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アイドル 2016年05月16日 11時52分
舞台『ミラクリ』千秋楽 元NMB48の三秋里歩・高野祐衣にインタビュー
K-POPグループ・MR.MRのチャンジェの初舞台、元NMB48の三秋里歩・高野祐衣などが出演した舞台『ミラクリ』が13日から行われ、15日に千秋楽を迎えた。『ミラクリ』とは、眠らない街・新宿で、様々な人たちがそれぞれの事情を抱えながら共存。そんな新宿で生きる人々が、クリスマスという特別な日に人生の変換期を迎えるストーリーである。 舞台初出演となったチャンジェは「昔から舞台はやりたくて、舞台を経験できて本当に嬉しかったです。実際に舞台に立ってみて大変なことも無く、本当に楽しんで演じることができました」。 彼氏がいる超売れっ子アイドル役を演じた三秋里歩は「NMB48の時はそういうアイドルっぽい感じではなかったので、すごく新鮮で楽しかったんですけど、演じている時は緊張しました。役ではアイドルの時とマネージャーさんと話している時のオンとオフを分けてやっていましたけど、オンの時が可愛くできているか不安になって緊張しました」。 三秋里歩演じるケイティの敏腕マネージャー役を演じた高野祐衣は「ドラマとかにも出てきそうな超仕事ができるマネージャー役なので、表情を変えなかったり、声のトーンも変えないで、笑顔とかも無い感じの役なので大変でしたけど、ファンの人からは役が合っているねって言われました」とそれぞれ振り返った。 舞台が2回目という三秋と高野に今後やってみたい役を聞いてみた。高野は「もし次にお芝居をやるなら真ん中の役をやりたいです。リアリティーのある恋をしている女の子だったり、学園モノの学生をやりたいですね」。三秋は「みんなに失笑されるんですけど、私は恐竜が好きなんですよ。恐竜に育てられた子供の役をやりたいです。舞台だと難しいですけど、そういうのができる壮大な舞台に出てみたいです」と語った。 最後にファンにメッセージとして三秋は「アイドルを卒業をして皆さんと会える場所が少なくなってしまいましたけど、でもこういう舞台に出演させて頂けて、NMB48劇場でやっていたように、皆さんと近くでお会いできて、やっていることがまた演技という今までのこういう私をあまり観たことが無いと思うので、今後もそういった面も楽しんで私を観てもらいたいと思います」。 高野は「昨年NMB48を卒業することを決めた時は、ファンの人から淋しくなると言われましたけど、こうやって舞台とか少しずつ出れるようになって、今まではこういうお芝居をしてこなかったけど、今後も私を観て喜んでもらえたら嬉しいです。アイドルとしてじゃなくて、ひとりのタレントとして見てもらいたいです」とそれぞれアピールした。
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アイドル 2016年05月16日 11時35分
評価がうなぎのぼりのSMAP・中居正広
SMAPの中居正広と香取慎吾が15日、ボランティアで熊本地震の被災地である同県御船町を極秘訪問したことが、現地の住民のツイッターなどで発覚した。 中居は4月24日に避難所となっている熊本市内の小学校を訪れ、今月7日には笑福亭鶴瓶、ナインティナインの岡村隆史とともに南阿蘇の避難所などを訪問。今回で3度目の被災地入りとなったが、ネット上には、サングラスにマスク姿の中居と香取がチャーハンの炊き出しを行う姿や、被災者と記念撮影する姿などが拡散。ツイッターでは「行動力凄いなぁほんと」などと絶賛の声が飛びかった。 中居といえば13日に放送された、タレントのベッキーが不倫騒動を謝罪したTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で聞き手を務めた。中居は自身も涙を浮かべながら、視聴者が知りたかった核心に迫り、赤裸々な気持ちを引き出すことに成功。華道家でタレントの假屋崎省吾がブログで「優しい中居正広さんだからこそ出来たふたりのお話しでしたね さすがです、中居正広さん」と中居を称え、ネット上では假屋崎同様、賞賛の声が相次いでいた。 「司会者として場数を踏んだ中居だからこそ、ベッキーの本音を引き出すことに成功。ベッキーもそんな中居の番組を復帰の舞台に選んだ。中居以外なら、ベッキーも視聴者を納得させるような告白ができなかったのでは。いずれにせよ、中居の世間の評価はうなぎ上り」(テレビ関係者) 1月に勃発したSMAPの分裂・解散騒動では、騒動の責任をとって退社した元チーフマネージャーとともに“戦犯扱い”された中居。9月にはSMAPのメンバー全員と事務所の契約が満了となると言われているが、「いまだに、中居は事務所を辞めることが濃厚と言われているが、視聴者の“支持”が高いだけにピンでも十分やっていけるレベル。中居の決断が注目される」(芸能記者) もはや中居にSMAPの看板は不要なようだ。
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芸能ネタ 2016年05月16日 11時08分
ようやく報道陣に反応したゲスの極み乙女。・川谷
タレント・ベッキーとの不倫騒動で渦中の人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音が15日、新大阪駅で報道陣の取材に応じた様子を各スポーツ紙が報じている。 報道をまとめると、川谷はゲス極。と兼任で所属するバンド「indigo la End」として大阪府内でのライブに出演。その後、同駅に集まった報道陣の取材に応じたという。 川谷はライブ終了後、東京行きの最終の新幹線に乗り込む前に新大阪駅のホームで対応。マスク姿だったものの、報道陣から「ベッキーさんとはもうお会いすることはないんですか?」と聞かれると、目を見開きうなずいた。落ち着いた様子で対応し、「ブログに書かれたことが全てですか?」という質問には「はい」と声に出してうなずいたという。 川谷は今月9日にブログを更新し、昨年7月に結婚した一般人の妻と離婚が成立したことを発表。13日にベッキーが「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)に出演し、不倫を認め謝罪したが、番組を見ていたという川谷は13日深夜にブログを更新。「ベッキーさんとは不倫関係にあって、奥さんを苦しめたし裏切りました」などと不倫を認めたうえで謝罪していた。 「もう、現時点で、昨年、初出場を果たしたNHK・紅白歌合戦への出場が絶望的。今月、ゲス極。の全国ツアーが終了してひと段落したが、新曲や今後の展開などは白紙のままで、川谷のせいでバンド活動がすっかり“停滞”。このあたりでいろいろ決着を付けようと、勇気を出して報道陣に対応したと思われる」(レコード会社関係者) 一方、ベッキーはひとまずテレビ復帰を果たしたものの、会見を行わなかったことや、川谷との不倫が原因で降板したレギュラー番組への“根回し”がなかったことで批判が殺到。 ここに来てようやく関係をきっぱり清算したベッキーと川谷だが、このまま“共倒れ”にならなければいいのだが…。
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芸能ネタ 2016年05月16日 11時00分
ベッキー不倫騒動 ダウンタウン松本「飽きた、もういやや」
お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志が15日、「ワイドナショー」(フジテレビ)に出演、一連のベッキー騒動について語った。 ゲストの石原良純、千秋などがベッキーの一連の不倫疑惑騒動について持論を展開する中で松本は、「ていうか、僕、飽きた、もういやや」と一言。もともと、番組で共演する機会が少ないということで、「僕は割と普通に接せられると思うんですけど」としながらも、「今まで通りのベッキーの感じでこられると、正直、ちょっとイラっとするかもしれないですね」とも語った。
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アイドル 2016年05月16日 10時51分
NHKキャラクター“どーもくん”×東京パフォーマンスドールの新ユニット「東京パフォーマンスどーも(TPDomo)」を結成!
15日(日)、9人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)が、NHKキャラクター“どーもくん”と新ユニット・東京パフォーマンスどーも(通称TPDomo)を結成し、二子玉川ライズショッピングセンターイベント広場(東京都)にてオリジナル曲「Domobics -どーもびくす-」(発売未定)を初披露した。 TPDomoは、2020年のオリンピックに向け、NHKワールド(NHK国際放送)が音楽やダンスを通して、日本の多彩な魅力を世界に発信するために作られたユニット。「Domobics -どーもびくす-」は、作詞・カワムラユキ、作・編曲☆Taku Takahashi(m-flo)、振付・振付稼業air:man、振付監修にはシドニーオリンピック・レスリングの銀メダリスト永田克彦と、豪華布陣を迎えて作られた楽曲。 日本の魅力が軽快なラップに詰め込まれ、「どーもくん」と「エアロビクス」という言葉をあわせた「Domobics -どーもびくす-」は、楽しく体を動かし、健康になろう! という気持ちもこめられている。 この日、初披露を終えたリーダーのNANA Domo(高嶋菜七)は「この日を今か今かと待ち続けていました! やっと皆さんの前で披露できて、本当に嬉しいです!」と気持ちを爆発させ、KAHO Domo(浜崎香帆)は「ちびっこ達が、もうさっそく一緒に踊ってくれてびっくりです!」と、子供たちの呑み込みの速さに驚きを隠せないようだった。イベントの様子は、音楽情報番組「J-MELO」にて、NHKワールドTV(6月13日予定)とBSプレミアム(6月18日深夜予定)で紹介予定。 さらに、このTPDomoが、7月22日(金)〜7月24日(日)、アメリカ・サンフランシスコで開催される「J-POP SUMMIT 2016」に出演することも発表された。TPDomoとして初の海外でのパフォーマンスに注目が集まる。 NHKワールドTV(世界およそ150の国・地域)では、「Domobics -どーもびくす-」のミュージックビデオの放送がスタートされ、大きな反響を呼びそうだ。また本ユニットの特設サイトもオープン。そちらでも全編ミュージックビデオやメイキング映像などを視聴できる。(C)NHK・TYO
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芸能ニュース 2016年05月16日 10時38分
ベッキーが出演の金スマ 平均視聴率は24.0%
タレントのベッキーが出演し、一連の不倫騒動について謝罪した13日に放送された「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の平均視聴率が24.0%であったことがわかった。瞬間最高視聴率は午後9時58分で26.6%。 番組では不倫疑惑を報じられたゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音を“男性”と呼び、川谷の元妻へ行った謝罪の経緯などを説明した。また“友人”としてた1月の謝罪会見について“ウソ”があったことを認めた。
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レジャー 2016年05月16日 09時00分
【第11回ヴィクトリアマイル】ストレイトガールがヴィクトリアマイル2連覇、史上2頭目
競馬の「第11回ヴィクトリアマイル」(GI・芝1600メートル、15日東京競馬18頭)は、中団を進んだ戸崎圭太騎手のストレイトガール(55キロ、単勝7番人気)が最後の直線で先頭に立つと、2着ミッキークイーン(55キロ浜中俊騎手、単勝1番人気)の追撃を2馬身1/2差抑えて圧勝。ヴィルシーナ(13年、14年)に続き、史上2頭目のヴィクトリアマイル2連覇を達成した。7歳馬の優勝は史上初の快挙。1分31秒5。3着ショウナンパンドラ(55キロ池添謙一騎手、単勝2番人気)ハナ。 ストレイトガールは父フジキセキ、母ネヴァーピリオドの牝7歳馬(鹿毛)。馬主は廣崎利洋HD(株)。戦績は31戦11勝(内海外2戦0勝)。主な勝ち鞍=重賞4勝目(14年シルクロードS、15年ヴィクトリアマイル、15年スプリンターズS)。戸崎騎手は2勝目(15年ストレイトガール)。藤原英昭調教師は3勝目(08年エイジアンウインズ、15年ストレイトガール)「配当」単勝(13)1770円複勝(13)410円(10)140円(15)170円枠連(5)(7)650円ワイド(10)(13)1310円(13)(15)1790円(10)(15)350円馬連(10)(13)3510円馬単(13)(10)9790円3連複(10)(13)(15)6090円3連単(13)(10)(15)4万8310円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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その他 2016年05月15日 15時00分
【幻の兵器】日本軍最初で最後の四発重爆「九二式重爆撃機」
日本陸海軍は第一次世界大戦末期と大戦終結後に国防方針に改訂を加え、用兵綱領(作戦計画の大綱)にも大変更が生じた。そのため、日本海軍はアメリカとの戦争における洋上決戦海域を沖縄から小笠原に移動させ、また日本陸軍は海軍と協同して開戦後すみやかにフィリピンのルソン島を攻略、アメリカ陸海軍の根拠地を奪うこととした。 大正年間に策定された日本陸軍のフィリピン攻略作戦計画においては、アメリカ軍が厳重に防備しているバターン半島やコレヒドール要塞への攻撃が含まれていなかった。しかし1928年にはフィリピンを旅行して情報収集を行った参謀本部作戦課の前田正實大尉(当時、太平洋戦争開戦時は中将)がバターンとコレヒドール要塞の重要性を指摘したため、バターン攻略を真剣に検討することとなった。 作戦計画の再検討と並行して日本陸軍は要塞へ打撃を与えるべく、新型重爆撃機の導入を決意した。同じ1928年の初め、当時陸軍航空本部総務部長だった小磯國昭少将(当時、後の第41代首相)の進言により、陸軍航空本部が台湾よりマニラ付近を攻撃可能な超重爆の研究を発議したのである。そして「超重爆撃機設計試作要領」が提出され、実に80万円もの予算を設けて本格的な研究に着手している。 ただ、新型重爆を導入するといっても当時の日本はまだまだ航空黎明期で、自主開発には大きな困難が予想された。実際1927年に採用したばかりの八七式重爆撃機でさえ爆弾搭載量1トンで、試作要領の爆弾搭載量2トン、航続距離2500キロという性能は全く桁外れの要求だった。そのため、当初から国産化は極めて困難であると判断されており、最終的にはドイツのユンカース社から設計を買い取った上で、細部を日本陸軍の仕様に改めて製作することとなった。この新型重爆撃機が後の九二式重爆撃機で、日本陸軍最初で最後の四発重爆となったのである。 原型は1928年に設計が完成したばかりのG.38で、当時は世界最大級の旅客機だった。また、ユンカース社では極秘裏にK.51という爆撃機型の設計も進めており、三菱重工業が製造権を買い取る際には、この爆撃機型が基本となった。また、旅客機型のG.38と爆撃機型のK.51は並行して設計作業が進められていたようで、しかもユンカース社の方から日本陸軍に売り込みを図った可能性がある。 というのも、買収交渉の窓口となった三菱重工業が製造権を買収した時点では、ドイツでさえG.38初号機が完成していなかったのだ(初飛行は1929年11月)。またユンカース社はG.38の製造資金を捻出するのに苦労しており、ドイツ航空省とルフトハンザ航空の資金提供を得て、ようやく製造開始にこぎ着けたところだった。そればかりか、前述したようにベルサイユ条約の関係からK.51は極秘のプロジェクトであり、スウェーデンのスタッフが作業を担当していた。 これらの要素を考えると、三菱重工業がK.51の製造権を買い取った時期はいささか早すぎ、また話が少々うまく出来すぎているようにと思える。恐らく、極秘裏に爆撃機型の設計を進めてはみたものの、売り込む当ての全くないユンカース社と、同じく極秘に超重爆撃機の調達を図りたい日本陸軍との利害がぴったりと一致し、建前上ではG.38の製造権を民間企業である三菱重工業が買い取るという形で交渉を進めたのではないか。 いずれにしても、最初に述べたように製造権買収交渉は1928年中にまとまり、エンジンの強化と銃座の増設、重量増加にもとづく機体構造の強化などといった設計変更、改修などを加えた上で1931年には試作機が完成した。同年10月26日には試作機が各務原で初飛行し、各種試験の結果、性能は十分で実用に耐えると判定された。その後、翌1932年には二号機が完成し、それから半年以内に三号機も完成したようだ。最終的に、九二式重爆はエンジンの異なる五号機と六号機まで完成している。 そして1933年には戊中隊という特殊任務部隊を編成し、優秀な人材を結集して訓練を開始したが、当然ながら九二式重爆撃機の存在は厳重に秘匿されていた。実際、初号機完成直後に上海で日中の武力衝突事件が発生し、実戦投入の話も出たが、機密保持の観点から見送られている。また1937年に日中両国が戦争状態に至った後も、同様に機密保持の観点から実戦投入を見送ったのである。結局、九二式重爆は実戦にも参加しないまま旧式化してしまい、観兵式においてにぎやかし的に東京上空を編隊飛行したのが最初で最後の晴れ姿であった。 少なくとも出現当初の段階において、九二式重爆は世界の最高水準に達する重爆撃機といえるだろう。性能の詳細は表にまとめてあるが、同時期にソビエトが開発していたTB-3と比較しても、速度以外の点ではほとんど遜色がないのである。また、九二式重爆は日本ではじめて20ミリ機関砲を装備した重爆撃機でもあり、防御火力という点ではTB-3をしのいでいた。 旧日本陸軍の問題点を語る際、戦略爆撃機を装備していなかったこと、あるいは戦略爆撃の思想がなかったことはひんぱんに指摘されるポイントである。しかし、九二式重爆は「フィリピン攻略」という国家戦略にもとづいて開発された重爆撃機であり、開発の経緯と機体性能のいずれにおいても、十分に戦略爆撃機としての要件を満たしていたといえるだろう。少なくとも昭和初期の段階において、日本陸軍は国家戦略にもとづく重爆撃機を開発する意図があり、実際にそのための重爆を保有していたのである。 日本陸軍は、自国のおかれた情況を見据えて戦略を立案し、必要とあらば乏しい予算をやりくりしてでも時代に先駆けて最新鋭の巨大爆撃機を建造するだけの見識と能力を持っていた。単発戦闘機が一機あたり77,000円で調達できた1933年当時、九二式重爆は初期投資だけでも80万円を必要としたのである。折しも軍縮の嵐が吹き荒れているさなかのことで、同じく1931年に量産を開始した八九式中戦車でさえ、その年には12両しか造っていないことを考えると、どれだけ陸軍が九二式重爆に期待していたか伝わるかもしれない。 問題は、日本にその「国家戦略」を遂行するための国力が備わっていなかったという、その一点にある。ソビエトはTB-3だけでも800機を保有していた上、さらに強力かつ巨大なTB-4重爆撃機も実用化していたのだ。しかし、日本陸軍が保有した九二式重爆はわずかに6機で、ソ連の1%にも満たない。日本陸軍にとって本当に問題だったのは、戦略爆撃機を装備しなかったことではなく、装備したくても調達に必要な予算が確保できなかったと言う点にある。つまり、全ては国力の問題、あるいは乏しい国力を無駄に使ってしまったという問題に帰結するのだ。 (隔週日曜日に掲載)■九二式重爆データ 動力:800馬力のユンカース1列型ピストン・エンジン4基 性能:最大速度200km/時;実用上昇限度2,050m;航続距離2,500km 重量:自重14,900kg;総重量25,400kg 寸法:全幅48.0m;全長33.35m;全高7.0m;翼面積294.0平方メートル 武装:7.7mm機銃8挺、20mm機関砲1門、および最大5,000kgの各種爆弾■TB−3データ 動力:715馬力のBMW-4M17F列型ピストン・エンジン4基 性能:最大速度215km/時;実用上昇限度3,800m;航続距離3,225km 重量:自重不明;総重量17,400kg 寸法:全幅39.5m;全長24.5m;全高8.45m;翼面積不明 武装:機銃3〜10挺、および最大2,200kgの各種爆弾■九三式重爆データ 動力:700馬力のハ2-II列型ピストン・エンジン2基 性能:最大速度220km/時;実用上昇限度5,000m;航続距離1,100km 重量:自重4,880kg;総重量8,100kg 寸法:全幅24.8m;全長26.5m;全高4.92m;翼面積90.74平方メートル 武装:7.7mm機銃3挺、および最大1,500kgの各種爆弾
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スポーツ 2016年05月15日 12時00分
「俺の手のひらの上で転がした」内藤哲也“消化試合”をベストバウト級の試合で制す!
「レスリングどんたく2016」5・3福岡国際センターには、5,299人という超満員の観客が詰めかけた。【試合前は五分五分も試合後にはL・I・Jを支持】 内藤哲也が石井智宏を相手に初防衛戦を行ったメインのIWGPヘビー級選手権試合は、30分を超える大熱戦。内藤がオカダ・カズチカを破りIWGPヘビー級王座を初戴冠した4・10両国国技館大会では内藤への支持が圧倒的だったが、この日は両国で「帰れ」コールまで受けた石井への声援も数多く飛んでおり、度重なる介入を繰り返したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以下L・I・J)に対しては大きなブーイングが浴びせられた。これはL・I・J旋風がまだ地方にまで行き届いていないことを意味している。しかし、戦前は「消化試合」と言い切っていた内藤と「凄惨な消化試合」と言い返した石井の意地がぶつかり合い、石井が滅多に使わないドラゴンスクリューや膝十字固めなどを繰り出して、内藤にとっては泣きどころである膝を効果的に攻め立てたことで、タイトルマッチに相応しい年間ベストバウト級の試合となった。観客はこれを制した内藤に惜しみない拍手を送り、最後はL・I・Jの大合唱。この光景は、以前オカダが棚橋弘至を破り、レインメーカーショックを与えたときと非常に似ている。【内藤辛勝も「すべては俺の手のひらの上だよ」】 「『石井、あと一歩だったんじゃないか』とか『内藤、凄く追い込まれたんじゃないか』とか、みなさん思ってるかもしれないけど、残念ながらそれもすべて、俺の手のひらの上ですよ。だから、俺言ってんじゃん! たとえ、防衛戦の相手がキャプテン・ニュージャパンで、会場が東京ドームだとしても、俺はドームを大爆発させますよ。もうね、挑戦者が誰とか関係ないから。俺がリングで、俺の世界を見せれば、たとえキャプテン・ニュージャパンだとしても、俺は東京ドームを爆発させますから。だから、石井が頑張ったんじゃないよ。あれは石井が頑張っているように見えただけ。あれはすべて、俺の手のひらの上です」 6日に行われたシリーズ明け会見で、内藤は一気にこうまくし立てた。L・I・Jを結成してからの内藤は勝っても負けても“余裕”を崩さない。オカダも終始“余裕”がある選手だが、クセがある分、内藤のほうが不気味さを兼ね備えているように見える。5・3福岡大会をテレビ解説した山崎一夫氏は「もともと持っていた華の部分に、毒が加わった」と内藤を評した。あれだけ凄い試合を見せられて「俺の手のひらの上だよ」と言われてはファンの頭の中は混乱するのではないだろうか。もちろん対戦相手にとってはこれ以上の屈辱はない。 ただ、最近のプロレスは“分かりやすさ”を追求するがあまり、ファンに“考える”力が欠けているのは確か。それはプロレスというジャンルが広がっていくためには決して悪いことではないのだが、プロレスに対して“考える”ことはプロレスを楽しむ上で醍醐味のひとつである。内藤が発するストレートな発言と、今回の謎かけのような発言から内藤旋風を紐解いてみるのも面白いだろう。【次なる挑戦者はオカダに決定も「俺がやりたいのは…」】 「今日の会見、俺が次の挑戦者を指名するための会見じゃなかったんですか? なんで、俺が話し始める前に、もうすでに大阪城のカードを発表しちゃってるわけ? エェ〜…。ホント、俺の、そしてIWGPヘビー級チャンピオンの決定権のなさを、改めて痛感しましたよ。今日、俺は指名できると思ってたからね。次の挑戦者として指名したかった相手は…EVIL! EVILの福岡での後藤戦、見た? 滝に打たれ、コスチュームを変え、そしてCHAOSの一員になった後藤を、福岡で圧倒しましたからね。今、IWGPの挑戦者として、一番ふさわしいのはオカダなんかじゃないよ。EVILだと俺は思いますけどね! なんなら、ファン投票でもやってみますか? 誰に挑戦してほしいか、オカダなのか、EVILなのか、ファン投票をやってみたほうがいいんじゃないですか?」 4・10両国大会の一夜明け会見から、内藤が会社の決定に反した挑戦者を指名すること(前回はキャプテン・ニュージャパンとの30連戦)が恒例化しつつあるが、今回は福岡で挑戦表明をして挑戦が認められたオカダ(6・19大阪城ホール戦が決定)ではなく、同門のEVILが次期挑戦者に相応しいとコメント。SNSなどで会見をライブ配信で見ていたファンの反応は、7割近くがEVIL戦を支持しており、対戦相手が誰であろうとも「今の内藤なら誰とやっても面白くなるから、内藤がやりたい選手とやるべき」という声が大半を占めていると言ってもいい。そして、すぐにリターンマッチが認められたオカダに対して皮肉を込めるかのように「俺が大阪城で負けてもすぐに再戦できるなら軽い気持ちで挑めちゃう」と語り、2014年の1・4東京ドーム大会で自身が屈辱を味わった「ファン投票の開催」を提案した。【ブーイングを浴びせ続けた大阪のファンへの想い】 「非常に楽しみですよ、大阪のお客様の反応が。まぁ、やっぱり心のどこかで大阪のお客様だけには手のひら返しをしてほしくないな、と。あの、かつての大阪のままでいてほしいなって思ってますよ。なので、かつて僕が浴びたブーイングという名の大歓声を、僕は大阪城のメインイベントで期待してますよ」 内藤に対して全国で最もブーイングを浴びせていたのは大阪のファン。かつてブーイングや罵声を浴びせていた大半のファンは現在、手のひらを返したかのように内藤を支持している。内藤は、そんなファンに対して複雑な感情を持っているのではないだろうか。その気持ちが会見でのコメントに繋がったように思える。大阪の過剰なまでの大ブーイングがなければ今の内藤はもちろん、L・I・Jも結成されることはなかったはず。ある意味、L・I・Jにとって大阪は生誕の地なのかもしれない。 6・19大阪城大会には舌戦を繰り広げている木谷高明オーナーも来場するだろう。内藤はオカダだけではなく、ファンや権力とも闘うことになる。(増田晋侍)<新日Times VOL.18>
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アイドル 2016年05月15日 12時00分
早くも待望される「ポスト・BABYMETAL」
イギリスの音楽雑誌『KERRANG!』が主催する音楽アワード「KERRANG! AWARDS2016」。5月3日、各賞の候補が発表されたのだが、そのなかには昨年に引き続き「BABYMETAL」の名前も。しかも今回は、昨年よりもさらに重要な賞でのノミネート。欧米でのBABYMETAL人気は本物のようだ。BABYMETALに続き、世界でひと旗揚げる「日本のアイドル」は出てくるだろうか? 1981年に創刊された老舗ロック専門誌『KERRANG!』。KERRANG! AWARDSは1993年創設と歴史的にはそれほど長くはないが、特にハードロック/ヘヴィメタルジャンルにおいて、イギリスで最も有名な賞のひとつとも言える。昨年6月、日本人アーティストとしてはじめて同賞の受賞者に名を連ねたBABYMETAL。彼女たちが受賞した「THE SPIRIT OF INDEPENDENCE AWARD」は、独立心あふれる音楽活動を見せた者に贈られるもので、「アイドルとメタルの融合」によって新たなエンターテインメントを創造したBABYMETALには、うってつけの賞だった。 ベビメタのような独創性のある活動には、とかく「企画色」ばかりに注目が集まり、「一過性の人気」と見られることも少なくない。事実、ベビメタにも「ただの茶番」「すぐに消える」といった意地の悪い声もあった。 しかし、どうだ。BABYMETALの名は、今年のKERRANG! AWARDSの候補者にもリストアップされた。しかも今回は、昨年よりもさらに重要な「最優秀ライブバンド部門」でのノミネート。消えるどころか、格が上がっている。現在、オフィシャルサイト<kerrang.com>でオンライン投票を受付中だ。日本を含めた世界各国のベビメタファンの後押しがあれば、栄えある賞の受賞も夢ではない。 2014年2月、国外向けにデジタル配信された1stアルバム『BABYMETAL』が、7か国のiTunes Storeロックアルバム・チャートでベスト10入り。全米ビルボード総合チャート「The Billboard200」にも187位でランクインし、日本人アーティストの最年少記録を更新。その年の7月には、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、カナダ、日本を巡る本格的なワールドツアーをスタート。3月の日本武道館2DAYSでは、平均年齢14.7歳で武道館単独公演の女性最年少記録も更新した。 その後も、イギリスのフェス「Sonisphere Festival UK」でのメインステージ出演、イギリスのメタル誌『METAL HAMMER』のオンライン投票企画「HEAVY METAL WORLD CUP」で優勝、レディー・ガガの北米ツアーにオープニングツアーとして帯同などで、知名度と人気を上げていった。翌年も欧米各国のフェスに出演、METAL HAMMER誌の「METAL HAMMER GOLDEN AWARDS 2015」で「BREAKTHROUGH AWARD」を受賞、イギリスで開催された「Reading and Leeds Festivals」のメインステージに史上最年少出演と、次々に記録や偉業を成し遂げていった。 そして今年、世界同時発売の2ndアルバム『METAL RESISTANCE』が全英総合アルバムチャートで15位を記録し、日本人の最高位を41年ぶりに更新。オーストラリアの総合アルバムチャートでは7位で日本人初のチャートイン、全米チャートでも日本人としては坂本九以来、53年ぶりのトップ40入りを果たした。3度目のワールドツアーの初日として行われた、イギリス・ウェンブリーアリーナ(現・SSEアリーナウェンブリー)での日本人初の単独公演も、約1万2000人を動員する大成功。ちなみに、同会場におけるグッズ販売の売上記録も更新した。 ここまで来れば、ベビメタの世界的な人気を「一過性の企画物」と揶揄する者はいないだろう。これから注目すべきは、「ポストBABYMETAL」だ。ベビメタに続き、世界的な人気を得るジャパニーズアイドルが誕生するかどうか。 日本のアイドルの海外進出といえば、AKB48グループも積極的に行ってきた。2011年にインドネシアのジャカルタで「JKT48」、2012年には上海で「SNH48」が誕生。さらに今年中に、台北で「TPE48」、フィリピンのマニラで「MNL48」、タイのバンコクで「BNK48」が始動する予定だ。BABYMETALが海外活動のメインを欧米に置いているのに対し、48グループでは、現状、東南アジアを主なターゲットにしている。日本独自の「カワイイ」と欧米文化の「ヘヴィメタル」を融合させたベビメタと、秋葉原カルチャーのフォーマットそのまま海外へと輸出する48グループの違いが、そのまま活動エリアの違いとなっている。 海外進出プロジェクトのスタート時、総合プロデューサーの秋元康氏は、「パリ48」「ニューヨーク48」「モスクワ48」といった欧米展開も視野に入れていると語っていたが、その際のコンセプトも東南アジア諸国と同様になるのか、非常に気になるところだ。 老舗ハロー!プロジェクトの各グループでも、欧米やアジア各国でのコンサートやイベント参加を行ってきているがいずれも単発的なもので、ベビメタや48グループのような「本格的な世界進出」とまでは行っていない。 今、アイドルが海を超えた活動に力を入れるのはなぜか? AKB48のブレイクを中心とするアイドルブームを経て、日本のアイドル市場は爆発的に拡大した。しかし、潜在的なユーザーの掘り起こしはすでに完了し、国内での大きな発展は難しいとも見られている。さらなる拡大を目指すなら、世界に目を向けるのは当然の流れかもしれない。 2002年から翌年にかけ、北米ツアーやCDリリースなどの海外進出を果たしたPUFFY。もちろん、2人は「アイドル」ではないが、アメリカで人気アニメとなった『Hi Hi Puffy AmiYumi』も含め、アイドル的な「kawaii」が大きな魅力となったのは間違いない。日本独自の概念「カワイイ」をどのようにアレンジし、どのようなパフォーマンスを見せるか。その辺りが、「ポストBABYMETAL」を誕生させる上での重要なキーになるだろう。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第27回】
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