西勇輝
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スポーツ 2021年05月29日 11時00分
阪神・西、5試合勝ち無しでも問題ナシ? 不運続くも矢野監督は評価「気合を見せてくれる」
今季、開幕から首位を走り、初夏を迎えても快進撃が続く阪神タイガース。その好調阪神において、もう一つ波に乗り切れていないのが背番号16、西勇輝だ。 今季2度目の先発登板となった4月6日の甲子園での巨人戦、7回降雨コールドとなったゲームで巨人打線を相手に2失点に抑え、最後まで投げ切り初勝利を手にすると、そこから立て続けに白星を重ねた。だが、4月20日の巨人戦での3勝目が最後となり、5試合に渡り勝ち星をつけられずにいる。 これまでの投球内容は決して悪くなく、西らしい変化球主体、打たせて取るしぶといピッチングを見せているものの、打線の援護や後続が打たれる等の展開も見られた。 2年振りに行われている交流戦の初戦のマウンドを任された25日の対ロッテ戦も、今季の西を象徴するような試合展開に。初回から2安打を許し、牽制悪送球などで失点するも、その後は安定したピッチングを取り戻し、しっかりとゲームを作った。7安打を許しながら、8個の三振を奪い7回を投げ抜いた。7回には代打・鳥谷敬にタイムリーを浴びるも、粘り強い投球内容を繰り広げている。 ロッテ打線を2失点に抑えマウンドを降り、盤石のリリーフ陣に託し、1点差で試合は終盤を迎える。ところが、リリーフエースの岩崎優がマーティンに一発を浴び、代わった岩貞祐太がレアードにタイムリーを打たれ3点を失い、試合をひっくり返されるまさかの展開に。勝ちパターンが崩れ西の4勝目はならず、チームもロッテに敗れている。 今季は思うように白星を手に出来ずにいながらも、交流戦では「開幕投手」を委ねられた。パ・リーグの野球を知り尽くしていることは言うまでも無く、指揮官である矢野燿大監督からも「交流戦で気合を見せてくれるんじゃないか」と期待が大きかったこともあり、悔やまれる初戦の内容であることは確かだ。 それでも阪神ファンも含め、西への信頼は揺らぐことはない。阪神の一員となり、プレッシャーを感じながらも2シーズンが過ぎ、何れも二桁勝利を続けている。既にタイガース投手陣の大黒柱としての存在感は誰もが認めており、縦じまがすっかり定着した。次の登板は6月最初のカード、オリックスバファローズ戦が予想されている。舞台は甲子園、古巣との対戦で、再び西らしい渋いピッチングを見せてくれることを期待したい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年03月09日 20時10分
阪神・矢野監督、藤浪の開幕起用は“ギャンブル”ではない? 本人も驚きの大抜擢、エース・西より優先した狙いは
2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団し、昨季まで「152登板・51勝46敗・7ホールド・防御率3.32」といった成績を残しているプロ9年目・26歳の藤浪晋太郎。9日、その藤浪が今季の開幕投手に決定したことが明らかになったと複数メディアが報じた。 報道によると、この日取材に応じた矢野監督は前日8日、藤浪に26日の開幕戦・ヤクルト戦での先発起用を通達したことを明言。「あいつも苦しんだ中からここまできたのもあるし、このキャンプの姿を見ても、あいつに開幕(を託す)」と、昨季までの不振や今春キャンプ以降のプレーを全て踏まえた上での決断と語ったという。 >>阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」<< 藤浪は2013~2015年にかけ3年連続2ケタ勝利をクリアするなどプロ入り当初は好調だったが、翌2016年から昨季まで5年連続2ケタ未到達と一転して低迷。ただ、昨季は白星こそ1勝にとどまったものの、リリーフに転向した中盤以降は自己最速となる162キロをマークするなど復調。今春キャンプでは開幕ローテ入りに向けて調整を重ねており、直近の登板となった5日のオープン戦・ソフトバンク戦では「4回無失点・被安打3・2奪三振」と好投を披露していた。 藤浪の開幕投手決定を受け、複数の球界OBがSNSや出演したTV番組を通じコメントしている。元ソフトバンク・斉藤和巳氏は、9日に自身の公式ツイッターに「チームも藤浪晋太郎も… 勝負の年やな!」と投稿。26日の開幕戦は藤浪、チームの双方にとって、今季を占うような一戦になるのではと期待を寄せた。 9日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演した元日本ハム・岩本勉氏は、番組内で「矢野監督も別にギャンブルに出たわけじゃない」、「彼(藤浪)はやっぱりそれだけ注目を集める投手。その投手が個人、チームの滑り出しを良くすることによって開幕ダッシュ、優勝争いというのが待っている」とコメント。矢野監督は近年不振にあえいでいた藤浪を開幕起用して自覚や奮起を促すと同時に、その藤浪が勝つことでチームが開幕から勢いづくことも計算に入れているのではと推測した。 今回の一件を受けて、ネット上には「藤浪開幕起用は驚いたけど、実戦ではここまで1失点(4試合・計12イニング)しかしてないし納得できる」、「今の藤浪なら十分期待できる、意気に感じて大役を果たしてほしい」といった賛同の声が挙がる一方、「矢野監督の決断は尊重したいけど、前年1勝の藤浪を開幕に据えるのはさすがに不安」、「エースの西(勇輝)を順当に開幕投手にしなかった理由はなんなのか」といった否定的なコメントも散見された。 「今回矢野監督が昨季11勝を挙げたエース・西ではなく藤浪を開幕投手に据えた理由ですが、岩本氏が指摘した藤浪の奮起を促す以外の理由も考えられます。開幕カードから外れた西は裏ローテの1番手として平日カードの次カード・広島戦(3月30日~4月1日)に回るとみられていますが、開幕直後の阪神はここから『広島→巨人→広島→巨人』という流れで平日カードが組まれています。昨季の西は広島に『4勝0敗・防御率2.00』、巨人に『3勝1敗・防御率1.77』とどちらも好相性でしたので、西を裏ローテに回す方が白星の期待値は高いと言えるでしょう。阪神は昨季最初の5カードで『4勝10敗』とスタートダッシュに失敗していますので、矢野監督も『昨季の二の舞は避けなければ』と考えているのではないでしょうか」(野球ライター) 矢野監督からの開幕投手任命に、「驚きしかないが、チームに勢いがつくような投球をしたい」と意気込みを述べたことが伝えられている藤浪。プロ9年目で初めて任された大役を務め上げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式Twitterよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2021年03月07日 11時00分
プロ野球OP戦、最優秀防御率獲得は不振の前触れ? 西・種市ら“タイトルホルダー”が相次いで苦戦するワケは
26日に予定されるセ・パ同時開幕まで残り1カ月を切った球界。1日からはオープン(OP)戦がスタートするなど、各選手の開幕へ向けた調整は仕上げの段階に入っている。 チーム、選手への表彰はないが、レギュラーシーズンと同様に順位や個人成績が記録されるOP戦。投打共に各部門トップの数字を残した選手には期待が集まるが、シーズンでは一転して今一つの成績に終わるケースもなくはない。近年その傾向が続いている部門の一つが最優秀防御率だ。 >>西武投手の死球に中日助っ人が激怒!「ストップ!」捕手の制止も空しく…OP戦で起こった前代未聞の乱闘劇<< 2018年のOP戦で最優秀防御率に輝いたオリックス・西勇輝(現阪神)は、「4登板・1勝0敗・防御率0.49」をマーク。失点を喫したのはOP戦ラスト登板の同年3月23日・阪神戦(6回1失点)だけだったため、開幕投手に内定していたシーズンの好成績を期待する声は多かった。 しかし、西は同月30日の開幕戦・ソフトバンク戦で敗戦投手になると、その後も黒星が先行する苦しいシーズンに。最終戦となった10月1日・楽天戦に勝利し何とか2ケタ勝利はクリアしたが、シーズン成績は「25登板・10勝13敗・防御率3.60」と3つの負け越しを喫した。 2019年のOP戦で「3登板・2勝0敗・防御率0.96」をマークし、最優秀防御率となったのはオリックス・東明大貴。前シーズンは「7登板・1勝4敗・防御率2.27」と少ない登板ながら防御率は2点台だったため、2015年以来となる2ケタ勝利が期待されていた。 ただ、迎えた同年シーズンは4月までの4登板で「1勝1敗・防御率.5.94」と安定感を欠き、同月21日に二軍に降格。その後7月4日に再昇格したもののそれ以降は登板機会がほとんどなく、最終成績は「7登板・1勝1敗・防御率7.11」に終わっている。 2020年のOP戦では、ロッテ・種市篤暉が「2登板・0勝0敗・防御率1.00」で最優秀防御率を獲得。その後のシーズンでも7月までは「6登板・3勝1敗・防御率2.20」と先発ローテの一角をしっかり務めていた。 ところが、8月1日の楽天戦で「5回2/3・8失点」とKOされた種市は、翌2日の抹消後に右ひじの故障が発覚。これにより9月14日に右肘内側側副靭帯再建手術を受けたため、「7登板・3勝2敗・防御率3.47」という成績でシーズンを終えることとなった。 苦戦が相次いでいるここ3年のOP戦最優秀防御率投手たちだが、OP戦で好成績を残したことで他球団のマークが強くなったことが苦戦の主原因として考えられる。また、調子のピークを早く持ってきてしまい、シーズンに入る頃にはピークアウトしてしまったという見方もできるだろう。 一方、それまで通算64勝の西が苦しみながらも2ケタをクリアし、同17勝の東明、同8勝の種市が今一つだったところを見ると、後者2名は他球団にはめられた可能性もある。OP戦ではバッテリーが相手打者にシーズンとは全く異なる配球をする、いわゆる“撒き餌”を行うこともしばしばだとされるが、この両名については実績が伴わないまま一軍起用させるため、相手打者がわざと打たなかった可能性もあるかもしれない。 ただ、投打の違いはあるが昨季はOP戦首位打者の阪神・大山悠輔が「116試合・.288・28本・85打点」といった好成績を残し、それまで数年“タイトルホルダー”の不振が続いていた流れを覆してもいる。OP戦最優秀防御率についても近年続いている負のジンクスが止まる可能性はあるが、今年の最優秀防御率投手は果たしてシーズンでどのような成績を残すのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月17日 20時30分
今季の阪神、MVP投手は西ではなく秋山?「規定投球回には足りなかったが…」中西元コーチの主張に賛否
元阪神投手コーチで野球解説者の中西清起氏が、16日放送の『虎たまプレミアム』(ABCラジオ)に生出演。自身が選ぶ今季のチームMVP投手を発表した。 今回の放送で中西氏は、自身が思う今季の阪神におけるMVP選手を投打それぞれ1名ずつ発表し高評価だった点などについてトーク。その中で、今季先発として「18登板・11勝3敗・防御率2.89」の成績を残した秋山拓巳を投手のMVPに選んだ。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 今季の秋山の投球について、中西氏は「規定投球回には足りなかったが、11勝して貯金を8個作った」とコメント。秋山は今季の投球回数が112イニングと規定投球回(120イニング)にはわずかに届かなかったが、投球回数が少ない中で8個の貯金を作った点を評価した。 中西氏は続けて、「(今季は)インサイドのボールをうまく使っていた。どちらかというと外(のボール)が7〜8割の投手だが、インサイドのボールを使って(相手打者に)外のボールを絞りづらく、踏み込みづらくした」と発言。今季の秋山は得意コースである外角への投球を最大限生かすため、あえて内角を積極的に攻め相手打者に意識させるなど投球の変化が見受けられたと指摘した。 これまでの秋山は外角へのコントロールは良かった一方で相手打者の内角、具体的にはひざ元や胸元へのコントロールは少々甘かったという中西氏。「(今季は)そこをきっちりコントロールできたのが大きかった」と、内外角の投げ分けを身に付けたことが好成績につながったと語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「勝ち星も防御率も文句ない数字だから納得の選出」、「与四死球数(四球12個・死球0個)低かったし、今年はとにかくコントロールが冴え渡ってたな」、「巨人相手になかなか強かった(1勝1敗・防御率2.57)から、来季はこの調子で巨人キラーになってほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「西の方が数字良いけど中西さん的には秋山なのか」、「西の名前は特に挙げてなかったけど、そんなに秋山の方が評価高いのか?」、「西に比べて前年とのギャップが大きかったのが理由なのかな」といった、同僚の西勇輝を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「秋山と西は今季勝ち星こそ11勝で同数ですが、防御率、投球回数、奪三振数、QS数などの数字はいずれも西の方が上。こうした数字だけを踏まえれば西の方がチームMVPにふさわしいという見方もできますが、前年からの貯金増加数でいうと西が4個、秋山が7個と、秋山が西を2倍近く上回っています。西は昨年も2ケタ10勝を挙げる活躍を見せていますが、一方の秋山は当時プロ8年目・26歳だった2017年に12勝を挙げるも、翌年以降は5勝、4勝と今一つの成績に終わった投手。中西氏は秋山が過去2年の不振を乗り越え、首脳陣にとってうれしい誤算となった点も高く評価しているのかもしれませんね」(野球ライター) 秋山の貢献もあり、チーム防御率(3.46→3.35)、先発防御率(3.90→3.38)のどちらも昨年から数字が改善した阪神。昨年の今頃は一部から「終わった」という声も挙がっていた秋山の復活を、中西氏も心強く思っているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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