訃報
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芸能ニュース 2021年04月21日 16時45分
吉本新喜劇・チャーリー浜さん死去 代表的なギャグ「...じゃあ~りませんか」は流行語大賞に
吉本新喜劇座員のチャーリー浜さん(本名・西岡正雄)が、18日に呼吸不全、誤嚥性肺炎のため、大阪市内の病院で逝去していたことを、所属事務所の吉本興業株式会社が21日に発表した。満78歳だった。 >>全ての画像を見る<< チャーリー浜さんは、1962年に吉本新喜劇に入団。新喜劇を中心に、CMや舞台などでも活躍し、代表的なギャグ「...じゃあ~りませんか」は、CM出演をきかっけにブームとなった。1991年に『新語・流行語大賞』の年間大賞に選ばれ、1992年には『上方お笑い大賞』金賞も受賞している。 葬儀は既に近親者のみで執り行われたという。
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芸能ニュース 2021年04月07日 07時00分
“橋田ファミリー”が橋田壽賀子さんに追悼コメント 今後の心配も
NHK連続テレビ小説「おしん」やTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)」などを手がけた脚本家・橋田壽賀子さんが4日午前9時13分、急性リンパ腫のため95歳で死去したことを5日、一般社団法人「橋田文化財団」が発表した。 各メディアが報じたところによると、橋田さんは今年2月下旬、都内の病院に入院し治療に専念。3月中旬に静岡・熱海市内の病院に転院し、今月3日、市内の自宅に戻り、4日午前に静かに息を引き取ったという。 故人の遺志により通夜・告別式は執り行わず、今日5日に荼毘に付された。また、お別れの会なども、遺志に従い行わないとした。 「おしん」や「渡鬼」に出演して公私ともに親交を深めた女優の泉ピン子は橋田さんを看取ったそうで、追悼のコメント。 ピン子は「昨日意識がなくなった時、『ママ』って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。クルーズ旅行に行く時、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立した時に作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました」などとした。 >>『渡鬼』、ピン子とえなりの共演がない? ピン子ユーチューバー化より謎の行動も話題<< 「ピン子は橋田さんにとって娘のような存在。それだけに、橋田さんが住んでいる静岡・熱海に移り住んで橋田さんの自宅に頻繁に出入りしていた。そのおかげで、最期も看取ることができたようだ」(芸能記者) ピン子のほか、「渡鬼」に出演していた中田喜子、野村真美、藤田朋子も所属事務所を通して追悼コメント。今後、「渡鬼」の新作が放送されることはなさそうだが、“橋田ファミリー”たちの苦境は変わらないようだ。 「橋田さんの脚本は独特で、あのセリフ回しに慣れてしまうとほかの映像作品の現場では厳しい。それに『渡鬼』のキャラクターは独特でそのイメージが強いので、切り替えることができないファミリーの面々はあまり仕事に恵まれていない」(テレビ局関係者) 天国の橋田さんのためにも、ファミリーの面々には新天地で活躍を見せてほしいものだ。
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社会 2021年04月05日 14時35分
橋下徹氏「倉本聰さん、僕の政治スタイル大嫌いだそう」田中邦衛さん訃報へのコメントが物議
5日の『めざまし8』(フジテレビ系)では、総合解説の橋下徹氏の『北の国から』(同)へのコメントが思わぬ横道に逸れてしまった。 この日の番組では、3月24日に亡くなった俳優の田中邦衛さん(享年88)が話題となった。まず、情報キャスターの堀池亮介アナウンサーが「2013年にフジテレビの番組が奥様を取材していた」と話し、当時のインタビュー内容をパネルで紹介した。「仕事しているのか」との質問に、「2年前(2011年)までは講演会やイベントに呼ばれ出演することもあった」「俳優活動は体力的に厳しかった」とすでに10年ほど前から俳優としての活動はしていなかったと報じた。そして、「事実上の引退ですか」との質問に、「田中邦衛の人生そのものが役者です」と回答する妻・康子さんの言葉を付け加えていた。 続いて、今回の訃報を受けて4月2日に家族が出したコメントをパネルで紹介した。「出演させて頂いた作品を通し、故人を思い出していただくことがあれば、幸甚に存じます」とコメントの最後の部分を堀池アナウンサーが読み上げ、メーンキャスターの谷原章介は「最後まで役者・田中邦衛さんとして逝かれたんだと思います」と静かに感想を述べた。 田中邦衛さんの訃報にコメントを求められた橋下氏は「『北の国から』で田中邦衛さんが演じるこの父親像、昔見ていた感じ方と今自分が子どもを持った時の感じ方が全然違う」と話し始めた。橋下氏と同世代で、同じく子どもが多い家庭を持つ谷原も、これには大きくうなずいていた。そして、心に残る名場面として、『北の国から'95 秘密』で蛍が不倫相手の医師のところに帰る場面を挙げ、「不倫相手のところに蛍が行くのを、普通止めるじゃないですか、それを送り出して、いつでも帰って来いよと、あの時には泣いたんだけど、今の感じ方と全然違う」と自分の人生経験を重ね合わせたのか、感慨深げに述べた。 >>橋下徹氏、「特措法の大欠陥」を指摘 政府判断でない都道府県レベルのコロナ対策提言も賛否<< これを受け、橋下氏は「倉本聰さんもそうだけど、田中邦衛さんも、このドラマはすごすぎる」と話し、このコーナーはきれいに終わるはずだったのだが、「僕はそれだけ思い入れがあるのですが、伝え聞くところによると、倉本聰さん、僕の政治スタイル大嫌いだそうです」と続けてしまい、しんみりしていたスタジオの笑いを誘う形となってしまった。 この橋下氏の発言に、ネットでは「橋下さんの『北の国から』愛が伝わる」「『95秘密』が一番印象的」と橋下氏と同じ感想を持つコメントもあったが、「自分の話ばかりうるさい」「いい話が台無し」など、橋下氏が芸能の話題でも政治の話を入れてきたことに興ざめとのコメントも多かった。 また一人名優が逝ってしまった。「北の国から」は、田中邦衛さんでなければ、こんなに人々の心に残る作品にはならなかったのだろう。田中邦衛さんの数々の作品は、人間の最大の魅力は個性だということを再認識さてくれるものばかりだ。
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芸能ニュース 2020年09月28日 23時00分
ヒット映画の続編に多大なる影響を与えそうな主要キャストの相次ぐ急死
女優の竹内結子さんが27日、都内の自宅で死去したことを、各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、27日午前1時50分ごろ、東京都渋谷区の自宅マンションの寝室で、ぐったりして意識がない竹内さんを、夫で俳優の中林大樹が発見し119番通報。 >>未だ謎の多い芦名星さんの死 環境の変化で精神が揺らいでいた?<< 救急隊員が到着した時にはすでに心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認されたという。 現場の状況から自殺と見られるというが、竹内さんは前日26日には、中林や2人の子供たちの家族4人で普段通り過ごしていたのだとか。 遺書はなく、竹内さんの遺体は病院から渋谷署に移された後、都内の斎場に安置。所属事務所によると、葬儀や告別式の日程、お別れの会については協議中だというのだ。 「昨年2月に中林と再婚し、今年1月に第2子の次男を出産したばかり。育児のため仕事をセーブしていたが、2本のCMを抱えていた。今月1日には、そのうち1本のイベントで出産後、公の場に初登場。家族について幸せそうな笑顔で話していたこともあり、まさか、今回のような悲劇になるとは、周囲の誰もが思っていなかったようだ」(芸能記者) 直近で撮影の決まっていたドラマや映画などはなかったというが、すでに興行収入35億円を突破した公開中の映画「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」が遺作となってしまった。 同作といえば、公開を直前に控えた7月18日に出演している俳優の三浦春馬さんが急死。相次ぐキャストの訃報となってしまった。 「同映画は続編の製作が決まった。とはいえ、竹内さんは長澤まさみ演じる主人公の女詐欺師が尊敬する詐欺界の“大御所”役で出演。三浦さんは主人公の元恋人の詐欺師役で出演していた。竹内さんの役も三浦さんの役も主人公の大掛かりな詐欺プロジェクトに必要不可欠な存在で、製作サイドは多大なショックを受けている」(映画業界関係者) 竹内さんは死因を1人で抱えたまま、天国に旅立ってしまった。 心よりご冥福をお祈りいたします。合掌。厚生労働省、各都道府県では悩みを抱えた人の相談窓口を設けている。詳細はこちらから。・厚生労働省 相談先一覧https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_info.html・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php
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芸能ニュース 2020年05月13日 18時05分
勝武士さん死去に『グッディ』が「病院たらい回しか」 生稲晃子がフォローも番組に「配慮がない」と批判
高田川部屋所属の力士・勝武士さんが13日、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため死去したことが発表された。同日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)でもこのニュースを扱ったが、その中のある表現について視聴者の間で物議を醸している。 番組では、勝武士さんが体調不良を訴えてから死去するまでの経緯をフリップで紹介。フリップには、先月4、5日に38度台の発熱があり保健所に電話したもののつながらず、その後、近隣の病院でも受け付けてもらえなかったことや、8日に救急車を呼んだものの受け入れ先が決まらず、夜になって受け入れてもらった都内の大学病院で簡易検査を受け、陰性だったことなどが記されていた。また、9日には状態が悪化し、別の大学病院へ転院。10日にPCR検査の結果陽性と判定されたが、19日から病状が悪化し、集中治療室で治療を受けるも、13日に亡くなってしまったと紹介されていた。 しかし、問題となっているのは右上に表示されていたテロップ。「病院たらい回しか 感染の28歳力士 死去」と記されていたが、これについて視聴者からは、「受け入れたくても受け入れられない医療機関もあっただろうしたらい回しは違う」「対応できないこととたらい回しをごっちゃにしないで」「4月上旬は感染者数が一気に上がった頃。医療機関が悪いみたいに言わないで」といった批判の声が上がった。 このテロップについては、別室からモニター出演していた女優の生稲晃子が「病院側も、受け入れたくなくて受け入れなかったわけじゃなくて、大変な状況だったってこと。たらい回しって言うとイメージがあれですけど、本当にみなさん頑張っているときに勝武士さんがこの時期にたまたまコロナになってしまったということで……」とやんわりと否定。視聴者からは「フォローしてくれてありがとう」「そうだよね、医療関係者への配慮がないよね」という声が聞かれたが、テロップが長時間表示されていたこともあり、「ミスリード狙ってる」という指摘も寄せられた。 勝武士さんへの追悼の声も多くあったが、『グッディ』の表現には少なくない苦言が集まった。
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スポーツ 2020年05月07日 11時00分
暗黒時代のエースが逝く!タテジマを愛したキーオ氏
トラの暗黒時代を支えてくれた右腕、マット・キーオ氏が亡くなった。享年64歳。メジャーリーグ公式サイトも悼惜の言葉を伝えていたが(日本時間/5月3日)、彼を知る阪神OB、球界スタッフは「何かの間違いでは?」と現地関係者に確認の電話を入れていたという。 「信じたくないという思いもあったんでしょう。阪神在籍の4年間、本当にチームに溶け込んでいましたからね」(在阪メディア) 第一報が入ってきた時、当時巨人の選手だった中畑清氏(元DeNA監督)が現役時代の対戦を打ち明けている。投球が顔に向かってきたと思いきや、大きな弧を描いてキャッチャーミットへ――。軌道の大きいカーブでNPB通算45勝44敗(4年/107試合)を挙げた。 しかし、この「軌道の大きなカーブ」の話には“続き”があった。 1989年8月31日の対巨人戦、キーオは、井上真二外野手(53=現巨人三軍監督)の左頭部にぶつけてしまった。当時の井上と言えば、同年5月にスタメン出場のチャンスを掴むと同時に、「2か月弱で11本塁打」と爆発。将来のクリーンアップ候補と期待されていた。頭部への死球は大事には至らなかったが、その後は伸び悩んでしまった。 キーオの死球による後遺症、内角を攻められるとその時の残像が…。心ないメディアがそう伝えていたが、当時を知る関係者がこう反論する。「避けられるボールだったんです。だけど、避けられなかったんです」 どういう意味かと言うと、キーオのカーブは中畑氏の言葉にもあったように、頭部付近から大きく曲がっていく。井上はギリギリまで、「カーブか否か」を見極めようとし、投げ損じと分かった時はもう手遅れだったのだ。 「キーオは井上を個別に訪ねて謝罪していました。その真摯な態度に巨人選手も敬服していました」(前出・関係者) キーオは阪神退団後も現役を続けようとしたが、叶わなかった。その後は、キャリアをスタートさせたオークランド・アスレチックスのフロントに入り、05年にはゼネラルマネージャー補佐にまで上り詰めた。阪神時代の同僚である藪恵壱氏のアスレチックス入りにも関わっている話は有名だが、その後は野球界から退いている。 「阪神で一緒にプレーしたセシル・フィルダーが米球界復帰後、メジャーのトップ選手に成長しました。キーオはフィルダーの成功を喜び、日本球界の緻密なプレーや指導の巧さを代弁してくれました。甲子園球場のきめ細やかなグラウンド整備の話もしてくれました」(前出・同) 父のマーティ・キーオ氏も南海ホークスでキャリアを終えた。その縁で幼少期にも日本に滞在している。親日家なのはそのためだろう。メジャーリーグでは、「チームメイト=ファミリー」の意識も強い。日本では、監督、コーチとは上司・部下、チームメイトは同僚と、“会社組織的な雰囲気”がある。どちらが良いという話ではないが、キーオは藪氏の米球界挑戦をサポートしたように、退団後も“日本のファミリー”を大切にしてくれた。僅か4年の在籍でも、虎ファンが「弱い暗黒時代を支えてくれた」と故人の功績を讃えているのは、“家族のために勝つ”の思いがマウンドからも伝わってきたからだろう。合掌。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2020年04月23日 18時20分
岡江久美子さん、新型コロナウイルス肺炎で死去 『ミヤネ屋』宮根「注意されるタイプの方」と衝撃
女優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルス肺炎により63歳で亡くなったことが分かり、23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)でも速報として報じられた。 岡江さんは1975年にデビューを果たし、女優として『天までとどけ』(TBS系)の母親役などで活躍。1996年から2014年までは朝の情報番組である『はなまるマーケット』(同)で約17年半にわたり、薬丸裕英とダブルMCを務めたことでも知られている。昨年末には乳がん手術を受けており、今年2月まで放射線治療を受けたと公表していた。志村けんさんに続く新型コロナウイルスによる芸能人の死去に、世間には衝撃が広まっている。 『ミヤネ屋』のスタジオでも岡江さんが死去したと速報が流れ、スタジオの出演者一同が言葉を失った。MC・宮根誠司も「岡江さんなんかもう絶対注意されるタイプの方と思うんですよね」と動揺を隠せない様子。この日リモート出演で、話を振られた元プロテニスプレーヤーの杉山愛は、以前岡江さんの番組にゲスト出演したり、ニューヨークのレストランで会ったりしたことなどを明かしつつ「お話も何回もさせていただいて、本当にいい方で、何かもう本当、言葉がないですね」と悲痛な思いを語った。 Twitterでも岡江さんの死去に「ミヤネ屋みてて宮根が一瞬絶句しててどうした!?と思ったら岡江久美子さんがコロナで亡くなったって」「天までとどけの大家族の優しいお母さん、定子さん、ずっと見てたよ…」「はなまる見てたなあ」「まだまだ活躍できるお年だったのに…新型コロナが憎い…安らかにお眠りください…」と悲しみが広がっている。一方で宮根のコメントには「気をつけるタイプの人なら感染しない訳じゃないでしょ宮根さん」など、コロナへの意識の低さを指摘する声もあった。 女優から朝の顔まで幅広く活躍し、夫の俳優・大和田獏など家族との仲の良さでも有名だった岡江さんに、多くの追悼の声が寄せられている。合掌。
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スポーツ 2020年04月21日 06時30分
猪木、タイガー、ホーガン、オースチン、ロックまで…WWEでコールし続けたフィンケル氏逝去
WWWF、WWF、WWEと、世界一のプロレス団体になる過程をリングアナウンサーとして、リング上からスーパースターのコールをしながら見続けたハワード・フィンケル氏が、米国時間16日に逝去した。まだ69歳の若さだった。WWEでは、2009年に殿堂入りしているフィンケル氏を日本時間18日に世界配信された主力ブランドのスマックダウンの冒頭で追悼している。 フィンケル氏がリングアナとしてデビューしたのは、1975年のこと。まだ、現在のビンス・マクマホンの父親であるビンス・マクマホン・シニアが代表を務めていた時代だ。1977年からはMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)定期戦のリングアナを担当。メインリングアナとして、ブルーノ・サンマルチノ、ボブ・バックランド、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ブレット・ハート、ショーン・マイケルズ、ジ・アンダーテイカー、ストーンコールド・スティーブ・オースチン、ザ・ロック(俳優のドウェイン・ジョンソン)ら、WWWFからWWEの3代に渡って活躍してきたスーパースターはもちろん、新日本プロレスと提携していた際には、新日本勢がWWFマットに参戦していたため、アントニオ猪木、坂口征二、藤波辰巳(当時)、長州力、キラー・カーン、タイガーマスクら日本人選手もコールしており、その名調子はテレビ朝日系列『ワールドプロレスリング』を通じて、日本のファンにも知られる存在だった。 WWEでは2002年までメインリングアナを務めていたが、後年はリリアン・ガルシアら後輩のリングアナとリング内外で抗争を繰り広げるなど、WWEの時代の変化にもしっかりと対応していたのが印象的。クリス・ジェリコと結託してヒール転向した時は多くのファンを驚かせている。リングアナ勇退後はWWEのパブリケーション業務を担当していたという。 まだ若いだけに、もう一度あの名調子を聞きたかった。合掌。※一部敬称略(どら増田・写真©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2020年04月10日 11時35分
元ヤクルト監督・関根潤三氏が逝去 池山・広沢らを育成、黄金期の礎を築いた功績の中後悔も
大洋、ヤクルトで監督も務めた野球評論家の関根潤三氏が都内病院で亡くなった(4月9日)。享年93歳、老衰だったという。投手、外野手の両方で球宴に選ばれた“元祖二刀流”でもある。故人の野球解説はソフトな語り口で、いつも分かりやすかった。また、ヤクルト指揮官時代を指し、「池山、広沢らを育てた一番の功労者。当時の若手が次の野村時代で活躍した」とも評されてきた。 事実、その通りなのだが、謙虚な性格ゆえ、後年のインタビュー等ではそれを否定していた。しかし、「心残り」もあったようだ。 故人の指導者人生は、1970年の広島東洋カープから始まった。任されたのは一軍打撃コーチで、声を掛けたのは当時の広島監督、根本陸夫氏だった。 2人は日大三中(現・三高)、法政大学野球部をともに歩んだ同級生でもある。根本氏は広岡達朗氏にも声を掛けており、こちらも初めてのコーチ就任だった。関根、広岡の2人が山本浩二、衣笠祥雄らを鍛え上げ、のちの広島黄金期の礎にもつながるわけだが、興味深いのは、その後、「監督」となった故人の組織作りだ。 ヤクルト時代を知る関係者がこう言う。 「ドラフト会議直前、最終指名リスト作りをします。どの球団もそうですが、その席上で監督とスカウトの意見が合致しないことの方が多いんです。大抵の球団はスカウトが折れるんですが、関根監督は違いました。1位候補の意見が割れると、聞き手に回り、最後は必ず『分かりました。お任せします』と言うんです」 あまりにも申し訳ないので、スカウト側が「本当に宜しいのですか?」と確認したこともあったそうだ。すると、「ドラフト候補を一番長く見てきたのは皆さんですから」と返したそうだ。 また、采配でも“自分を押しつけること”はしなかった。攻撃は打撃コーチ、投手継投策は投手、ブルペンコーチの意見を聞いてから決断していた。 「自分のチームを作るのではなく、選手に応じた組織作りが理想だと…。担当コーチに存分に働いてもらうにはどうすればいいのかも常に考えていました」(前出・同) コーチ、スカウト、選手が各々の個性を発揮しやすい環境。これが、故人の理想としたチーム作りだった。しかし、同年代の指揮官には“個性派”も多く、相手の意見を聞き、黒子に徹する姿勢はクローズアップされなかった。 「長嶋一茂を預かったことに、故人は運命的なものを感じていました。自身が巨人ヘッドコーチを務めた時の監督が長嶋茂雄氏。一茂を一人前にしてやれなかったことを悔やんでいました」(ベテラン記者) ユニフォームを脱いでからも、解説者として多忙を極めていた。筆者もキャンプ、野球場で何度かお話しを伺ったことがある。やはりソフトな語り口だった。大洋時代に薫陶を受けた元選手は「本当は、怒ると怖い」とも話していたが、怒鳴るのではなく、相手に悟らせるような叱り方をするそうだ。 「打ったバッターを褒めるべきでしょう」 故人が解説でよく使われたフレーズだ。「打たれたピッチャーを非難するよりも…」の姿勢から出たものである。プロ野球界はまた一人、偉大な功労者を失ってしまった。合掌。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2020年03月30日 10時37分
コロナ感染の志村けんさん逝去 出身地の東村山市長も追悼、ネットに衝撃広がる
コメディアンの志村けん(本名・志村康徳)氏が29日に逝去していたことが30日朝に報じられた。享年70。 今月25日に所属事務所が新型コロナウイルス感染を公表していた志村氏。一部では、重篤な状態となっており、人工心肺をつけたことも報じられていたが、29日までは意識の混濁はあるものの、小康状態で病状に変化なしと伝えられていた。 しかし、一転しての訃報にネットからも、「コロナに勝って戻ってくるって思ってたのに…悲しすぎる」「いつも国民全員に笑いを送ってくれてありがとう…」「バカ殿がもう見れないなんて。本当に大好きでした」といった悲しみの声が殺到している。 「新型コロナウイルスによる著名人の死去は志村氏が初めて。先月には自身の誕生日会に出席したり、今月10日にも25日に放送された『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)の収録に臨んでいただけに、この急逝は多くの人に衝撃を与えています。また、次回放送を4月4日に控える冠番組『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の行く末を心配する声も上がっています」(芸能ライター) さらに、志村氏の出身地として知られる東京都東村山市市長の渡部尚氏も公式ツイッター上で「たった今、志村けんさんがご逝去されたとの速報ニュースが流れました」と訃報に触れ、「東村山15万市民の皆さんと共にご回復を祈っていましたが、願いが叶わず残念でなりません。心より哀悼の誠を捧げ、ご冥福をお祈りいたします」と追悼していた。 ザ・ドリフターズのメンバーとして国民に愛され、現在も『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)などで日本中に笑いを届けていた志村氏。多くの人が志村氏の死を追悼していた。合掌。記事内の引用について渡部尚公式ツイッターより https://twitter.com/mayor_watanabe
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