディー、15モンドシャルナ 休み明け2戦目で走り頃の、レッドジゼルをイチ押し。その前走、逢坂山特別は10キロ増と太目残りの状態でコンマ1秒差4着と好走し、実力を示している。もともと、千万条件で2着2回と確固たる実績があり、調子を取り戻したとなればチャンスは十分ある。相手も、休み明け2戦目のベルニーニと、連闘で勝ちに来たリングネブラ。☆京都11R「アルデバランS」(ダ1900メートル)◎9メイショウイチオシ○1アスカノロマン▲14マルカプレジオ△2マイネルバイカ、15ランウェイワルツ 快速馬のメイショウイチオシが混戦に断を下す。京都コースはここまで4戦3勝(レコード1回)と、自分の庭も同然。前走のベテルギウスSは4着に失速しているが、0秒8差なら悲観する内容ではない。得意の京都ならマイペースに持ち込み、逃げ切りを決めるシーンは十分考えられる。相手は、アスカノロマン。番手に付け、2頭で“行った行った”がある。差し、追い込み馬の中ではベテルギウスSを快勝して勢いに乗るマルカプレジオが怖い。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年02月13日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/14) クイーンC
東京11R クイーンC◎ミッキークイーン デビューから連勝中のキャットコインと阪神JFで1番人気に支持されながら8着に敗れたロカの巻き返しなるか、そのあたりに注目の集まりそうな一戦だが、1勝馬がほとんどでクラシックに向けてどの馬も賞金加算をしたいところ。実力伯仲と考えた方がよいだろう。 ◎は今後の期待を込めてミッキークイーン。新馬戦こそ勝ち馬の逃げ切りを許したものの、2戦目は2馬身差V。時計面にはあらわれないが、緩い馬場を苦にしなかった勝ちっぷりに能力の高さを感じた。切れ味があるので、パンパンの馬場ならもっといい脚を使えるだろう。トーセンマタコイヤの全妹で血統的な魅力もたっぷりだ。 冒頭の2頭では、輸送、ゲート、折り合い…と課題山積のロカよりも、2戦目で出遅れながらも中山のマイルを克服したキャットコインの方が信頼性は高い。切れ味は相当で、東京の長い直線も歓迎だろう。ひと息入っているが、仕上がり早なので2か月ぶりも問題ない。キャットが相手本線。 他では、3か月半ぶりの実戦となるが、ここを目標に仕上げてきたシングウィズジョイに注目。前走アルテミスSでは好発ながら位置取りを下げて競馬したことが結果的に裏目となった。本来、追って味のあるタイプなので、前走のように被せられなければ東京コースの方が向くはず。京都2歳S2着のダノンメジャーと差のない競馬をしているので、まともならこのメンバーでも力上位だろう。 新馬戦で◎ミッキーと0.1差のアンドリエッテ、手前の関係なのか左回りの方がスムーズなスマートプラネット、乗り替わりだった阪神JFでは道中行きたがって終いを失くしたダノングラシアスも岩田騎手に戻る今回は要注意だろう。馬連 ボックス(1)(2)(6)(11)(14)3連複 2頭軸流し(6)(14)-(1)(2)(3)(11)(13)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2015年02月13日 15時00分
独走する日テレ系「ミヤネ屋」にピンチ到来! 宮根誠司アナの“相棒”川田裕美アナが2月で降板しフリー転向へ
関西女子アナ界に激震が走った! “日本で最も有名な地方局の女子アナ”といえる読売テレビの川田裕美アナ(31)が、現在MCを務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系=読売テレビ制作/月〜金曜日午後1時55分〜3時50分)を2月27日で降板することになったのだ。 川田アナは3月末で同局を退社し、東京に進出してフリーに転向する。所属先は多くのフリーアナ、キャスターを抱えるセント・フォースとなる予定。 11年4月から4年間、同番組のMCとして、宮根誠司アナの相棒を務めた川田アナ。同番組は全国ネットとあって、地方局所属ながら、抜群の知名度を誇る。 宮根アナとのコンビネーションは絶妙で、仕切り能力にもたけた川田アナは、同番組には欠かせない存在だった。性別問わず、誰にも親しまれるキャラクターで、お茶の間での人気も抜群だっただけに、「ミヤネ屋」から消える衝撃は大きい。 今後について、川田アナは「やったことないラジオ番組、街ブラや旅番組、本を書いたり、女優もしたい」と意欲を見せた。過去に、読売テレビ制作のドラマや映画に出演した経験もあるだけに、案外女優オファーもあるかも。 宮根アナは、フジテレビ「Mr.サンデー」(日曜日午後10時〜)でもMCを務めているが、フリー転向なら、同番組での川田アナとのコンビ再結成も夢物語ではなさそう。 ところで、「ミヤネ屋」といえば、同時間帯において、視聴率では独走状態。これに風穴を開けるべく、フジが3月30日から安藤優子キャスターと俳優・高橋克実がMCの新情報番組「直撃LIVE グッディ!」をぶつけてくる。放送時間は「ミヤネ屋」と全く同じで、対抗意識が見え見え。 「ミヤネ屋」の好視聴率は、川田アナの人気に支えられた部分も少なからずある。その降板で、「直撃LIVE グッディ!」に視聴者が流れてしまう可能性もありそうで、「ミヤネ屋」はピンチを迎えたといえそうだ。(坂本太郎)
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スポーツ 2015年02月13日 15時00分
プロ野球キャンプに異変 最強・広島カープを大警戒する巨人・阪神ベンチ裏(2)
対照的に、広島はキャンプ入り前日の1月31日から明るい話題を振りまいていた。 「マエケンが緒方監督から開幕投手に指名されました。帰ってきた黒田をいい意味で意識しており、現エースとしての意地を見せようと気合いが入っています」(前出・スポーツ紙記者) 黒田博樹の帰還は、阪神にとって最大の脅威となるかもしれない。個人成績では福留孝介が日米通算3割強と相性の良さを見せているが、チーム全体ではむしろ悪い。『黒田対トラ打線』は打率2割6分8厘。通算アーチ15。この15本塁打はリーグワーストである(本誌計算)。チーム関係者によれば、黒田は「けん制球のクイックターンが速い」という。そのため、ヒットで走者を置いても一塁ベースにくぎ付けにされてしまい、得点できないのだ。 阪神の機動力は“無い”に等しい。昨季の総盗塁数「55」は12球団ワースト。ライバル巨人の半分くらいしか走っていない。けん制のうまい黒田の帰還は、細かい部分でもトラを脅かしているようだ。 「新井貴浩の広島復帰も厄介ですよ。好機で凡打を繰り返していましたが、チームの中枢にいた選手です。内野守備のサイン、藤浪、能見、メッセンジャーなど主力投手の情報も広島ベンチに流れるはずです」(前出・在阪記者) 和田豊監督は関西系メディアのインタビューで、昨秋の『阪神・巨人連合対MLB』を指し、「巨人選手は試合中に声が出ていた。そういうチーム一丸の姿勢がウチには少し足りない」と虎ナインのおとなしさも嘆いていた。 その巨人も、新主将・坂本勇人が腰痛で出遅れた。坂本は「やってしまったものは仕方ない」と切り換えていたが、リーグ4連覇に向け、いきなり水を差された格好だ。 「昨季は交流戦で大きく勝ち越し、中日をお客さんにしたから優勝できたようなもの。対広島は13勝10敗1分けですが、シーズン序盤は負け越していました。マエケン、大瀬良にてこずっていたところに黒田の帰還。ベテランの多い巨人が今季もスロースタートなら、投手陣を再整備した広島に追い付けないかもしれません」(ベテラン記者) 原辰徳監督がチームの命運を託したのは、やはり阿部慎之助だ。一塁コンバートの真意は、これまでの『主将・4番・守備の要』の3役の負担を減らすためで、阿部が打たなければ、たとえチームが勝っても盛り上がらない状況を見てきたからである。 正捕手の座は2年目の小林誠司とFA加入の相川亮二で争うが、投手陣に対する阿部の影響はむしろ強まりそうだ。 「阿部はブルペン捕手を務めながら、打者として必要な投球への目線を養ってきました。一塁手に専念する今季からはブルペン入りする必要はなくなったのですが、『バッターボックスに立って投球を見たい』と言っています」(担当記者) 菅野智之はハイペースで調整している。だが、年長の杉内俊哉、内海哲也らはそれほどでもない。小林、相川も阿部の目線が気になるだろう。阿部のブルペン訪問が余計な重圧を掛けなければいいのだが…。 「新人の戸根千明、高木勇人が一軍スタートとなりましたが、原監督のゴリ押しだったんです。DeNAの中畑監督は、高校時代『ハマのゴジラ(横浜高校)』として注目を浴びていた'09年のドラ1筒香嘉智を一人前に成長させましたが、原監督は母校の東海大相模高校出身で松井氏の『55』を一時引き継いだ大田泰示を、後一歩のところまで引き上げただけ。自分が手塩にかけて育てた選手も作りたいようです」(同) 巨人は今さらながら、マエケンや藤浪晋太郎など速球派投手に対応するため160キロに設定した打撃マシンを導入したという。補強惨敗の阪神ともども、これではポジティブな話題満載の緒方カープがぶっちぎる予感しかしない。
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社会 2015年02月13日 13時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第112回 長期金利0.195%の衝撃
前々回、日本が「空前のカネ余り」状況に至っており、銀行で預金が凍り付き、日銀の量的緩和(国債買取=通貨発行)もあり、金融市場が国債不足になっている状況について説明した。 経済がデフレに舞い戻ろうとしており、民間の資金需要が縮小。反対側で国民が預金を増やしているため、銀行が悲鳴を上げる状況になっているわけだ。 そして、1月20日、長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時0.195%となり、前日終値に比べて0.005%低下。取引時間中の過去最低水準を更新し、初めて0.2%台を割り込んでしまった。 しかも、5年物国債がついに「マイナス金利」となったわけだから、半端ない。短期国債はともかく、まさか5年物国債までもがマイナス金利になるとは思わなかった。 ところで、日本同様にデフレ化の危機に見舞われているユーロ圏では、1月22日、ECB(欧州中央銀行)が国債買取型の量的緩和実施を決定した。 とうとう、ECBも日本銀行同様に、金融政策としては「最後の手段」に踏み切ったわけである。 ECBの量的緩和は、今年の3月に開始される。国債の買い入れ額は月に600億ユーロのペースであり、かなり大規模なものだ。 来年9月までに、およそ1兆ユーロ(約133兆円)以上の「新たな通貨」が供給される見通しである。 ECBは、すでにECB当座預金に対してマイナス金利をかけている。この時点で、冒頭の「5年物国債のマイナス金利」と話が混じり、混乱している読者が少なくないであろうから、改めて「マイナス金利」について解説しておこう。 「5年物国債金利がマイナス」 とは、金融市場において、あまりにも国債に人気が集中した結果、額面以上の金額で国債が購入されてしまったという意味になる。 例えば、額面100億円の国債が「100.1億円」で買われてしまった、といったケースだ。 額面以上の価格で国債を購入した以上、償還期限まで金融機関が国債を保有していると、損をすることになる(これを「マイナス金利」と表現している)。 実際は、5年物国債は流動性が高く、日本銀行の買い入れもあるため、極端に民間の資金需要が低い時期(今であるが)には事実上のマイナス金利で国債が買われることがあるという話だ。別に、国債を購入した銀行側が、政府に国債金利を「支払う」わけではない。 それに対し、ECBが実施している「マイナス金利」は、 「域内・国内の銀行が、中央銀行の当座預金に準備率以上にお金を預けた場合、金利を“徴収”する」 という話であり、こちらは正真正銘のマイナス金利である。つまりは、お金を貸した方が金利を「債務者」に支払うのだ。 本来、中央銀行の当座預金の超過準備に対する金利は「ゼロ」が正しい。ところが、昨今はこの常識が通じなくなっており、ECBが「マイナス金利」を、逆に日本銀行は0.1%の金利を付けている。 理由は、 「当座預金に金利を付けないと、銀行側が日本銀行に国債を売ってくれないため」 という、何となく本末転倒に感じられる事情があるためだ。 銀行が日本銀行に国債を売ると(=量的緩和)、代金は日銀当座預金の残高を増やす形で支払われる。 当座預金の金利がゼロの場合、銀行は「金利がつく」国債を日銀に売り、「金利がつかない」当座預金で支払われることになるため、国債を売ってくれなくなる、という懸念が残る。ゆえに、日銀当座預金に0.1%の金利がついているのである。 もっとも、当座預金の金利が0.1%だろうが、ゼロだろうが、あるいはECBのようにマイナス金利であろうが、問題の本質は「銀行の貸し渋り」等ではなく、民間の資金需要の低下である。 日本とユーロ圏に共通する問題は、デフレにより民間の資金需要が乏しくなっていることなのだ。 なぜ、民間の資金需要が細っているかといえば、もちろん「十分な投資利益率」を確保できる投資先が少ないためである。 どれだけ金利が低くても、投資利益を見込めない状況で投資する経営者はいないだろうし、いたら経営者失格である。 投資利益率とは、ここではシンプルに「=利益÷投資額」と理解して欲しい。「利益」の計算の際に使用する費用には、減価償却費が含まれている。 工場などを建設する際に支払ったお金は、減価償却費として数年、数十年かけて償却されることになるのだ。 例えば、100億円の投資を実施し(償却期間10年とする)、毎年の粗利益が20億円、人件費等の費用が10億円だった場合、利益は「=粗利益20億円−減価償却費10億円−人件費等10億円」で、ゼロになってしまう。 すなわち、投資利益率はゼロだ。 当たり前だが、投資利益率がゼロである以上、銀行からの借入金の金利が0.2%だろうと、あるいはゼロであろうとも、経営者は投資を決断しない。 日銀やECBの量的緩和は、基本的には「金利の引き下げ」を目的に行われる。ところが、すでに日本やドイツ、フランスなどの長期金利は1%を切っているのだ(日独両国は0.4%を切っている)。 問題は「投資先がない」ことであり、金融の目詰まりではない。ロイターの調査によると、投資計画において最重視する点は「国内需要動向」が最も多く、非製造業では73%、製造業でも47%を占めた。 「需要が少なく、投資しても儲からないため(金利がどうであろうと)投資をしない」 当たり前すぎるほど、当たり前の話である。 政府が「国内の需要が乏しく、投資利益率が上がらないため、企業が設備投資をしない」という「現実」を認めず、「デフレ対策」について金融政策に依存している限り、我が国もユーロ圏もデフレから脱却する日は訪れないだろう。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2015年02月13日 12時00分
必ず起きる巨大地震から我が身を守れ! マップ付「安全地帯」(1)
政府の地震調査研究推進本部が先頃発表した「今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率」に関心が集まっている。 データによると、首都圏で確率が大幅に上昇。ざっと見ても、東京都庁付近が26%→46%、横浜市役所付近が66%→78%、さいたま市役所付近は30%→51%といった具合だ。 記者も横浜に住んでいるが、30年以内で78%というのはゾッとする数字だ。しかし、横浜の数値が高いといっても、そこだけが揺れるわけではない。いざ大地震が発生したときは首都圏全体が揺れるわけで、周辺域も含め確率がぐっと上がったということになる。 「政府の地震調査委員会は昨年4月、首都直下型地震につながる相模トラフ沿いの地震活動の長期評価を10年ぶりに見直し、確率を公表しています。それによると、M7級の地震が今後30年以内に起こる確率は70%程度。M8級になると0〜55で、震源域の拡大に伴い最大規模はM8.6となっている。さらに、東京の下にあるフィリピン海プレートが想像以上に浅いところにあると判明したことから、首都圏の確率が上がったというのです」(サイエンスライター) 中央防災会議の作業部会は、首都直下地震の被害想定をまとめ、M7級での死者は最大約2万3000人に上るとしている。しかし、本当にそれだけで済むのか。 そもそも、90年前に発生した関東大震災でも10万人の死者が出ているのである。高度に発達した現代の東京で直下型地震が発生すれば、間違いなく都市型複合災害になるに違いない。実は、複合災害の犠牲者を足していくと100万人にも達するという見方さえあるのだ。ところが中央防災会議では、それをことごとく“想定外”にしてしまっている。 「防災会議の死者の予測は建物の倒壊と火災に限られ、それ以外は一切想定していない。地下鉄や首都高、地下街に超高層ビル、新幹線、湾岸コンビナートなど、首都東京に万が一の災害が起こったとき、犠牲者が大量に出る施設は数多くあります。それを無視して最大2万3000人とやっているのだから、まったく呆れた話です」(同) 想定外の犠牲者を加えると、東京では10人に1人が犠牲となるかもしれない現実。どうしても辞められない仕事を持っている人や、その土地が好きだという場合はともかく、命あっての物種だという人はこの際、地震の発生確率が低い地域に移り住んだ方がいい−−。そんなことまで考えてしまう。 防災ジャーナリストの渡辺実氏が言う。 「阪神淡路大震災から20年がたち、その間、内陸で起きた地震には活断層が無かったとされるところで発生した地震も少なくありません。地震調査研究推進本部が出した数値が低いからといって、100%安心かというと、そうでもないと思います。あくまで現在わかっている材料だけで判断した場合は安心ということ。逆に、高い数値が出ているからといっても、それが絶対的なものでもない。大切なことは、さまざまな備えができているかどうかということ。東日本大震災以来、日本列島は非常に不安定になっており、いつどこで何があっても不思議ではないのです」
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社会 2015年02月13日 12時00分
米の大雪が物語る異常気象の深刻化
ニューヨークで、91センチの積雪や、29メートルというハリケーン並みの暴風が発生するなど、歴史的な猛吹雪が続いている。 「全世界を見ても、記録的な大寒波や温暖化によるスーパー台風が観測されており、“地球が氷河期に突入した”と指摘する専門家もいますが、私は地球規模の温暖化が進んでいるのは間違いないと思っています。アジア、オーストラリア、中近東、アメリカなど局所的な異常低温は、偏西風のジェット気流が蛇行しているためなのです」(ジャーナリスト・村上和巳氏) 温暖化によって北極海の氷が解け、海氷面積が縮小すると、海水が太陽の熱を吸収しやすくなり、温まった海が大気に熱を放出、上空の気圧が上がる。それによって、偏西風がスカンジナビア半島付近で北側に押し上げられ、その反動でシベリアから南側に蛇行。局所的に寒気がもたらされるというのである。 「偏西風蛇行の影響で、極東、アメリカ東部、ヨーロッパ中央部の3カ所に寒気が落ちる寒波を『3波型』寒波と言いますが、今ニューヨークで吹き荒れている吹雪はこの3波型です」 とはサイエンスライター。結果、これまで冬でもそれほど寒くなかった日本付近やアメリカ東部、ヨーロッパが寒冷化し、極寒地域のカスピ海、アラスカ、グリーンランド付近が高温となっている。つまり日本の場合、夏はスーパー台風、冬は猛烈な寒波が続くというのだ。 「温暖化で怖いのは、気象が複雑化して、これまでの気象のロジックが通用しなくなったことです。例えば夏の台風の場合、8月は太平洋高気圧が日本付近に張り出しているため日本に上陸することはなかったが、気象条件で太平洋高気圧がやや衰えた時と台風の発生が重なると北上して上陸する。さらに小規模な台風が連続して上陸し、地盤が緩んだところへ、さらに大型台風が来て土砂災害を巻き起こすことも考えられる」(前出・村上氏) 日本がどんどん住みづらくなっていく。
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芸能 2015年02月13日 11時45分
渡部篤郎と中谷美紀がゴールイン目前!?
これまで何度も交際を報じられてきた、俳優の渡部篤郎と女優の中谷美紀が交際順調で、ゴールインが近いことを発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。 2人は18年前にCMで共演して出会い、99年に「ケイゾク」(TBS)、00年に「永遠の仔」(日本テレビ)とドラマでの共演が続いたことから親密に。当時、渡部はモデルのRIKACOと結婚しており子供もいたが不倫関係が続いていた。05年末に渡部が離婚。その後も交際は続いていたが、同誌は初めて2人の2ショットを撮影。同誌によると、今月上旬、2人は人目をはばかることなく都内の路上で腕を組んで歩いていたというが、渡部とROKACOの長男が昨年、20歳になり、次男は16歳で渡部の再婚を理解できる歳になったこともあり、近々、入籍することになりそうだというのだ。 「以前、2人はまるで人目を忍ぶように密会を繰り返していたため、2ショットを撮影することはかなり難しかった。ところが、結婚も近いことからか、かなり“ガード”がゆるくなったようだ」(女性誌記者) 中谷との交際もあってか、09年に渡部は中谷が所属する大手芸能プロと業務提携を果たし、仕事の幅が広がった。 現在、中谷が主演する「ゴーストライター」が火曜午後9時から、渡部が出演する「銭の戦争」が同日午後10時から同じフジテレビ系で放送中。それぞれのドラマが終了する3月までのタイミングで結婚発表される可能性が少なからずありそうだ。 「『ゴーストライター』はこのところ視聴率が1ケタに低迷。中谷の事務所サイドとしても、なんとかして視聴率をアップさせたいだけに、なりふり構っていられないだけに、渡部との結婚発表をダシにしてでも話題を集めたいところ」(芸能記者) 交際15年、ようやく結婚の“Xデー”が近づいてきたようだ。
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アイドル 2015年02月13日 11時45分
橋本環奈擁するRev.from DVL、バレンタインにチョコをあげるのは!?
アイドルグループ、Rev.from DVLがKawaiianTVのバレンタイン特番を担当することが分かった。その名も「Rev.from DVLのばり好いとーよ♪どっきどきバレンタインSP」。2月14日17時〜19時にKawaiianTVで生放送される。もちろん特番内ではバレンタインに絡めた甘い企画が目白押しだという。同グループのメンバーにバレンタインにチョコをあげたい人を特番出演メンバーの声が届いた。■橋本環奈 「Rev.from DVLのメンバーには毎年あげてるから今年もあげます。あと、いつも私たちのために脳を働かせているスタッフさんにも少しでも糖分をとってほしいからあげたいです。学校の友達にもあげたいです。学校の友達は学校との両立をしていくうえで、かけがえのない存在。ノートも見せてくれるし、勉強の手助けをしてくれます。そしてもちろんファンの皆さんに!とりあえずみんなにチョコをたくさんあげれるように手が痛くなるまで作り続けます!」■秋山美穂 「チョコが食べれない方々の為に、チョコ以外の食べれるお菓子を作る! ファンの皆さんにも、家で作りますね」■四宮なぎさ 「お父さんです! 私はなんだかんだ言ってお父さんにチョコをあげたことが生まれて一度もなかったんです! だから、ミラクルチョコを作ってあげたいです!!」■橋本幸奈 「私のチョコがほしいっていう人だけにあげたい! 節約!!(笑)」■鷲尾美紀 「メンバーのきょんきょん(本野杏香)です。料理が得意なきょんきょんにコメントしてほしい! 採点をお願いします(笑)」■西岡優菜 「私は弟です。小学6年生なんですけど、まだ1度もチョコをもらったことがないらしくて、バレンタインのチョコの美味しさを味わってほしいです!(笑)」
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GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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