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レジャー 2007年09月25日 15時00分
サンアディユ・スプリンターズS主役
新星が一気に頂を目指す。この夏、スプリント界を席巻したサンアディユが勢いに乗って「第41回スプリンターズS」(GI 中山芝1200m 30日)に挑む。13番人気のアイビスSD、11番人気のセントウルSを勝ってサマースプリントの女王に。驚がくの夏から秋は堂々と主役を張って、強さを見せつける。 驚きの連続だった。ファンだけではない。サンアディユの強さに最もド肝を抜かれたのは、厩舎のスタッフたちだった。 「馬が硬くてね。芝をこなすのはどうやっても無理だと思っていた」と浜田助手は振り返った。しかし、サンアディユはこの夏、そんな不安を見事に裏切ってみせた。 13番人気のアイビスSDは直線1000mの競馬では致命的な出遅れをものともせず、鮮やかな追い込みで重賞初制覇を達成した。それまではオープンのダート戦で頭打ちのレース続き。目先を変える意味での芝挑戦だったわけだが、アイビスSDの結果次第では引退の二文字もちらついていた。そんな苦境を自身の潜在能力で跳ね返した。 さらに、もっと陣営を驚かせたのは前走のセントウルSだ。引っ掛かり気味に先行すると、そのまま5馬身のぶっちぎり。芝1200m1分7秒1の優秀な時計で11番人気の低評価を覆し、サマースプリント女王の座まで手にしてしまった。 「驚いた。折り合いを欠きながら直線で突き放したんだからね。もともとコーナーリングに課題のあった馬だけに、あの走りには、ホント、びっくりした」 馬は、突然変わる。芝にコーナーリングとそれまでの苦手種目を次々に克服してしまった。伏兵の夏から一転、秋は主役を務める。 中間も順調だ。セントウルSは18kgのプラス体重。充実の証しとはいえ、いくらか太めが残っていたのも事実だ。それだけに厳しく映る中2週のローテーションはむしろ歓迎だろう。「余裕のあった体をひと叩きして、いい体調で本番を迎えられそう」と浜田助手もうなずいた。 サイレントウィットネスにテイクオーバーターゲットとここ2年は超強力外国馬に勝利をもぎ取られてきた。しかし、今年はインフルエンザ騒動などの影響で、海外からの参戦はない。サンアディユにとっては一気に頂点を目指すチャンスだ。 「もまれず思い切った競馬ができれば…」迷いはない。けれんみのない積極策で、中山の急坂を駆け抜ける。
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芸能 2007年09月25日 15時00分
天然ボケでブレーク 里田まいの素顔
アイドル出身ながらクイズ番組で突拍子もない珍回答を繰り返し、大ブレークしている女性タレントが里田まい(23)。なんでもカツアゲが怖くて所持金毎日2000円という彼女の素顔に迫ってみた。 島田紳助司会のクイズ番組「ヘキサゴンII」(フジテレビ)に出演している彼女。「ほかにスザンヌ、木下優樹菜や男性陣なら上地雄輔、つるの剛士もすごいが、やはり里田の右の出る者はいません」(芸能ライター)といわれるくらい、その珍回答ぶりはすごい。 里田は今年23歳で北海道出身。02年に「カントリー娘。」の一員としてデビュー。そしてフットサルチーム「ガッタス」のメンバーとしても活躍。9月12日は新ユニット“音楽ガッタス”としてシングル「鳴り始めた恋のBELL」がリリースされた。 「セクシー写真集も2冊出していて、スレンダーな体の割には胸はかなりボリュームがあってそそられます。Dカップはありそうです。紳助から“黙ってたらホンマいい女なのにな”といつも言われています」(アイドルライター) 里田が最もキャラを発揮するのが“アナウンスクイズ”。これは里田がフリガナや読み方の書かれていない漢字や英単語を含む文章を読み、仲間の解答者が答えるというもの。例えば。 「サワマンの原料となる野菜は何?」「わりじゅくちゃくとあくむい、じょうげいちぞろいなのは?」といった具合なのだ。 「それぞれ、沢庵、割烹着と作務衣、上下一揃いを読み違えたわけですが、決して白々しくなく自然なところがウケているのです。この番組のおかげで彼女の人気は飛躍的に伸びたといえます」(芸能ライター) おかげで街中で「あっ、ヘキサゴン」と気づかれることが多くなったという。 「こういうとき、里田の方も“ヘキサゴン!”と声を出してあいさつする気の使いようです。時間があるときは九九のドリルや地図帳を開いて勉強したりと、けっこうマジメなコです。忙しくなってきた自分の娘に母親はここへきて警護を使うようになったそうです」(同) 当然、収入も増えてきたが“カツアゲ”が怖くて2000円しか持ち歩かないという里田。すべてが“天然”でできているといえるかもしれない。
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芸能 2007年09月25日 15時00分
小野真弓 最新写真集発売記念イベント
タレントの小野真弓(26)が24日、東京・銀座の福家書店で写真集「ONO no KOMACHI」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。 石こうの手形でバストを隠す“手ブラ”ショットなど、これまでにない大胆ショットを披露。 「石こうはちょっと動かすと『あーっ』ってなっちゃうのでスタッフの方に押さえてもらって大騒ぎでした」 また、見てほしい恋人はいないそうで、「死ぬまでに一度は結婚したい」と笑っていた。
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スポーツ 2007年09月25日 15時00分
新日本プロレス 後藤洋央紀が同期の山本を一蹴。天山戦に向けて怪気炎を上げた
後藤洋央紀の快進撃はどこまで続くのか。約1年半の武者修行から帰国し、いまだシングル戦で無傷の後藤が、この日も同期の山本尚史に完勝。10・8両国大会で行われる天山広吉とのシングルマッチを前に絶好調だ。復帰後初となるシリーズ最終戦で山本との同期対決に臨んだ後藤は、ゴングと同時に襲撃してきた山本をビンタ一発で吹っ飛ばすと終始パワーで圧倒。最後は11分6秒、伝家の宝刀、昇天で難なく3カウントを奪取。試合後は「次は天山。せいぜい余生を楽しむがいい」と余裕の笑みを浮かべた。
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スポーツ 2007年09月25日 15時00分
大日本プロレス 血みどろのリングで神々による覇権争いがぼっ発
24日の大日本プロレス東京・後楽園ホール大会で、BJW王者次期挑戦権を懸けたデスマッチロイヤルランブルが行われ、アブドーラ小林が優勝。“絶対神”を目指す現王者・“黒天使”沼澤邪鬼への挑戦権を手にした小林が布袋様となることを宣言したことで、神々による覇権争いがぼっ発だ。 沼澤と前王者の佐々木貴で始まった試合は2分おきに1人ずつ入場、各自が一つだけ武器の持ち込み可能とあって、剣山、サボテン、有刺鉄線ボードなどが飛び交う激しい展開。最後は沼澤との一騎打ちになった小林がダイビングバカチンガーエルボーwith有刺鉄線バットで王者を沈めて27分20秒の熱戦を制した。 10・14後楽園大会で絶対神を名乗る沼澤に挑戦することが決まった小林は「神様ならオレだろうが」と早くも噛み付いた。 それもそのはず小林は名古屋で七福神の布袋様のキャラクターに扮してCM出演しているのだ。「次のタイトルマッチには布袋様のコスチュームで登場するかもな。楽しみにしてろ」と神様同士の“聖戦”をぶち上げた。 血なまぐさい大日本のリングで突如ぼっ発した神VS神の争い。タイトル戦に勝利し、真の神となるのは果たしてどちらか。
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スポーツ 2007年09月25日 15時00分
ゼロワンMAX 藤田ミノルが「天下一Jr」連覇に向けトンデモ作戦を準備していた
きょう25日のゼロワンMAX静岡大会(キラメッセぬまづ)で開幕するジュニアヘビー級の祭典「天下一Jr」で連覇を狙う昨年の覇者・藤田ミノルが24日、トンデモ作戦の存在を明らかにした。 連覇の(あかつき)に協賛するパチンコメーカーKYOURAKUへの“入団”をぶち上げている藤田。その真意は女子社員とお知り合いになって親密になるという何とも邪(よこしま)な動機だが、とにかく悲願の連覇に向けて並々ならぬ闘志を燃やしている。その最大の障害となるのが、ことし2連敗を喫しているドラゴンゲートの望月成晃との1回戦だが、藤田は天敵退治の秘密作戦を準備している。 藤田はみちのくプロレス時代に「望月に連れられよくパチンコ店に行って裏技を教えてもらいました。あと、いろんなお店に連れってもらったッス」という。そこで編み出したのが“藤田流3つのニンジン作戦”だ。 藤田は「(情熱杯)優勝賞金(100万円)をチラつかせるッス」「KYOURAKUの社員になってパチンコの裏ワザを教えてあげるッス」「優勝したら合コンに誘ってあげるッス」などと望月に対して3つのオイシイ条件を提示したのだ。 藤田の思惑通り“ワイロ”に望月が乗るかは神のみぞ知るところだが、「オレの知っている望月なら、この3つで落ちないはずはない」と藤田は何やら自信満々。いずれにせよ昨年の覇者とは思えないあまりにセコイ作戦であることに変わりはないが…。藤田の迷走はもはや止まりそうにない。
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スポーツ 2007年09月25日 15時00分
新日本プロレス 永田裕志が構造改革の断行を宣言!
新日本プロレスIWGPヘビー級王者の永田裕志が正念場だ。24日の広島大会では、中西学と組みIWGPヘビー級タッグ王者トラヴィス・トムコ&ジャイアント・バーナードに挑戦するも、最強外国人タッグから至宝奪還できずじまい。2冠を逃した永田は「永田町も大変だけど新日本も大事な政局を迎えてしまった」と危機感を募らせながらも“永田的構造改革”の断行を宣言した。 IWGPヘビー級王者の永田は現状に危惧している。この日の広島大会では本隊きっての名コンビ“第3世代タッグ”として中西学と組み、王者トムコ&バーナードと激突するも、チャンスを生かせずじまい。結局、自ら3カウントを献上して無念の敗北。最強外国人タッグから至宝を奪還することはできなかった。 さらには、試合後には勝った現王者チームがIWGPタッグを海外で防衛するプランをほのめかしたことで、至宝流出の危機という非常事態にも突入してしまった。試合後は無言のまま会場を後にした永田だったが、もちろんこのままでは済まさない腹積もりだ。 大会後に永田は複雑な胸中を激白した。「もちろん1度負けただけでこのまま黙っているわけにはいかない。このままじゃ外人に乗っ取られちまう…」。次期シリーズのG1タッグで借りは返すつもり。ただ、永田が危惧しているのはIWGPタッグに限った話ではない。G1期間中に結成されたレジェンドが今シリーズで攻勢を強め、いまや新日プロを牛耳るほどになっていることにも疑念を抱いている。 永田が真顔で言う。「いま永田町も大変だけど新日本も大事な政局を迎えている」。そう切り出すと「オレ個人としては密室政治って良くねーと思うんだわ」と、暗にこのほど会社で緊急ミーティングを開いたレジェンドを皮肉ってみせる。 続けざまに「オレはIWGPのチャンピオンなんだからいわば総裁みたいなもん。ここでオレが新日本の改革を止めちゃいけない。だからシングルでは永田政権を渡すことはない」とピシャリ。“永田的構造改革”を断行することを誓った。 10・8両国国技館大会で行われる棚橋弘至との防衛戦を前に暗雲が立ち込めた永田だが、政権奪取のためにもシングル防衛の使命に揺るぎはない。
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ミステリー 2007年09月25日 15時00分
芸能都市伝説決定版 サナコさんを探せ!!
空前のお笑いブーム。テレビの主役は今やお笑い芸人にとって変わり、人が羨むサクセスストリーを実現している。一方でその何倍もの若手芸人たちが苦しく貧しい下積み生活を余儀なくされているのも現実だ。いま、そんな売れない下積み芸人の間で密かに話題になっている人物がいる。その名は「サナコ」さん。ブームを支える女性お笑いファンの一人ということだが、彼女と一夜を共にした芸人は3か月以内にチャンスを掴み売れっ子へと大躍進するというのだ。今回のNMRは究極のアゲマンお笑いグルーピー「サナコ」さんの謎にせまる!! 今年に入り明日のスターを夢見る下積み芸人の間である噂がささやかれている。その内容は「サナコ」と呼ばれる女性ファンと一夜を共にした芸人は必ずブレイクするというもの。これまでに「サナコ」さんと一夜を共にしたことで見事チャンスを掴んだと噂される芸人は、漫才コンビ「A」のY、プロレスラーの物まねでブレイクしたK、最近は役者としても評価を上げているお笑いコンビ「D」のTなどそろいもそろって通常の芸能セオリーではブレイクが難しいとされている不細工芸人たち。これにとどまらず「サナコ」さんの噂は更なる暴走をはじめ現在では売れっ子芸人の半分は「サナコ」さんと一夜を共にしたと都市伝説化の様相を見せている。 一体「サナコ」さんとはどのような女性なのか?数人の売れない芸人から話を聞き、彼らの話を総合すると「サナコ」さんは埼玉県出身の20歳代前半の女性。普段は運送会社の経理を担当するOLで休みの日には東京でお笑いライブを見るのが趣味だという。身長160cmくらいの中肉中背。髪型はセミロングの茶髪。目が中○美奈子アナウンサーに、口元がほしのあきにそっくりないわゆるカワイイタイプの女性らしい。彼女を見分ける一番のポイントは胸。そのボリューム感は服の上からでも十分に判別可能だという。 NMRではこの情報を元にモンタージュを作ってみたが、写真を見ても分かるとおりこれだけで「サナコ」さんを見分けるのは難しそうだ。そこで、実際に「サナコ」さんらしき人物ととライブの打ち上げで一緒になったという、売れない芸人D氏に彼女の行動パターンを聞いてみる。 「彼女の顔は整っていてカワイイ系の美人ですが、声は少し甲高くバカっぽいというのが印象でした。新宿でイベントがあるとよく出没するそうです。ライブが終わり居酒屋での打ち上げのあとみんなでカラオケに行ったのですが、「サナコ」さんはaikoの「カブトムシ」という曲を熱唱していました。歌はとても上手でしたが、皆がノリのいい曲をチョイスして盛り上がっている時にいきなりバラードですから…そこにいた人は完全に引いていましたね。品川庄司の庄司のファンだということです。その日はエンタの○様でブレイクする前のSが持って帰ったのですが事が終わりホテルを出て駅に向う途中で彼女は消えてしまったということです。」 aikoの「カブトムシ」を熱唱、品川庄司の庄司のファン、そして帰り道で「サナコ」さんを見失うという話は他数名の芸人も証言していた。 「後日、打ち上げに参加した芸人たちと飲んでいる時に彼女の事が話題になったのですが実は誰が彼女を呼んだのか分からないのです。「サナコ」さんは色々なライブの打ち上げに参加しているようですが結局皆、誰が呼んだのか分からずじまい。一夜を共にした芸人ですら連絡先を知らない。「サナコ」さんの正体を知っている人はだれにいないのです」 誰も呼んでいないのに突然現れ、将来有望な芸人と消えてゆく。確かにミステリアスな話である。しかし、巨乳でバカっぽいしゃべり方、その上、場の空気が読めない。芸人に即日お持ち帰りされる女性ファンと言うのは得てしてこのようなタイプの女性ではないだろうか? 「本物の「サナコ」さんには右の乳房に大きなホクロ、そしてお尻にタトゥーではなく花ビラの形をしたアザがあるそうです」 本人かどうかは脱がしてみるまで分からないとは…、まったく、恐れ入る女性である。 不透明な将来設計の中、夢を実現しようと必死で頑張る若者の妄想から生まれた偶像。「サナコ」さんの正体は今のところそのように定義するのが正解のようだ。しかし、一人の女性との遭遇がガラリと運命を変えてしまうことは人生にとってママあること。成功を目指す若手芸人の皆さんにはぜひ、自分だけの「サナコ」さんを見つけて欲しいものである。サナコさんのプロフィール 埼玉県出身 運送会社の経理 年齢20代前半 身長160cmくらいの中肉中背 巨乳 セミロングの茶髪 目が若干中野美奈子アナウンサーに似ている 唇が厚い(ほしのあき似)サナコさんの行動パターン 新宿に出没 声は甲高くちょっとバカっぽい aikoのカブトムシを熱唱ちょっと引く 品川庄司の庄司のファン 駅に着く前に消えてしまう サナコさんを見分ける決定的証拠!! 右の乳房にほくろ お尻に花ビラの形に見えるアザがある
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レジャー 2007年09月22日 15時00分
オールカマー 気になるアベコーの本命は!?
秋の中山競馬、ラス前のメーンは「第53回オールカマー」(GII 芝2200m 23日)。デルタブルース、マイネルレコルトの相次ぐ回避でGI馬の参戦こそないが、3歳馬サンツェッペリンの挑戦ほか、古馬陣も個性派ぞろいとバラエティーに富んだ組み合わせとなった。アベコーこと、阿部幸太郎が中心に取り上げたのは今夏の函館記念で同一重賞3連覇の偉業を達成したエリモハリアー。中央場所に戻っても、自慢の決め手は十分通用すると踏んでの自信の◎だ! みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 阪神ではいよいよ菊花賞トライアルの「神戸新聞杯」が行われます。過去5年連続してダービー直行組が優勝。2着も3頭。そのダービーで圧倒的人気だったフサイチホウオー。馬体の成長をアピールする安藤勝騎手。対する皐月賞馬のヴィクトリーは、精神面での成長を音無師が力説。ダービー2着のアサクサキングスは再び逃げの手か。そして切れ者ドリームジャーニーは武豊騎手と新コンビを結成。それぞれが目標とする大きな舞台を控えて、どんなドラマが生まれるのか、興奮を抑え切れません。 さて、中山では「オールカマー」です。馬インフルエンザによる牧場とトレセンの移動禁止は、牧場で静養していた馬にとり、スケジュールの変更を余儀なくされる不慮の事態。そのため、トウショウナイトが回避。春の天皇賞以来となるネヴァブションは、大丈夫でしょうか。 過去5年、エアエミネムとホオキパウェーブの優勝馬は、札幌記念からの組。昨年は札幌日経賞を使ったコスモバルクが2着。これらを踏まえて考えると、結論はこの馬です。 エリモハリアー。函館記念を奇跡の3連覇。一見、函館専用の馬に見られがちですが、一昨年の朝日チャレンジCで首差2着。毎日王冠ではダイワメジャーと1馬身ちょっとの差。当時のラスト3Fが33秒4。中央の舞台でも問題がないことを実証しています。唯一、ハッキリしていることが、全9勝は6月から10月にかけて稼ぎ出していること。寒期はまるでだめなのです。それゆえ暑い時期は大歓迎。残暑が続く今年は願ってもない条件。4年前の勝ち馬エアエミネムは、函館記念→札幌記念のステップ。エリモハリアーもそれと同様の臨戦過程。さらに、驚いたのは中2週のローテーションで<2311>と、無類の強さをみせていることです。 AJCCや日経賞のように、早めに動くマツリダゴッホ。これをピタリと射程圏に入れて、直線一気の差し切りです。 相手は叩いたマツリダゴッホと、逃げるシルクネクサスの札幌組。
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レジャー 2007年09月22日 15時00分
神戸新聞杯(JpnII 阪神芝2400m 23日) 藤川京子 フサイチホウオーが華麗に復活よ!
菊花賞TR・神戸新聞杯は◎フサイチホウオーが翼を広げます。 デビューから2月の共同通信杯まで無傷の4連勝で突き進み、春のクラシックでは2冠ともに1番人気に支持されましたが、結果は皐月賞3着、ダービーでは7着と大敗。そのダービーはレース前からイレ込みが激しく発汗、自分を見失っているかのような顔つきになり、レースでも折り合いを欠いて最後は伸び切れずに終わってしまいました。 距離が長い方がホウオー向きと安藤勝騎手もいうように2400mで再び真価を問うことになりますが、展開としては皐月賞のような流れが理想といいます。 その皐月賞はスタートをソッと出て内枠の影響もあり後方から。道中は内で折り合って追走し、4角では外に出して懸命の追い込みでハナ+ハナ差の3着に追い込みました。上がり3F33秒9はメンバー最速。いきなり反応できない馬でエンジンの掛かりは遅いですが、徐々に加速がつき、トップスピードから繰り出される脚は脅威です。 ダービー後は放牧に出て7月に帰厩。インフルエンザの騒動にも巻き込まれず、ここまで順調に乗り込まれてきました。直前は坂路で800m51秒4、ラスト1Fは12秒8の切れ味を発揮しました。これで態勢は整ったいえるでしょう。 1頭になると気を抜くなど、まだまだ課題は残りますが、馬体はすくすくと成長。バランスの取れた筋肉はさらに立派になり、跳びが大きく、首を使ったフォームにも安定感が出てきました。何といっても落ち着きがあるのがいいですね。春とはひと味違ったホウオーを見られるかもしれません。 阪神の外回りは初めてですが、これもいい方向に向いてくれそう。道中は脚を温存。徐々にエンジンが掛かるタイプですから3〜4コーナーで勢いをつけ、長い直線で大爆発するという頭に描いたような理想の競馬が実現しそうです。 抜群の勝負根性で、もう他馬に先着は許しません。今度は押し切り濃厚です。