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その他 2009年08月04日 15時00分
本紙既報「アダルトフィギュア」だけじゃない!! 「ワンダーフェスティバル2009夏」リポート
史上最大のガレージキット(フィギュア)の祭典「ワンダーフェスティバル」が帰ってきた。今まで開催されていた東京ビッグサイトでは「エスカレーター事故」を境に開催が見送られていたが、今回は幕張メッセに会場を移し、7月26日に過去最大規模で開催。1日付本紙最終面で同フェスのアダルトフィギュアを特集したが、今回はそれ以外のところに焦点を絞ってリポートしよう。 ガレージキットと言われてもピンとこない方もまだまだ多いはず。アニメのフィギュア(人形)が欲しいけど売ってないから自分で作っちゃいました。というクリエイター魂のあふれる人は実はたくさんいて、そういう人たちが作った作品を展示・即売するという場だ。 このイベントは個人向けに当日だけ販売許諾をして販売することができる「1日版権」というシステムを採用しており、当日の販売はイリーガルにならない。個人参加のディーラから企業出店ブースまであり、企業ブースではトークショーや、ステージショーなども行われた。◎地獄怪獣シリーズ第1弾 MaGaIDoプロジェクトでは、地獄怪獣シリーズ第1弾の怪獣デザインを「DD北斗の拳」などで有名なblack-boxが手掛けた。原型師から上がってきた立体写真を見た時の感動は「毎回新鮮です」と話していた。◎「オタクの部屋」であんな人、こんな人 ガイナックスブースでは、「オタクの部屋」と題して畳敷きの客席にお客さんを入れての一日中トークライブを行った。ホストは、ガイナックスの武田康廣プロデューサーとキャラクターデザイナーの赤井孝美さん。そしてゲストには芸人のアニメ会から国井咲也と三平×2、モデラーの三枝徹さんと東海村原八さん、イラストレーターの開田裕治さんと妻で作家の開田あやさん、漫画家の園田健一さん、キングレコードの大月俊倫さんに主催の海洋堂の宮脇修一さんまで。ここに一日いても十分楽しめるかもという豪華メンバーだった。◎熱いステージに大興奮 グッドスマイルカンパニーでは、大きな特設ステージを作って「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 〜LIVE!〜」を開催。10回目を迎えるステージイベントでは、アニメやゲームの主題歌のLIVEで始まり、声優や、造形師を交えてのトークショーなど一日中イベントを行っていた。エンディングでは奥井雅美が熱唱してファイナルというテーマどおりのLIVEに始まりLIVEに終わるというステージだった。
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トレンド 2009年08月04日 15時00分
AKB48チームBがアニメに挑戦するぞ
CS放送ファミリー劇場で毎週金曜23時から放送中の「AKB48 ネ申テレビシーズン2」。ムチャぶり指令により、アイドルAKB48メンバーの「素」が明かされていく。最新のムチャぶり企画は、「Bメンよ、アニメを描け!」。まったくの初心者であるAKB48チームBのネ申テレビ選抜メンバー8人が、アニメのキャラクターやストーリーを考えるプロット作りから始まり、絵コンテ、作画、そして効果音、アフレコまで全ての工程に挑戦。短編のオリジナルアニメーションを作る。 前編は7月31日に放送済みだが、後編が8月7日に放送される。
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トレンド 2009年08月04日 15時00分
相葉雅紀 マイガールに主演
人気グループ「嵐」の相葉雅紀が、週刊コミックバンチ(新潮社)連載中の人気漫画「マイガール」(佐原ミズ作)原作の同名ドラマ(10月スタート)に主演する。 同作は、平凡な男性が、亡き恋人が残していった5歳の娘との新生活を送る様子を描く暖かくてちょっぴり切ないネオ・ホームドラマ。 相葉雅紀が演じる主人公は、原作では文具製作メーカー勤務の会社員だが、ドラマではカメラアシスタントになっている。
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レジャー 2009年08月04日 15時00分
関屋記念 タマモナイスプレイがV3で夏のマイル王へ
今週は真夏のマイル王決定戦「第44回関屋記念」(GIII、新潟芝1600メートル、9日)が行われる。秋への飛躍を誓う末脚自慢がそろったが、マイル路線の勢力図を一気に塗り替えそうなのが上がり馬タマモナイスプレイだ。ここにきて2連勝と4歳夏を迎え、完全本格化。フルゲートの大激戦を兄タマモホットプレイ譲りの豪脚で切り裂く構えだ。 今夏を境に急激に力をつけてきた新星タマモナイスプレイが、いよいよ重賞に殴り込みをかける。 7月の1000万・三宮特別をメンバー最速の上がり3F33秒8の豪脚で差し切ると、連闘で挑んだ1600万・ジュライSも斤量が5キロ軽いレディルージュをきっちり捕らえる横綱相撲。しかも、馬体は減るどころか8キロも増えていた。ここにきての成長ぶりは目を見張るものがある。 鶴田厩務員も胸を張って言う。 「気持ちがだいぶいい方へ向いてきたね。というのも、以前は直線を向くと、スタンド前の歓声にひるんで力を出し切れなかった。それが今はきっちりと折り合って、最後までいい脚を使えるようになった。前走にしてもいい形でレディルージュを負かしたからね」 もともと重賞2勝を挙げるタマモホットプレイの全弟という一本筋の通った血統。両馬を担当する同厩務員は早くもその兄を引き合いに出す。 「末脚の爆発力は間違いなくお兄さん譲り。本当にいい脚を持っている。ようやく同じクラスにたどりつけたし、ここで一気にホットプレイ超えを果たしたい」 前走後は連闘後のケアをしっかりし、7月23日に初時計をマーク。1週前追い切り(栗東坂路800メートル53秒4→38秒3→13秒0)の29日には、いつもの豪快なストライドで併走馬との追い比べを制した。 「連闘後はさすがに疲れはあったけど、間隔があったのでそれもすっかり取れた。確かに相手は強くなるが、どこまでやってくれるか楽しみな一戦だよ」 新潟コースは初めてだが、長くいい脚を使えるタイプだけにドンと来い。充実著しい今なら、一気に真夏のマイル王に君臨してもおかしくはない。
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レジャー 2009年08月04日 15時00分
丹下日出夫の若駒通信簿
新馬戦は、注目していた馬が血統や攻め馬通りに、「ほらね」と楽に勝ち上がってくれると、何か得をしたように思うことがある。 小倉芝1200メートルを快勝したファイティングピサは、桜花賞2着馬ブルーリッジリバーの仔。デビュー前には、栗東坂路で古馬オープンレベルの3F37秒台をマークしており、いざ実戦でも「ほらね」の完勝。1分9秒1のタイムは、同日の2歳未勝利戦より0秒9も速く、翌日の3歳未勝利と0秒1差。湿り加減の馬場を考慮すれば、開幕週なら1分8秒ソコソコだったかもしれない。 まっ、センスとスピードは母譲りながら、几帳面すぎる感じで、やや一本調子気味のフットワークは父クロフネ似か。朝日杯FS路線の芝でも、前哨戦までは十分好レースが可能だろうが、究極の瞬発力勝負では、そのクロフネの甘さが出てしまうかもしれないなぁ…というわけで通信簿は3.5。 札幌ダ1700メートルを楽勝したベビーネイルは、その気になれば交流重賞の1つや2つはいけそうな馬ですね。本来なら通信簿は4くらいあげたいけれど、クラシックを基本に採点すると、ダート馬は3点が限界。JRAサンも、3歳の3〜5月に1つくらいダートのGIをつくってあげると励みになるのになぁ。 なんて、2日(日)は各場で芝1800メートルの新馬があったが、新潟のトーセンマリーンは、絶好の馬場コンディションだというのに1分49秒9。これは前日の2歳未勝利より2秒も遅い。右左にヨレたりする癖も、ちょっと気になる。 小倉芝1800メートルのロードヴィオレットの1分50秒8は、初陣にしては合格点。だが、攻め馬の感触や血統(母の全兄は種牡馬ワイルドラッシュ)を思うと、もう1秒くらい速い時計や、スパッとした決め手がほしいように思う。 札幌のメイショウホンマルは、カワカミプリンセスの全弟だけあって、首差しからタプッとした腹回り。ついでに耳袋までソックリだったが(笑)、さすがに2歳の夏だけあって、姉より線が細い。ふてぶてしいまでに、他馬を睥睨(へいげい)していた姉の気迫にどう迫るか。これから見守っていこうじゃありませんか。 未勝利は補習扱いで通信簿をあげられないことになっていますが、札幌芝1500メートルを快勝したセイウンジャガー、新潟芝1800メートルで1分47秒9をマークしたダイメイダーク、同じく新潟芝1400メートルで1分22秒1を計時したダイワナイトの名前は覚えておこう。
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レジャー 2009年08月04日 15時00分
データインパクト 蛯名騎手前編 新潟のオープンレースは買い
先週の新潟で4勝の固め打ち。今開催の勝ち星を「10」に伸ばし、夏の新潟リーディングジョッキー部門で2位に浮上してきた蛯名正義騎手を今回は取り上げたい(集計対象は2005年〜09年7月26日まで)。まずは前編から。 ◆場所別成績 05年の蛯名が150鞍以上騎乗した競馬場の連対率は以下の通り。 新潟25% 中山25% 福島24% 東京21% …確かに新潟の数字は良い。では、複勝を買い続けた場合の回収率はどうだろう? 福島93% 中山89% 東京76% 新潟59% …何と、ぶっちぎりで新潟が最下位。59%という数字は05年以降、当地で100回以上騎乗した50人の騎手のうち、43位という屈辱的なものである。ちなみに、新潟で複勝収支と複勝率のバランスがいいのは、小野、北村友、大野、中村、田中勝あたり。こちらも併せて覚えておきたい。 ◆500万は大やけど!? 条件別で絶対に手出ししたくないのは500万戦。連対率が18%なら、単複回収率も42%。もし単複を1万円ずつ買い続けていたら、250万円の資金が105万円まで激減してしまう。レース数も多いので、注意を払いたい。 ◆オープンの人気馬は堅実 オープン(重賞含む)も単複回収率は55%と酷い。しかし、1番人気に騎乗した場合は2戦2勝とパーフェクト。2番人気でも2戦していずれも3着と複勝圏内は確保。3番人気でも好調なので、蛯名のオープンは、人気サイドでは“買い”ということか。 ◆人気馬 人気別での単複収支を調べてみると、1〜3番人気は回収率95%と非常に高い。これは、新潟で1〜3番人気の馬に乗り50戦以上していた騎手17人のうち、単勝では3位、複勝では6位に入る。特に単勝は回収率100%と素晴らしい数字を残している。ちなみに、その数字を超えるのは、木幡、田中勝、小野の3人。こちらも人気馬にまたがったら信頼できるジョッキーだ。
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その他 2009年08月04日 15時00分
競輪人国記 山口(2)
女流の大スター松本喜登美が叔母で競輪界に入ったのが松本澄雄(20期)。叔母は九州小倉の出身で防府の川崎昭さんと結婚してからも川崎喜登美の名で注目を集め、昭和34年と38年の高松宮妃記念杯を獲った。 畑田美千代(後に石村正利と結婚)は昭和31年11月の後楽園・日本選手権女子で?1の田中和子(奈良)を破り優勝。昭和32年の高松、同年9月の門司全国都道府県選抜を連覇。翌33年の高松宮妃記念杯と女子競輪廃止寸前の昭和39年の高松宮妃記念杯も獲得。歴史に残るレーサーだった。 奥野陽子(旧姓岩井)は20歳から女子の賞金獲得ベスト10に入り32歳までランキング入りした女傑。松本が「昭和32年の女子で年間100万円以上も稼ぐ。男子はもっと収入がいいから経済的にも競輪選手はすごい職業」とプロ入りを決意。小倉から防府へ移り、石川最之学校に入った。 「ヨーロッパから自転車競技関係の書籍を取り寄せるなど、石川さんは研究熱心だった。ほかに宇多村照夫、柳井博、大和孝義が入門。東の小林学校(川崎)、西は石川学校と言われたほど」と松本は述懐している。 20期はスター選手を輩出。吉川多喜夫(神奈川)、早福壽作(新潟)佐藤敏男(愛知)、読売巨人軍から転向した西野忠臣(神奈川)木村賢一(香川)忽那重次郎(愛媛)らが特別競輪の常連になった。
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社会 2009年08月04日 15時00分
裁判員裁判“バックレた2人”はペナルティー10万円を払うか?
6人の有権者が重大な刑事事件の公判に加わる全国初の裁判員裁判が3日、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開かれ、著名なニュースキャスターがそろって傍聴したり、上空には中継ヘリコプターが飛ぶなど大騒ぎだった。非公開の裁判員選任手続きで決まった女性5人、男性1人が裁判官3人とともに殺人事件を審理した。しかし、その裏側には、呼び出し状を無視して無断欠席した“バックレ裁判員候補”が2人いた。この2人には10万円の過料が科せられるが、裁判所はきっちり回収できるのか? この“歴史的裁判”の裁判員候補者に最初にリストアップされたのは100人。地裁は事前に参加辞退を認めるなどした27人を除く73人に「裁判員等選任手続き期日のお知らせ(呼び出し状)」を発送した。 さらに同封した質問票の回答を踏まえ、裁判員法や辞退政令が規定する要件を満たしているとしてうち18人の呼び出しを取り消した。6人には呼び出し状が届かず、2人が無断欠席。選任手続きに臨んだのは47人で、さらに2人の辞退が認められた。 バックレた2人には裁判員法で「10万円以下の過料」が科せられる。現時点では規定の「正当な理由なく出頭しないとき」に該当するからだ。 しかし、法曹関係者は「10万円を取り立てるのは難しいでしょう。たとえば『連絡もできないほどの急病』などと言い訳したとき、それが事実かどうか何を根拠に判断するか。陪審制度のある米国では、義務を果たしている陪審員を『断る理由も思いつかないほど要領が悪く、クソまじめ』などと陰口をたたく傾向もある。ペナルティーをきっちり回収しないと、遅かれ早かれそういう風潮が出てくるのではないか」と指摘する。 一方、選任手続きに外れた“肩透かし組”には喜びの声があふれた。中野区の自営業男性(65)は「半強制的に候補者となり、裁判所に出てこなければいけないのは抵抗があった。ほっとしている」と制度を批判。 大田区の女性会社員(33)も「初めてだったので不安だった。やってみたいとは思わなかったのでホッとした」と安堵の表情。杉並区に住む50代の男性公務員は「公務員なのでやらないといけないという思いだった。選ばれなかったのは半分残念だ」と話した。「(日当にあたる)5470円を1週間から10日以内に振り込む」と裁判所から説明があったという。ほかに交通費も支給される。
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社会 2009年08月04日 15時00分
社会面連載「ソウルクエスト〜韓国漫遊記」(2)地下鉄を使いこなす
ソウルは強烈な車社会で10車線道路もざらである。一方庶民の足の代表格に地下鉄がある。8路線が市内を縦横に走り、観光客としても利用しない手はない。ソウルの地下鉄に挑戦した。 観光客に便利な路線は、環状線の2号線と観光地を通る3号線と4号線だ。区間最低額2000W(約160円)で結構乗れる。スイカと同じ電子マネー「T-Money」があるので、さっそく作ってみることにした。 地下鉄改札口脇にあるT-Moneyチャージ器の横の窓口でカードを購入。窓口の写真を撮った。すると3〜4人の駅員に取り囲まれ、大声のハングルでまくし立てられた。記者はハングルが分からないが、怒っていることは充分理解できた。日本語とつたない英語で理由を聞いたが全く通じず、怒りは一向に収まらない。連行されるのだろうか…。かなりの不安がよぎった。 そのとき背後から「日本の方ですか」と女性の声。イントネーションからして韓国の人らしい。彼女は李(イー)さんといって日本人向けの観光ガイドの資格を持っていて今日はたまたま休日で通りかかったという。 「韓国では交通機関とか軍事施設は撮影禁止なのです。あなたは北の工作員に間違われたのでしょう」と言い、駅員に弁明してくれた。崖っぷちから救ってくれた女神のように感じた。 李さんは東大門市場に行くところというので、同行を願い出た。神様にはどうしても甘えてしまう性格なのだ。 ソウルで日本語、英語が通じるのはホテルや観光地だけ。しかし日本語の路線図はどの駅でも簡単に入手でき、構内表示も英語と漢字表記が徹底されているので一人でも目的地へ行けたかもしれない。車内は広く、この時間は立っている人もまばらだった。「車内撮影は禁止です」。李さんはこちらの意図を察したように釘をさした。 東大門市場に到着。地下道でファッションビルへ向かう。洋服や雑貨店が並びさまざまな日本語で呼びかけてくる。中には「本当の贋物があるよ!」なんていう意味不明なものも。 ビルに入ると整然とはしているが、おびただしい数の店がぎっしり詰まっている。これだけの商品が本当に流れるのだろうか。まばらな客を見て思ったが、本当に賑わうのは夜中から明け方にかけてとのこと。 東大門市場のファッションビル群はデパートのように見えるが、本質的には問屋だ。韓国中の商店が仕入れに来るため、小売りをしない店もある。店を閉めてから仕入れに来るので、夜半から翌朝までが賑わうのだ。 今ここにさらに巨大なファッションセンターが建築中である。ウォンの暴落にはじまり、あまりよい話のない韓国経済だが、エネルギッシュな現実経済を見るとまだ韓国の経済発展は進むと実感した。
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社会 2009年08月04日 15時00分
社会面連載「ソウルクエスト〜韓国漫遊記」(1)カジノで勝負
ソウルに到着するやカジノに直行した。午後10時をまわっていたが大丈夫、カジノは24時間営業しているのだ。入り口でかわいいお姉さんが「いらっしゃいませ」と日本語で迎えてくれた。 中に入るとジャックポットが並び、そこを抜けると巨大なホールにさまざまなゲームのテーブルが所狭しと並んでいた。さっそくブラックジャックのテーブルを探す。テーブルごとに掛け金の最小額が表示されており、最も安くて1万W(ウォン)から(日本円で約800円)。さらに5万W、10万W、最高のVIPルームは300万Wまである。当然1万Wのテーブルに着く。 ブラックジャックはディーラー(親)とプレイヤー(子)でカードの和を21に近づけるよう争うゲーム。1万円札をディーラーに渡すと赤い1万Wコイン12枚と緑色の5000Wコイン1枚が戻ってきた。1枚ずつ掛けることにし、テーブル上の赤い丸に赤いコインを1枚置いた。 さっそく6が2枚配られた。足すと12。セオリーでは、ここでやめるといわれる。やめる場合は「ステイ」と言って手を横に振るが、最初から弱気は禁物。もう一枚もらうため「ヒット」と言いながらテーブルを指でたたく。来たカードは8、結構強い手になったのでステイした。勝てる可能性は高い。 だが、なんと親の手はブラックジャック。親の総取りである。テーブルには大小の赤丸があり、いま小さな丸に掛けておくとあなたの手の6のペアで11倍になる、と親切なディーラーが教えてくれた。 様子を見て賭けることにした。その後勝ったり負けたりしながらも徐々にコインは減り続けた。 ここらでちょっと休憩。水割りを頼む。カジノ内では飲み物、食べ物がすべて無料。超ミニスカでスタイル抜群のアガシ(お姉さん)が運んでくれるので、つい回数が進んでしまう。 食事のメニューも豊富で、各種サンドイッチからビビンバなど韓流メニューも揃う。 結構飲んで酔いもまわったころ、小さいカードの流れが来た。チャンス。ワンペアー狙いで小さな丸に1万Wをベッド。最初に来たのはクイーン。がっかりしたが、2枚目に来たのもクイーン。ゲット! 11倍の儲け。初めて10万Wのコインが手に入った。手札も20で勝利。1回の勝負で12万W(=約1万円)の儲けだ。最終的にこの勝利がきいてトータル1万円の儲け。朝までかかったが、かなり満足した。 調子に乗って翌日もカジノへ。掛け金を2倍にした。 これが裏目に出てあっという間にコインが減り、結果2万円の損。2日間トータルで1万円の損であったが、キレイなアガシを眺めて、ただで飲んでただで食べたかと思うと、結構満足なカジノライフだった。